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生育歴⑤

生育歴④からの続きです。

社会人7年目

結婚してわりと早めに妊娠して、7年目の時に出産しました。流産や酷い悪阻を経てだったので、身体的にも精神的にもボロボロになりました。
妊娠前から自分の子どもに障害があったら?とはもちろん考えました。でも子どもはほしかったです。

社会人8年目

育休を取得しました。子どもはとにかく寝ない子で、自分も全然寝られず今思い返すと抑うつ状態だったと思います。
子どもが寝ないことを気にしすぎて自分もますます眠れなくなり、子どもに睡眠障害があるのでは?発達障害があるのでは?等々、色々考えてしまいました。

社会人9年目

4月に保育園に入園できたので、仕事復帰しました。
眠れないのは子どもが2歳過ぎまで続いたので、仕事もしんどかったです。
睡眠の問題以外にも、発語がなかなか出てこなかったので何か障害があるのではとやや思い詰めてました。自治体の医師、保健師、心理士に相談したりもしました。

社会人10年目〜

結局、時間の経過とともに子どもは朝までぐっすり眠れるようになり、発語も追いついて今では何も気になりません。
産む前はどんな子だとしてもと覚悟していたつもりですが、知識だけはある分右往左往してしまいました。
すでに子どもは妹の精神年齢を超えており、色々な人がいることを認識しつつあります。
この先もしかしたら、子どもも叔母が知的障害者ということで何か嫌な思いをするかもしれません。嫌な思いをして母である私を恨んだり、叔母である妹の存在は隠して生きていくことを望むかもしれません。私のエゴで私の子どもにしてしまったので、その覚悟はしています。子どもが生きやすい選択をして良いと思います。でも、妹なりに私の妊娠出産を喜んでくれて、大好きだと思っているんだよということは伝えたいです。
今は将来子どもになるべく負担をかけないよう、自分の老後や親なき後の準備をしていこうと思っています。昔から早く死にたいと慢性的な希死念慮がありましたが、子どもが生まれてからは妹より一日でも長く生きることが目標になりました笑 子どもの存在に自分も助けられています。

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