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①DV夫に耐えきれず着の身着のまま2歳のこどもを連れて家を出た女性。住む所すらないところから人生を立て直せるのか

10年くらい前、離婚争い真っ最中の女性から、私は毎日のように悩みを聞いていた時がありました。

一緒に情報を集めたり、解決策を調べたりしました。

当時その女性は20代半ば、彼女とは独身の時から知り合いでした

他にも共通の知人がいたりして、できちゃった婚してこどもが産まれたことなどは聞いていました

結婚後には
「最近はいつもこどもと近くのイオンに行っている」などとメールしたりして、母親やってるんだなぁと思っていました

彼女たち夫婦は、夫の実家で夫の両親たちとも同居して生活しているようでした

その後、半年以上ぶりに連絡を取ったところ、彼女はすでに夫と別居していることを知らされ驚きました。

久しぶりに連絡を取った彼女からのメールには
「実は、夫との結婚生活に耐えきれずに一か月前にこどもを連れて家を出てきた。今はこどもと二人で住んでいる。」

少し事情を聞くと、どうやら結婚当初から夫に苦しめられ続けていたようでした
 

 気に入らないことがあると大声で長時間怒鳴りつける夫

 夫婦関係に限らず、仕事や人間関係など、妻にはまったく関係の無いことでも、イライラした時は彼女に八つ当たりしてきたそうです
 

例えばこんな話を聞きました

 その夫は朝自分で起きられない。
 毎朝夫を起こすのは妻の役目だったそうです。(そんな夫がこの世にいること自体仰天でしたが)
 ある朝何度起こしても起きない。
  彼女が何度も起こすと逆に「うるせー!疲れてんだ!。今日は休むから寝かせろ!」と言われた
 そのため彼女は起こすのを止めた。
 

しばらく経って目を覚ました夫は時計を見て彼女に怒鳴り散らしてきた
 「なんで起こさない!。完全に遅刻だろ!これで会社で立場悪くなったらお前が責任取れ!」

 この話を聞いた時は作り話かと思ったくらいですが、世の中にはこんな夫が実在するそうです

 
 また、こんな話も聞きました
 この夫はこどもが生まれてからもよく飲み歩いていたそうです。
 ある晩も飲みに行っていた。彼女がこども(1歳くらい)と一緒に寝ていると、深夜1時頃に夫から電話が掛かってきた。

 彼女が半分寝ながら電話に出ると「おい!終電なくなったから車で迎えに来い。こっちは仕事して疲れてんだ!どうせお前は家でこどもとゆっくり寝て楽(らく)してんだろ。」

 こどもと寝てる妻にこういう電話をするだけでも驚きですが、実はこの電話、もっと驚く大前提があるんです。

 この彼女運転免許持ってません
 もちろん夫ですからそんなこと知ってます
 知ってて言ってるんです。彼女が困るしかないのを知ってて。
 
 そう言われても彼女にはどうすることもできません
 彼女が返答に困っていると
 「役に立たねぇな!タクシー代掛かるのはお前のせいだからな!」
と言って電話を切ったそうです

 
 また、このような暴言だけでなく、モノに当たり散らしたり暴れることもあった。
  彼女の顔のすぐそばの壁を殴る
 そのため、家の中の壁はあちこち穴が開いていたそうです
 彼女自身が殴られたり怪我をさせられるということはなかったと言っていました

 夫の両親も素晴らしい方たちだったようで、飲酒運転の常習者
 生まれたばかりのこどもを乗せる時でも平気で飲酒運転を繰り返していたと言っていました

 バカ息子の行いに対しても叱責することもない。

 離婚を検討しておいた方がいい夫(妻)の要素その①
 結婚相手よりも、元々の親子関係の方を優先する

 
 例えば、嫁姑対立で、夫が自分の母親(妻からみたら姑)の味方ばかりするようなら、その夫とは離婚を検討しておいたいいです。

 義父母についても同じです
 結婚した夫婦のことにいちいち干渉してくる
 その際、中立ではなく自分のこどもの肩ばかりもつ。
 
 こういう親を持つ結婚相手とは離婚を検討しておいた方がいいですね

 
 こういう義父母による苦痛は、数か月とかでは終わりません。何年という長期間に渡って苦しめられ続けることになります

 親離れ子離れできていないバカ親子はこの先も絶対に治りません。

 あと数年で死んでくれるなら別ですが、結婚している限り何度もあなたを苦しめ続けるでしょう

 

彼女の話にもどります
 このような夫や義父母との結婚生活が続き、彼女の心労は蓄積していった。

 そして、ついに耐えきれなくなり家を出ることを決意する。

 ある日、彼女にとって完全に限界を超えるようなことが起きた

 夫本人だけでなく、夫の親も原因でした。

 彼女は泣きながら隣接の県に住む自分の母親に電話した

すると 「あなた、もうそんなところ出てきなさい」と言われた

 彼女は家に誰もいない時に、ベビーカーに2歳のこどもを乗せ、ベビーカーに掛けられるだけの荷物だけを持って家を出た。

所持金は3万円もない。

 家を出てその後どうするかはほぼノープラン

 それでも彼女はその家にいることだけは耐えられなかった

  こうして別居生活は突発的に始まったのですが、家を出てからも彼女には壮絶な日々が待っていました

 まず、着の身着のままこどもを連れて家を出て、彼女はどうしたのか。

次回(次回以降は有料記事になります)⇒ようやく住む所が決まるまで

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マガジンセットはこちら⇒DV夫によってこども以外何もかも失った女性の最初の一年間

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