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お釣りと善意と牛脂

音響鴉の吉田です。

相方の北村くんと自転車で難波パークスに行き、駐輪場に自転車を置いてネタ合わせをしていました。
ネタ合わせを終えて自転車を駐輪場から出す時、北村が財布が無いと慌て出しました。

僕が、駐輪場代150円を500円玉で払うから
そのお釣り350円を取って駐輪場代を払うように伝えました。その時に、
「小銭が増えないように150円丁度で払って」
と伝えたら、北村くんが、
「わかってるわ!」と怒鳴りました。

北村くんを待ってると「チャリン」という音が、聞こえてきました。

150円丁度で払っているのでお釣りは
出ないはずなんですが音が鳴ったのです。

恐る恐る北村くんに「お釣り見せて」と
伝えたら北村くんの手のひらには、
100円玉が1枚と50円玉が2枚ありました。

北村くんに「何で!?さっき言ったやん!?聞いてなかったん!?わかったって言ってたで!?」
と伝えたら・・・

北村くんが「変顔してて聞いてなかったんや!」と怒鳴りました。

僕は「・・・それなら・・・仕方ないな」
と言ってあげました。

なぜ北村くんは変顔をしていたのでしょうか。

自転車を出した後に、業務スーパーにひき肉を買うために寄りました。僕が、買い物カゴにひき肉と牛脂を入れてレジに進み支払う時に、10円玉を落としてしまいました。

僕が10円玉を拾おうとすると、北村くんが10円玉を急に蹴ったのです。北村くんに蹴られた10円玉はレジの下の取れない所に入ってしまいました。

僕が「何やってんの!?」と言うと
北村くんが「拾おうと思ったんや!小銭を落とした時は、踏んで転がら無いようにするやろ!」
と怒鳴りました。

そして北村くんが
「善意で拾おうとしたのに
何やってんの!?と言うな!」
と怒鳴りました。

僕がごめんと謝りました。

その後、北村くんがレジにひき肉を入れて、
なぜか、牛脂をコートのポケットに入れたので、

僕が「ポケットに牛脂を入れたことを忘れるからレジ袋に入れた方が良いで」と伝えたら

北村くんが「忘れへんわ!」と怒鳴りました。

帰宅して北村はレジ袋からひき肉を出して冷蔵庫に入れて、コートを脱ぎハンガーにかけていました。

北村くんは牛脂をポケットに入れたまま忘れていました。

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