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気づきのメンタルヘルス(プライドと義理①)

ABC理論の説明

感情には構造があります。それがABC理論です。この方法を使うと自分の思い込みに気づきやすくなります。自分の認知/思い込み(B:Belief)に気づくと楽になることがたくさんあります。以下を参考にして、やってみてください!

ABC(DE)理論とは、感情の構造を以下で示したものです。
A Acrivating event(出来事)
B Belief(信条、認知、思い込み)
C Consequence(結果、感情)
D Dispute(反論、アドバイス)
E Effects(望む結果、Dによる効果)
以下は時系列でA→C→B→E→Dで書いています。
あくまで私の例なので、認知は人によって違います。
参考にしていただけれた幸いです。
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感情の構造と解説

A(出来事):仕事で死にそうな時に、嫁さんに娘を連れて実家に行っていいかと聞かれた
C(感情) :ちょっと引っ掛かりを覚えつつ、行っていいよと言った
B(認知) :義父母には孫の顔を見せるべき
E(望む結果):今年は行かないでくれると言える
D(反論・アドバイス):一回くらい行かなくても大丈夫じゃない?時期を変えて行ってもらうとかもいいんじゃない?

この話、トラブルプロジェクトでの仕事がピークかつ、肉体的、精神的に限界に近づいていった時期だったと思います。この時、義父母には孫の顔を見せなければならないという思いだけで、二つ返事で行っていいよと回答しましました。

頭もあんまり働いていなかったので、無意識で答えたと思いますが、~べきがそれを言わせたのだと思います。

今思えば、帰ってきて玄関で力尽きて一瞬ですけど、寝てしまったりしていた時期なので、最悪の場合、そのままってことも可能性はあったのかもしれません。その時、家族がいれば、助かることもあると思います。

もう少し頭が働いていれば、今回は行かないでもらえないかなとか言えたのかもしれないなと、今は思います。
男のプライドと昔ながらの義父母への義理がこの回答をさせたんだと思います。

今なら、行かないでと言えるかもしれませんね。

状況によりますが、甘えてしまってもいいのだと思います。
わたしの世代にはなかなかハードルが高いとは思いますが、こういう時は自分ファーストでいいと思います。

なかなか言えないんですけどねぇ。。。

その時の状態を可能な限り把握しましょう!限界はあるんです。

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