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足元に餅が転がってきたとき、即座に拾えますか? 5月21日(日)の日記

5時15分におきる。
ミーはすでにおきてマイクラ。わたしはnote日記を書く。5時半にヒーがおきてきて、絵を描く。

みんなで朝ごはん。日曜日なので、ヒーが朝食を作ってくれる。

今日は午前中とあるイベントがあり、夫婦と娘で餅まきに参加。

移住してから初めて知った文化、「餅まき」。家の上棟式とか店舗のオープンとかのお祝い事でお餅をまく儀式。

小学生くらいのころ、関東に住んでいたときにコンビニのオープン(だったと思う)で一度だけ、何かを投げるイベントに出たことがある。お金を撒いていたような記憶があるけど、もしかしたら餅も投げていたのかな?

わたしは欲望丸出しの姿を人前でさらすことにどうしても抵抗があるので、餅まきイベントには本気になれない(身体もヒョロヒョロしてるので、下手したら怪我をするくらい激しいイベントではある)。

そんなわけで、ちょっと遠巻きに見ている側になるんだけど、そんなエリアにもときどき餅は飛んできて、足元にコロコロ転がってくる。

必死に拾ってる姿は見られたくないけど、転がってきた餅は反射的に欲しくなる…!(これはもはや生存本能?)

(あら、なんか餅が飛んできたわ。誰もほしい人いない?いない??そんならわたしが拾っとこうかな…)くらいのポーズを取ってから拾おうとする。

…けれど当然、そんな自意識過剰な姿をあざけるかのように、猛者たちは餅をかっさらっていく。

この日は知り合いのイベントだったこともあり半分身内感もあったので、遠慮してますます拾えず。わが家の戦果は、娘が子どもエリアで勝ち取ってきた丸餅2個だった。

それにしても、一見大人しそうなおばあちゃんが、大股にひらいた足を踏ん張り、腰を低くして機敏に餅を拾っている姿は惚れ惚れするものがある。

欲望は丸出しなんだけど、なんか清々しいというか…、わたしもいつかあの域に達することができるんだろうか。

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