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GGPokerとは?レーキはどれぐらい?入金ボーナスとは?PokerStarsと比較!

先日、JOPTのサテライトがGGPokerで行われることが発表されました。

これを機にGGPokerでプレイし始めた方も多いのではないでしょうか?

GGPokerはどんなサービスなのか?PokerStarsでプレイするより得なのか?気になったこと調べ、メモ的に整理してみました。

目次

・レーキ
・初回入金ボーナス
・レーキバック

レーキ

プレイする上でまず気になるのはやっぱりレーキかと思います。レーキが高いルームはそれだけでやる気が無くなってしまいます。

PokerStarsのZoomとGGPokerにおけるZoomであるRush&Cashを比較します。

PokerStars (※2021/4/28 時点)

ポットに対するレーキの割合は25NLまでなら5%未満、50NL以上のステークスはすべて5%となっています。

キャップ(取られるレーキの上限)は卓についてるプレイヤーの数によって変わりますが、テーブルに6人いる場合でみていくと、50NL以下は4BBキャップ、100NLが2.5BBキャップ、200NLが1.375BBキャップ、500NLが0.6BBキャップです。

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GGPoker (※2021/4/28 時点)

ポットに対するレーキの割合は2NL~200NLまですべて5%です。

レーキキャップもすべてのステークスで一律で3BBとなっています。PokerStarsに比べてわかりやすいシステムですね。

また、テーブルに空席がある場合はレーキが発生しないとも記載されています。

サポートに問い合わせをしたところ、プリフロップでハンドが終了した場合はレーキは発生しないとのことでした。また、自分が払ったレーキとしてカウントされるのは自分がベットしてポットに入った分だけです。例えばSBとBBの二人がポットに参加し、最終的にそのポットから5ドルのレーキが徴収された場合、それぞれのプレイヤーが2.5ドルのレーキを支払った扱いとなるということです。


画像2https://en.ggpoker.com/poker-games/rush-cash/

ただ、PokerStarsにない要素としてCASH DROPというものがあります。
これは何かというと、2つ種類があって、ハンドが配られた時点でランダムでチップがプラスされ、そこからゲームを始めることになる運営のおせっかいと、問答無用でキャッシュバックされるという天からの恵みの2種類です。

「要はレークバックでしょ?」と思った方もいらっしゃると思いますが、CASH DROPの原資としてレーキとは別でポットから取られます
(徴収されたレーキからもCASH DROPに回している分があるかもしれないですがよくわかりませんでした。)
具体的には、ポットが30BB以上になると1BBを徴収されるようです。

6人卓の50NLで30BBポットをプレイした場合、PokerStarsだと
30BB * 5% = 1.5BB のレーキですが
GGPokerだと 30BB * 5% + 1BB = 2.5BBのレーキが取られることになります。
キャップも実質1BB増えるのでこれは大きいように思えます。

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CASH DROPは10BBから600BBまで存在している模様で、CASH DROPの金額が大きい場合は先述の天からの恵み扱いになるようです。(PokerStarsのSpin & Goで当選金額がデカい場合は負けてもお金がもらえるみたいな感じですね。)

テーブルに空席がある場合はCASH DROPは発生しないようです。
(CASH DROPの原資が徴収されるかは不明)

初回入金ボーナス

オンラインポーカーサイトではおなじみのプロモーションが初回入金ボーナスです。

PokerStarsの初回入金ボーナスは、600ドルまでの入金ボーナスと30ドルのボーナスのどちらかを選ぶことができます。

前者の入金ボーナスは、初回入金した金額と同額を上限として、レーキを払った金額に応じてキャッシュバックしてくれるものです。

後者の30ドルボーナスは20ドル以上を初回入金すれば30ドル相当のチケットとスターズドルを受け取れるものです。

ではGGPokerの初回入金ボーナスはどうなっているか?

GGPokerでも、初回入金金額と同額をキャッシュバックするか、100ドル相当のチケットorキャッシュのどちらかを選ぶことができます。

前者は600ドルのキャッシュバックが上限のようですが、2021年4月28日現在、国籍を日本と登録しているプレイヤーは入金金額の2倍の金額をキャッシュバックするキャンペーンをしているようです(このキャンペーンによるキャッシュバックの上限は1,000ドルまで)。なお、このキャンペーンが有効なのは初回入金から90日間とのことです。

後者のチケットとキャッシュで貰えるキャンペーンは、満額でもらうにはAll-in or Foldというゲームをプレイする必要があるようです(下図をご参考ください)。

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では、先程紹介したレーキの金額をもとに、25NL Rush & Cash で初回入金ボーナスを満額もらうために必要な時間を計算してみます。

1ハンドをプレイした時に払うレーキの平均金額は下の式で概算できます(レーキキャップを考慮に入れていない計算式です)。

(1ハンドあたりの平均ポットサイズ * 5% ) / 1ハンドあたりの平均参加人数・・・①

5ドルのボーナスを貰うために20ドルのレーキを払う必要があるので、5ドルのボーナスを貰うのに必要なハンド数は、①の式を使うと 20 / ① と表すことができます。 

よって、初回入金ボーナスで貰える金額の上限を x と置くと

( xドル / 5ドル ) * ( 20ドル / ① ) ・・・②

がボーナスを満額もらうのに必要なハンド数です。

では①を計算してみましょう。

計算の簡略化のために1ハンドあたりの平均参加人数は2人とします。

次に平均ポットサイズですが、PokerStarsのロビーで確認したところ、25NL Zoomの平均ポットサイズは3ドル、つまり12BBでした。これは僕が確認した1時点の数字なので普遍的なものではないですし、GGPokerでは平均ポットサイズが異なるかもしれませんが、大きく変わらないと仮定してこの数字を使用します。
ちなみにほかのステークスの平均ポットサイズは、2NLは14BB、5NLは11BB、10NLは10BB、16NLは12.5BB、50NLは14BB、100NLは16BB、200NLは13BBでした。

①にあてはめます。

12BB * 5% / 2人 = 0.3BB = 0.075ドル

となりました。

では600ドルをボーナスとしてもらうために必要なハンド数を②の式を使って求めます。

( 600ドル / 5ドル ) * ( 20ドル / 0.075ドル ) = 32,000ハンド

となりました。

1面でプレイした時に1時間あたりだいたい250ハンドぐらいプレイできるとすると、1面だと128時間、4面なら32時間ぐらいプレイしたら達成できそうですね。90日間の猶予があるので、それほど達成困難なキャンペーンではないと言えそうです。

実際はレーキキャップがあるので、これよりももっとハンド数が必要にはなると思います。また、端数を切り上げor切り下げるかによっては大きく数字が変わりそうです。

ちなみに、上記の計算上、払うことになるレーキの総量は

0.075ドル * 32,000ハンド = 2,400ドル

であるため、ざっくり25%のレーキバックが貰えるキャンペーンであると言えます。

レーキバック

PokerStars

PokerStarsのレーキバックといえばゲージを貯めると箱がもらえるアレですね。レーキバックの利率は以前に比べると良くなく、親しみを込めてゴミ箱と呼んでいる人もいますね。

日本語のページがあるので、詳細は上記のページを見ていただくのが最もわかりやすいと思います。

リウォードポイントと呼ばれるポイントを一定量貯めるとキャッシュバックやトーナメントチケットなどの形でレーキバックを受け取ることができます。

リウォードポイントは、プレイするゲームによって違うようですが、以下のルールで貰うことができます。

定例トーナメント: バイイン$1につき45リウォードポイント
Zoom/キャッシュゲーム: レーキ$1ごとに100リウォードポイント
定例でないその他のトーナメント: バイインが$1につき100 リウォード ポイント

GGPoker

Fish Buffetというレーキバックシステムがあります。

支払ったレーキに応じてランクが上がり、上のランクほどキャッシュバックが増えるという仕組みのようです。

僕はまだプレイしたことないので実際どんな感じなのかわからない部分もありますが、ウェブサイトの情報だけで判断する限りGGPokerのFish Buffetのほうがずっとレーキバック率は高いように思えます。


おわりに

GGPokerは少ししか触ったことがないので良いルームかどうか判断できない部分もありますが、使いにくいわけではなく、レーキバック、特に初回入金ボーナスの方は日常的にある程度のハンド数打つ方であればチャレンジする価値があると思いました。

ちなみに僕はRun it Once Pokerや888Poker、Coin Poker、KKPokerなどでプレイしたことがありますが、それらのルームよりはGGPokerのほうが操作しやすく感じました。

とりあえず5万ハンドぐらい打ってみてまた記事を書けたら良いなと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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