富士S　「軸馬分析」「最終予想」

「軸馬分析」とは

各年齢ごとの好走データを分析し、好走に必要な条件を抽出しています。
年齢ごとに分析を行うことにより、再現性が高くなり、好走への期待値も高くなります。
　年齢限定戦では、前走のクラスごとにデータ分析を行っています。
　前走のクラスごとに分析することにより、データ内のレベル差をなくし、データの再現性を高めています。

軸馬分析と一緒に「最終予想」も行っています。
　データで抽出した馬だけでなく、個人的な予想を含めた最終予想の印と、推奨馬の簡単な考察を書いています。
　良ければ参考にしてください。

その他の配信コンテンツ

ツイッターにて
色々な条件に該当する推奨馬を配信してます。
良ければこちらもどうぞ！
↓↓↓
https://twitter.com/mt16366523

ブログで、「穴馬分析」というのも配信しています。
過去５年間で、５番人気以下で好走した馬を分析し「複数の好走条件」に該当する馬を推奨馬としています。
「穴馬でも好走できた」条件ですので、好走への期待値が高くなります。

↓↓ブログへのリンク↓↓
https://motokichi11.hatenablog.com

富士S　軸馬分析

３歳　　　0-1-0-16　　
４歳　　　4-1-1-7
５歳　　　1-2-4-14
６歳以上　0-1-0-22

３歳好走データ

過去の好走は、NHKマイル勝利のラウダシオンのみです。
データでの該当馬はなしです。
ホープフルS勝利経験のあるダノンザキッド・NHKマイル２着のソングライン・NHKマイル３番人気も落馬したバスラットレオンと惜しいケースはあるのですが、はっきりと推奨できるデータがありませんので、今回は推奨馬なしとします。

４歳好走データ

ノーザンファーム・社台ファーム生産馬
前走重賞
前走1600or2000m

4-1-0-0
勝率　　80.0％
複勝率　100
単勝回収値　410
複勝回収値　218

該当馬
アルジャンナ

５歳好走データ

父サンデー系
前走重賞
前走初角４番手以下

ｓ1-2-3-2
勝率　　12.5％
複勝率　75.0％
単勝回収値　56
複勝回収値　167

該当馬
ザダル

６歳以上好走データ

前走GI
父サンデー系

0-1-0-2
勝率　　0
複勝率　33.3％
単勝回収値　0
複勝回収値　66

該当馬
ワグネリアン

軸馬分析からは３頭を推奨馬とします。

「最終予想」

◎アルジャンナ
　「軸馬分析」「穴馬分析」両方で該当しています。
　膝の手術により９ヶ月の休養後、復帰４戦目。復帰後もディープインパクト産駒らしい末脚を披露してくれていますね。富士Sではディープ産駒の成績がいいのも押せる材料です。
　末脚特化型であり展開に左右される点があるのは気になるところですが、東京競馬場なら32～33秒台の末脚を求められる展開になることも多いため期待したい１頭です。
　ルメール騎手の継続騎乗も心強い点ですね。
　金曜日に少し雨が降ったのは割引材料と言えるかもしれませんが、メインの頃までにはしっかり乾いて強烈な末脚で交わしきってくれることに期待しています。

○ロータスランド
　安定感の高い馬ですし、先行して押し切るスタイルは軸にも向いていると言える馬ですね。
　金曜日の雨は少量ですのであまり期待できるほどではないですが、内側から乾く東京ですので、先行しつつ番手を取れれば有利に展開を進められるのはこの馬かなと思っています。
　◎の馬よりも安定感と言う面では軸向きな馬ですので、しっかりと好走してくれることを期待したいです。

▲ソングライン
　データでの該当はありませんでしたが、NHKマイルカップでシュネルマイスターとハナ差の２着というのは評価すべきでしょう。
　左回りでの成績が安定しているところも押せる材料です。前走は古馬との初対決でしたが、スタート後、左右から挟まれる不利もあった中での３着ですので十分評価していいと思います。
　今のところ、34秒台の末脚を使っての勝利というのがやや気に掛かる点ではあるが、今回は先行馬が揃ったメンバー構成のため、スロー展開にはなりにくいと予想しています。
　東京マイルの１枠は死に枠ですね、３歳の牝馬にはちょっと厳しいところがあるのではないでしょうか。

△ザダル
　前走は１番人気ながら13着と残念な結果になってしまいました。
　前走は外枠有利な展開となり不運だった面もありましたので、見限るのはまだ早いかと思います。
　東京マイルがこの馬にとってはベストな舞台だと思うので、適正に期待したいと思います。
　インを突く競馬ができるなら勝負は分からないでしょう。

△ワグネリアン
　長い間、勝利からは遠ざかってますが、基本的にGIのレベルの高いレースでの負けが続いているだけなので、馬自身が劇的に弱くなっているとは思っていません。
　マイル戦というのが初めてなのですが、案外速いペースへの対応はできるのではないかと考えています。
　先日のマカヒキと同じく金子オーナーのダービー馬の復活。あってもいいんじゃないでしょうか？

　３歳馬が人気になっていますが、どこかしら不安要素を抱えている馬ばかりです。ソングラインは印を回していますが、枠が少々厳しいと言うのが、個人的な感想です。ダノンザキッドに関しても長期休養明けであり、左回りより右回りのほうがパフォーマンスを上げそうな馬ですので、今回は様子を見たいを思っています。