高齢者こそ、スマホは必需品！

今回は高齢者のスマホ事情について考えてみました。
あることがきっかけになり、高齢者こそスマホは必需品！と思ったのです。

しーちゃんはiPhoneを使っています

しーちゃんはiPhoneを持っています。
でもメールもしなければ、音楽も聞きません。ついでにlineもやりません。ただ電話をするのみ。
しかも相手は私と妹。それだけのためのスマホです。

ならばiPhoneでなくてもいいのでは？と思う人もいるかも知れません。
いやいや、そもそも電話がいるのか？と言う人もいるでしょう。
しかし高齢者にとってスマホは意外と必要だったりするのです、実は。

ガラケーユーザーからスマホユーザーへ

しーちゃんはガラケーユーザーでした。
しかしガラケーが壊れ、そこで悩みました。
このままガラケーにするか、それともスマホにするか。
しかしいずれガラケーは無くなります（……と言われています）。
いつかはスマホになるなら、まだ頭がしっかりしているうちにスマホに慣れておこうという考えから、ガラケーをやめてスマホにしました。

トップ画面はシンプルにしたかったのに……

最初、らくらくフォンを買おうと思ってドコモにいったのですが、知っています、らくらくフォンってTOP画面が自由にかえられないんですよ。
だからトップ画面を電話だけにしたかったのに、写真とかメールとかゴチャゴチャしていて反対にわかりずらいイメージでした。
らくらくフォンは、文字が大きいだけなので、写真やメールをする活動的なシルバーにはおすすめです。
しかししーちゃんには合わなかったので、結局AQUOSにしました。

下から上へのスワイプ、これが意外と難しかった

AQUOSはトップ画面を電話だけにできました。
しかも画面が大きい
でも電話がかかってきたときに、画面を下から上にスワイプしなければいけないけれど、これがしーちゃんには難しかった。
スワイプと言う認識がないのです。
ついでにアンドロイドは「アプリを更新してください」というお知らせなどがいっぱいくる。
これもこまってしまいましつぁが、イチバンの理由はアンドロイドを私たちが使ったことがない。
だから使い方がよくわからなかったのです。

結局、私が使っているスマホがイチバン

で、私たちが使っているiPhoneをしーちゃんに買い直しました。
使い勝手がいいようで、AQUOSに比べて、電話に出られる割合が格段にアップした。そして電話をかけるまでは無事クリアしました。

高齢者がスマホを持った方がいい理由

そんなしーちゃんのスマホ事情とは別に、高齢者がスマホを持った方がいい理由は、最近おじが突然入院をしました。
自営業のおじは、家にいるためスマホは必要なく、専業主婦のおばもスマホを持ってはいませんでした。

しかし病院は、まだ面会は思うようになりません。
おじの病院も例外ではなく、おばとも会えない日々です。
しかし入院していたら、色々と連絡が必要になります。
特におじのように、自営業を放りなげての入院は事後処理が大変。
しかも手術を控え、検査、検査、検査の毎日。
ベッドから思うように起きることもだんだんできなくなり、公衆電話まで歩くこともままならない日々です。

この状況を見た私は、スマホを2台調達して渡しました。
しかし面会ができないため、使い方を説明できない。
マニュアルもほぼないスマホのため、私はお手製のマニュアルを作りわたしましたが、やはり限界が……。
おじは電話をかけることはできるようになりましたが、おばからの電話に出ることができません（なぜかはわかりませんが……）。
結局、おばはスマホに電話をし、それを確認したおじが折り返し電話をするというやり方で現在は落ち着いています。

高齢者こそスマホを持とう！

おじとおばのことがあり、私は高齢者こそスマホを持つべきだと思い始めました。
高齢者は突然、入院するリスクが高いです。
しかもまだまだ病院は面会が思うようにできないのが現実です。
だとしたら、今、直接会えるうちにスマホを渡して、慣れてもらうのが良いと思うのです。
さらに高齢者＝らくらくフォンと言うイメージですが、これが理解度と、好奇心、そしてやる気によって違います。

年末年始、親や祖父母と会う機会もあると思います。
ぜひ量販店や携帯会社に行き、使いがっての良い機種を一緒に選んでください。

ただし最初からあれも、これもと欲張らず、lineとか、メールは後回し。とりあえず、電話のかけ方とでかたから始めましょう。
しーちゃんもおじも結論として、スマホを買ってよかった高齢者です。
高齢者こそ、スマホを持ちましょう！