【書籍紹介】ティール組織 フレデリック・ラルー著 その3
前回までの記事は、こちらから。
階層・ヒエラルキーをなくした、フラットな組織であるティール。自主経営を特徴とし、管理者不在の中、戦略策定、支出の決済、各人の役割分担、給与、評定、紛争解決、採用から解雇に至るまで、チームメンバーで決定します。
本書で紹介されている12社の事例では、ことごとく「結果」に繋がっています。ちなみに、ここで言う「結果」とは「業績」のこと。ティール組織の場合、業績(財務的なパフォーマンス)はあくまで結果のひとつに過ぎず、究極のゴールは「存在目的をどの