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無理してインスタ映えを作るのはもうダサい。海外では「ありのまま」の投稿がウケている

インスタグラムで日夜繰り広げられる“映え”の応酬。日常を加工・編集することである種の非日常を見せつけ合うことが当たり前になっているわけだが、インスタ上の新たなムーブメントが起きておる。

つくりこんだ投稿が飽きられ、ウソのない「ありのまま」の姿が求められ始めたのだ。“インスタ映え” が2017年末に流行語になり、翌2018年には老若男女がインスタグラムを使用するようになって以来、たくさんのトレンドやブームが生まれては消えていった。

フォトジェニックな写真や憧れの的となるような素敵なライフスタイルがSNSにはあふれ、本当の現実とは異なるもうひとつの世界として、非日常を演出するユーザーが多数派を占めていた。

ところがここ最近は、加工など修正がされていない「ありのまま」のありふれた姿をインフルエンサーたちがオープンにし始める現象が海外を中心に昨今続いている

たとえば “ボディポジティブ” というムーブメントは、モデルを代表するこれまでのスキニーな体型こそが美しいという概念を超え、プラスサイズもどんな身体であってもありのままが美しいのだという考え方であり、この流れはとうとうファッション業界に現実的に影響を及ぼすほどになった。

そのようにしてインスタグラムを発端に、これまで1つの絶対的基準しか存在し得なかった領域にも、多様なあり方を受け入れようという考え方が静かに現実化しており、ウケを意識してつくり込まれた写真よりも、逆にリアルさが感じられるものやウソのない投稿が求められる傾向が起きている

共感や影響力の強さを計る指標に大きく影響を与えていた “いいね” の非表示は利用者らが過剰にいいね数を意識し、メンタル的に不健全な状態になることを防止するために始まった背景がある。

「フォトジェニックではないが、ギャグなど面白く個性的な投稿」「文章に思いがあったり、情報として自分のためになるもの」「その人らしい投稿」「自己満足な投稿ではなく、しっかり見る側へ向けた投稿になっている」などフォトジェニックや美しい世界観よりも人としての個性がはっきりしたものや、他者とのつながりを意識している姿勢そのものが評価あれる傾向がうかがえる。

昔は楽しいことを載せてたけど、最近のわたしはインスタに全く力を入れていない。そんなムダな時間は勉強とか意義あることをする時間に変えた方がいいと感じたのと、単純に飽きたのだと思う。

海外のインフルエンサーが、こぞってYouTube上でブログを始めている。インフルエンサーの発信するツールが、ツイッター、インスタ、そしてYouTubeと移行してるのだ。写真とかストーリーとかでしか見せることができなかったけど動画はパーソナリティーな部分ががっつり伝わります。

これからは「広く浅くより、狭く深く」そんなSNSが流行るのではないでしょうか。


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