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段取り8割、現場2割

おはようございます。夕飯を作る際、cook doに頼る事に少し躊躇う癖があるmotomです。
#手作りに拘ろうとする親のエゴ
#味は完全にcook doのが上

さて今日はお仕事中をする中で、
準備する段階と現場で作業するという段階がありますが、どちらにどれだけの労力をかければ現場がスムーズに進むかという点についてお話ししたいと思います。

結論現場への配慮と成果物の質は相関関係にあるんじゃない?という方向にいきそうです。

▼戦う前に勝負は終わっている
これは孫子の兵法にも書かれている有名な格言ですが、現代のあらゆるシーンにも通ずる普遍の真理だと思っていて、
ことビジネスにおいては色濃く結果に結びついていると実感します。

僕らの仕事の特性上、厨房機器を第三者に貸し出すビジネスですから、厨房機器を使用する現場というものが必ず存在します。
冷蔵庫を1台貸して下さーいという案件から、
東京五輪で約40箇所の厨房そのものを造って下さーいというどえらい案件まで多種多様。

特に規模が大きくなればなるほど必要なヒト・モノ・カネ・時間が相対的に増えていくので、マネジメントする難易度も同じ様に上がります。

全ての資源が有限である中で、僕らはこの段取りにかなりの時間と労力を費やします。全体の労力を10とすると8を段取りに割く感じです。
何故ここまで段取りに重きを置く必要があるのか。

▼現場では必ずメッキは剥がれる
まず段取りとは何処からどこまでの事を指すのか。
ここをハッキリしておこうと思います。
人によって多少捉え方は違うとは思うが、
僕は現場に乗り込む前のプロセス全てと定義していて、

過去数々の現場を経験した中で共通してるなと思う点が、この段取りが甘いチームは総じて現場でのトラブルが多い印象があります。

段取りは現場への気配りと想像力の総量で、
スムーズに事が進むかが決まると思ってますが、現場ではその総量がはっきりと体験できるので、この現場は段取り不足だなと直ぐにバレてしまいます。

その体験こそ作業がスムーズに進まないということ。
#何もできない待ち時間とか生まれたりする
#余計にかかった労力とかの対価は貰えなかったりもしばしば
#とほほ

もちろん自分達の段取りだけでは防げない事態も起こり得ます。急な天候不良だったり、自分達以外のチームでの段取り不足が影響したりと。
現場では予定通り進むことはまずあり得ないので、その為に僕らは段取りと現場のバランスを重視するのです。

段取り10にしようとすれば過剰なヒト・モノ・カネ・時間を投下することになり、且つ現場で不測の事態に対する柔軟性をも損なわれ、結果的にだれもハッピーにならなくなるからです。

つまりは段取りの質を高める事が人への気遣いに繋がり、それ即ち現場のスタッフのみならず顧客に対しても安心・信頼に結びつくのではないかと思います。

皆さんはどう思いますか?

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