「横山由依卒業コンサート〜深夜バスに乗って〜」感想


「横山由依卒業コンサート〜深夜バスに乗って〜」を17ライブの配信(&アーカイブ)で見ました

京都からパシフィコ横浜までの深夜バスに乗りながらのインタビューVTRでこれまでの歩みを振り返りつつ、そこにちなんだ曲をやるという、とても構成のしっかりしたコンサートでした

コンサートの構成まで生真面目な横山由依らしい感じがします


M00. Overture
M01. 少女たちよ
M02. ゼロサム太陽
M03. ALIVE
M04. After Rain
M05. 根も葉もRumor

最初のブロック、少女たちよのアカペラから始まり、ダンス曲が続き、根も葉もRumor

歴史を振り返る構成から考えると、根も葉もRumorはラスト前の2曲目あたりが自然なような気としますが、これは激しいダンスの性質上、前の方にもってくるしかないのだと思います
MX夏祭りの時も結構前でした

横山結衣、大西桃香、久保怜音、武藤十夢が不在

注目のフロント横山結衣ポジションは谷口めぐでした。
当然のように小田えりなが入ってた他、田口愛佳が確認できて、よくよく見ると2人少ない16人編成でした

3列目が向かって左から田口愛佳、倉野尾成美、千葉恵里、西川怜、小田えりなの5人編成だった模様

予想外にフルバージョンが見れて良かったです
倉野尾タイムに至る、フルバージョンAメロのダンスバトル的な展開がすごく好きなので

その前の間奏の横山結衣ソロダンスパートは横山由依がやってました

にしても、根も葉もRumorフルバージョンが終わってから、数秒間はメンバーの息切れする音もマイクに拾われましたが、ほんの数秒だけで、その後、フツーにMCにいったのは驚きでした

全員ではないにしろ、主役の横山由依や向井地美音はじめ何人かはダンス曲連続→根も葉もRumorフルバージョンの流れだったのに

根も葉もRumorの練習の積み重ねを通じて、メンバーの体力や持久力自体も向上していることが見て取れます


M06. 摩天楼の距離
M07. 偶然の十字路

ここは研究生から昇格、アンダーガールズセンターから選抜への流れを振り返るコーナー

普通に考えれば、ここで同期9期の登場となる流れでしたが、どちらかというと昇格後の話がメインであり、同期の登場もありませんでした

横山由依だけが9期の中で違った歩みをしてきました。
真っ先にチームKに昇格し、選抜メンバー入りも早く

他の同期はチーム4という新しいチームに丸ごと昇格し、そして短期間で解散
その間にリクエストアワーで1位をとったチーム4の楽曲「走れペンギン」は、9期にとっては最も重要な楽曲ですが、横山由依自身は厳密には関わってません(10周年とかでは一緒にやってたと思いますが)

AKBの世代をどこで分けるかというのはいろいろと考え方があると思いますが、
8期まで(8期メンバーはほとんどいませんが)プラス横山由依と、横山由依以外の9期以降で確実に一つの線が引けると思います

そういう意味では、まさに横山由依は全盛期の末っ子だったと言えると思います


M08. フライングゲット
M09. 心のプラカード
M10. ハロウィン・ナイト
M11. LOVE TRIP
M12. #好きなんだ
M13. センチメンタルトレイン

伊豆田莉奈ゲスト

M14. 月と水鏡 (横山由依)
M15. セーラーゾンビ (横山由依・小栗有以・山内瑞葵)

川栄李奈ゲスト

朝ドラの現役主演女優
AKB卒業生一番の女優としての成功者

本人の卒業コンサート以来って言ってたけど、確か10周年記念公演の時にも出てましたね

考えてみれば、後で出るNotYetのメンバー含めて5人のゲストのうち、3人がそのままAKB卒業生の成功者トップ3というのが凄いです

ゆいはんの人望を現すことの一つだと思います


M16. HA !
M17. 太宰治を読んだか? (横山由依・大家志津香)

個人的に好きな曲「太宰治を読んだか?」、ここで山本彩が出てたら、会場のどよめきは大島優子以上だったかも。
さすがに休養宣言直後では無理でしょうか。。

VTR(篠田麻里子・峯岸みなみ・小嶋陽菜)

M18. 最終ベルが鳴る ※ドラム:横山由依

M19. 週末Not yet (横山由依・大島優子・指原莉乃・北原里英) ※ショート

M20. Already (横山由依・大島優子・指原莉乃・北原里英)

そして、この日の一番のメイン、NotYet

北原里英の卒コンも指原莉乃の卒コンも来なかった大島優子がここで登場

思えば峯岸みなみの卒コンの時も来ないと見せかけて登場し、発声禁止のマスク越しにどよめきを起こさせました
そして、また、ここでも

やっぱりオーラが違う

現在の芸能界としてのポジションでは決して負けてない川栄李奈や指原莉乃も、
こういう場面での大島優子の圧倒的なスター感にはかないません

そして、ここで思ったのは、

大島優子がAKBのステージに立つのは、
もうこれで最後なんだろうなってことです

そして川栄李奈も

指原莉乃や北原里英は柏木由紀の卒コン(何年後何十年後かわかりませんが)に出演する可能性はあると思います

でも、大島優子と柏木由紀とでは、そこまでの関係性はないでしょう
渡辺麻友や指原莉乃の卒コンにも出演してないし

少なくとも、大島優子が現役メンバーのとの関係の中でステージに立つことはもうないと思う
それだけの関わりのあるメンバーはもういないので

そう考えると、何とも寂しい気持ちになりました

今度こそ、AKBの一つの時代が完全に終わった

末っ子だった横山由依の卒業だけでなく、
それに伴い、
大島優子がもう二度とAKBのステージに立つことがない
その事実を目の当たりにしてそう思いました


VTR (高橋みなみ)

M21. RIVER
M22. Everyday、カチューシャ
M23. ポニーテールとシュシュ
M24. さよならクロール
M25. 君はメロディー

M26. タンポポの決心

EN01. 君がいなくなる12月 (横山由依)
EN02. 見えない空はいつでも青い
EN03. 重力シンパシー

手紙(向井地美音より)

EN04. 少女たちよ

終演

卒業の定番の「桜の花びらたち」を使わず、
最後と最後を「少女たちよ」で挟む構成
よかったと思います

AKBの良心、横山由依ちゃん、本当に本当にお疲れ様でした


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