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2月4日から始まる『北京オリンピック』令和の「日の丸飛行隊」はあるのか⁉

2月4から始まる『北京オリンピック』。実は51年前には日本の札幌でも冬季オリンピックが開かれていたのを知っていましたか?

北京オリンピックがいよいよ開幕です!

いよいよ始まる『北京オリンピック』。お隣の国とはいえ、オリンピックを開催する前は問題が色々と露呈しますね。
日本でも東京オリンピック開催までは、本当にあれこれ大変でしたもんね。

1972年「札幌」で開催された冬季オリンピック

冬季オリンピックの日本開催都市と言えば『長野オリンピック』を思い浮かべる人も多いと思いますが、実は1972年2月3日~2月13日まで北海道の札幌でもオリンピックが行われていたのです。

1940年に一度開催が決定していた札幌オリンピックは、日中戦争の影響により開催権を返上。その後、1972年にやっと冬季オリンピックが札幌にやってきました。このオリンピックは、札幌の街を色々と発展させました。たとえば札幌市営地下鉄や、札幌市内の地下街。札幌に行くと、この2つがあるからっこそ、移動や買い物がグッと楽になると感じることも多いのではないでしょうか。これも札幌オリンピックの恩恵とは知りませんでした。

札幌にある2つのジャンプ台

札幌オリンピックでジャンプの会場となったのが「大倉山ジャンプ競技場」

札幌オリンピックでジャンプの会場となったのが「大倉山ジャンプ競技場」と「宮の森ジャンプ競技場」です。「大倉山ジャンプ競技場」は、スキージャンプ90m級(現ラージヒル)。一方、「宮の森ジャンプ競技場」は、70m級(現ノーマルヒル)です。

現在もよく使われている「日の丸飛行隊」という言葉。
原田雅彦、岡部孝信、そしてレジェンド葛西紀明などを指す言葉かと思い調べてみたら、実はこの言葉が生まれたのは札幌オリンピックからでした。
確かに「日の丸飛行隊」ってレトロな表現ですもんね。

「日の丸飛行」が誕生した経緯

札幌で行われたオリンピック。そのジャンプ競技の70m級に登場した日本選手の笠谷幸生、金野昭次、青地清二。この3人がメダルを独占し、表彰台に3つの日の丸が並んだところら、この「日の丸飛行隊」と言う言葉が誕生したようです。
オリンピックでは様々な名言も生まれ、たとえば「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ」や、記憶に新しいところでは「13歳、真夏の大冒険」なんてフレーズもありました。

そのあとに行われた「大倉山ジャンプ競技場」の90m級(現ラージヒル)ジャンプにエントリーされた笠谷幸生。メダルの期待も当然、高かったのですが、結果は残念なことに7位。メダルには手が届きませんでした。しかし半世紀に及ぶあいだ「日の丸飛行隊」という言葉は、色々な選手の代名詞となっています。

現在の「大倉山ジャンプ競技場」

頂上まではこのリフトでアッと言う間

そして「大倉山ジャンプ競技場」は、今や観光名所です。頂上まではリフトで行くことが出来ます。地上307mの大倉山展望台からは、大通り公園、札幌の市街地が一望できます。

ジャンプ台からは笠谷選手や、各国の一流選手が見たのと同じ? 景色も堪能できます。なんて悠長なことを書いていますが、一度立ってみてください。この高さ! ここから空に向かって羽ばたく選手ってすごいなと改めて思います。

北京でも「日の丸飛行隊」は叫ばれるのか⁉

北京オリンピックに出場する「日の丸飛行隊?」の面々は9名。
メダルが期待されている小林陵侑選手。平昌五輪に続く2大会連続のメダルが期待される高梨沙羅選手に注目が集まりそうです。

オリンピックは選手の活躍が一番の見どころですが、札幌オリンピックから引き続きアナウンサーは「日の丸飛行隊」と絶叫するのか! 私としてはこちらも興味津々で観たいと思います。
さあいよいよ「北京オリンピック」スタートです!


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