安心して生き、死ぬことのできる社会を目指して -『だから、もう眠らせてほしい』を読んで
大学生の頃、英語のライティングの授業で「死」をテーマに英作文を書くという課題が出たことがある。
当時、オランダやベルギーが立て続けに安楽死を法制化して話題になっていたこともあり、私は「安楽死」を取り上げ、人が人として生きるために、安楽死は必要であると結ぶ英作文を書きあげた。
あれからもう15年以上が経つ。
この間、私は愛犬の安楽死に立ち合い、幾人かの親類と知人を見送り、2人の娘を授かった。
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