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しーちゃんの自慢料理「自然薯汁」を食べました!

最近は「自然薯」はメジャーになってきましたが、昔はそれほどではありませんでした。でも私たち家族はよくしーちゃんが作る「自然薯汁」を食べていました。それは絶品で、誰も真似できない味です。

しーちゃんにかわり、今年のお正月は私が自然薯汁づくりに挑戦!?

自然薯、今はかなり認知度が広がりましたが、昔は地元の人しか知らない隠れたごちそうでした。しかも今の自然薯は、栽培しているものですが、以前は自然に生えているものも結構あって、知り合いが掘りに行っては、それを頂いていました。
自然のものはコクとうまみが違います。
味が濃厚で、まさに元気になる味です。

しーちゃんはその自然薯の皮をむいて、だし汁で伸ばして作る「自然薯汁」が本当に上手です。
しかし今はもう作ることができません。
なので今年のお正月は私が挑戦しました。

しーちゃんに包丁を渡してみたら、アッと言う間に皮がむけた

まず芋の皮を剥くところから大苦戦。
ツルツル滑る芋の皮をむくのはピューラでは無理。
しーちゃんがじっとこちらを見ているので「ちょっとやってみる?」とピューラを渡すと、ムズッと包丁を手にとり、器用に皮をむく。
うまい、うまい。「すごいねー、すごいね」とほめていたら、アッと言う間に全部むいてしまいました。

芋をすりおろすのもしーちゃんにかかればアッという間

今度は芋をすりおろします。
これも私は大根おろし器の機械を使い、ポンポンポンポン芋を入れていく。
そしてガーと混ぜるのですが、グルグルと回るものの、思うようにならない。

するとしーちゃんが「それじゃあダメだよ」と言って、古いおろし金を持ってきてスリスリスリ。
もうここまでくると、しーちゃんは台所に椅子を持ってきて、出汁をとろうとしています。

しーちゃんの自然薯汁が完成!

結局、ほぼほぼしーちゃんが作り、今年もおいしいとろろ汁を麦飯にたっぷりかけて食べました。
「できない」と思っていたけれど、本当はちょっとだけサポートすればできることがわかり「こいつは春から縁起がいいやー」と言う感じの幕開けでした。

来年もしーちゃんのとろろ汁が食べたいな。
がんばろう、しーちゃん!
しーちゃんの味、ありがたく頂きました。
しーちゃんは満足気で、満面の笑み。
私たちが「おいしい、おいしい」と言うたびに、しーちゃんも嬉しそう。
本当に、どんなごちそうよりおいしいよ!
しーちゃん、ごちそうさまでした。
ありがとう!

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