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阪神タイガースは一致団結して藤川球児に250Sを諦めさせなくてはならない。

震えるつま先 高なる鼓動 何度も何度も胸に手をあててみた
見えないハードルにつまづいた時 あなたの気持ちが少しでもわかりたくてスタジアムに響き渡る歓声を吸いこんであなたはゆっくり立ちあがる every little thing あなたがずっと追いかけた夢を一緒に見たい
every precious thing 奇跡のゴール信じて今大地を踏み出した       ――――リンドバーグ「every little thing every precious thing」

先日、引退する意思を発表した阪神タイガースの藤川球児投手は、引退会見で、「最後に優勝したい。」と述べた。

1999年に阪神に入団した藤川は「3回くらい優勝したい。」と述べた。2003年と2005年に阪神は優勝したものの、阪神タイガースは2005年以来優勝から遠ざかっている。

ところで、藤川は現段階で日米通算245Sであり、名球会の加入条件の250Sまであと5セーブである。しかし、今年の藤川の状態は、全盛期からほど遠く投げるだけで試合を壊しかねない。のこり5Sを今年達成しようとするならば、シーズンを捨てることと同じになってしまうのだ。

しかしそれは藤川の望んだ形ではないだろう。彼は、チームのために貢献してきた男であり、彼のためにチームが貢献することなどは望んでいない。

チームの優勝が絶望的になれば、今年はCSもないので無理やり250Sさせる可能性があるが、藤川のためを思ってここは何が何でも優勝を狙っていくべきだ。

そして、歓喜の瞬間を迎えたチームの中心にいるのは、「矢野さん」と「球児」。そんなシーズンにしてほしいものだ。


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