魚介・味噌・白湯ラーメンはなぜ美味しくなかったのか?

こんにちは、MOTOです。


私はかなりのラーメン好きです。

独身の頃は、毎週のようにラーメン屋の新規開拓を行い
お店ごとのランキング表などを作っていました。


今はそこまでのガッツはなくなったものの
家でも外でもラーメンを食べる機会があります。


そんな私の好みを考えてくれて
妻があるラーメンを買ってきてくれました。


そのラーメンとは

「魚介・味噌・白湯ラーメン」


魚介も好きだし、味噌も好き、白湯も好きだから
これは凄いラーメンになるんじゃないかという期待を込めて
麺とスープを口に入れました。


口に入れた最初の感想は…

「うーん、イマイチ」



確かに魚介も感じる、味噌も感じる、白湯も分かる。

だけれども、何の個性もないラーメンに仕上がっていたんですね~


まあ、考えてみれば当たり前のことなのですが

魚介には魚介の良さがあって

味噌には味噌の良さがあって

白湯には白湯の良さがあるんですよね。


それぞれの味がお互いに主張しあった結果

どの味も主張を通すことが出来ずにすべてにおいて
平均値に終わってしまった



という結果になってしまったわけです。


このラーメンを食べて、

なにか日本社会の縮図を見たような気がしました。


英数国理社と満遍なく勉強して
平均点80点を取った人間が社会に出ても

「ウリがなくてあまり使えない…」


それなら数学だけ常に100点で
あとは50点の人間の方が、合計点は低くても

「ウリがあって使える人間になります」


高度成長期の日本だったら平均型の人材が役に立ったんですが

これからの社会は平均型の人材は役に立ちません。


私が食べた「魚介・味噌・白湯ラーメン」も

別に不味くはないんだけど、もう一度食べたいとは思えない。


それなら魚介を突き詰めた癖の強いラーメンの方が
「また食べたい」と思えるんですよ。



これは実は競馬予想についても同じで

血統・実績・騎手・厩舎(外厩含む)・ローテーション・適性

など予想に使える要素は様々ありますが

全部を使おうとすると平均化して
何のウリもなくなってしまう。


ほどほどに当たって、ほどほどに外れ、終わってみたら平均点


このパターンに陥ってしまいます。


私達のイメージの中では色々なものを組み合わせれば

より良いものが出来上がる


みたいなイメージがあるかもしれませんが

実際はそうならないという事を意識しておくといいですね。


ゼネラリストよりもスペシャリストの方が強い時代なので

「魚介・味噌・白湯ラーメン」よりも
強い魚介、強い味噌、強い白湯を目指しましょう!!


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