異世界転生者と現住の反逆者四話

はじめにチートスレイヤー要素を多少含んでますご了承ください。

レイズと【勇者】

モンスタークリエイターの調査の依頼の途中に元凶の魔王軍のレイズと遭遇した。
「知らねぇよ、俺を倒せたら教えてあげる。まぁ無理だろうけどなぁ」
どうやら勝てば倒せるらしいが、レイズが発した言葉の瞬間コボルトとオークが召喚された。
「どうゆうこと?」
「恐らく無詠唱で召喚した、かなり危険だ気をつけろ」
術式を唱えず、召喚したことを困惑してたリュートにカズキは伝えた。
「からくりに気づいたようだな、でもコボルトやオーク達に勝てるかな」
「俺達ならできるな、ひなた、セイレン」
「わかった」
「わかりました」
レイズの複数のコボルトやオークに対してカズキはひなたとセイレンに指示をした。
「【テンペスト・ウォーター】」
最上級風魔法と水通常魔法の複合魔法でコボルトやオークを一網打尽にする。
「すごいですね、カズキ」
「まぁ、前フレアのパーティのリーダーだったしな」
どうやら元リーダーだったらしい、そのため支持がわかりやすい。またカズキも勇者という職業だし正確だ。
にしても数が多い、確実にひなたとセイレンの体力が間に合わない。
「カズキさん、そろそろ前衛行って大丈夫ですか?」
「好きにやれ」
多少の経験しかないがリュートは行動を開始した
「まだレベル低いけど、ある程度の剣術なら…【疾風斬】」
疾風斬のPPはかなり減りやすいがそこらのコボルトやオークには大ダメージを与えることができた。しかし数が多いためやっぱりコボルトやオーク攻撃を僕は受けてしまう。
「くっ…強すぎる…」
「大丈夫だ、俺の回復見せてやるよ。【ピュア・ヒール】」
ヒールの中でも準上位のピュアヒール。傷がどんどん治っていく。
「やるじゃねぇか。さてはカズキ、お前もリディアの仲間か?」
レイズがリディアという言葉を発した。
「どういうことだ?」
困惑する僕、リディアとカズキが仲間…どういうことだ?
「リディアは【神殺しの勇者】なんだ」
「嘘だろ…」
とレイズの衝撃的な発言に対して固まる僕に対してカズキは
「怯むな、嘘かもしれないし、俺がここはなんとかする」
「わかった…少しさがる」
僕は下がった。
「お前、どうゆう理屈かは知らんが仲間を傷つけるのは許さない【勇者】としてな」
「我もカズキがいる限り無敵なのです!」
カズキとひなたは立ち上がった
「リュート様が怯んでしまったが私もそれなりにやるか」
セイレンもどうやらレイズに対抗する気だ。
「しかし、お前らはこのオークとコボルト相手に立ち向かえるかな?」
コボルトとオークは派生種合わせて100体中にもコボルトキングが3体は流石に無謀すぎると思った。
「それはどうかな?【無効(インヴァリッド)】」
カズキはレイズの召喚陣に対して最上位対抗魔法の【無効(インヴァリッド)】を唱え召喚陣を無効にした。
「くっ…強化召喚を無効にするとは」
レイズの召喚陣が無効になり、派生種なども弱体化し通常のコボルトとオークに戻った。
「MP切れだがあとはやれるだろ、セイレン、ひなた、そろそろ動けるなリュート」
「はい」「わかったわ」「我の全知を見よ」
カズキは最上位対抗魔法を放ったためMPが切れたが僕は立ち上がり、ひなたとセイレンも本領を発揮する。
「水の名のもとにあらゆる激流を起こせ【メガント・タイダルウェーブ】」
「私も負けないぞ【サンダー・ブラスト】」
ひなたの上位水魔法によりオークやコボルト達が波に呑まれた。そしてセイレンの上級魔法によりオークやコボルト達は瀕死になった。残るはレイズのみだ。
「行けるかリュート」
「ああ、行ける」
リュートはカズキの声に応じた。
「嘘だ…あれ程とは聞いていない召喚魔法も無力化されたし…くっ」
逃げ出そうとしたが体力がどうやらない模様だ。そこに僕は問いかける。
「どういうことだ?リディアが【勇者】とか」
「リ、リディアが【勇者】それはルイが吹きかけてきた」
どうやらルイが関わってるらしい。
「ルイ…どういうことだ?ルイになんて言われた?」
「【神殺しの勇者】がおる、それを殺せと…しかし俺が動く前にルイが動いてしまった」
「は?…どういうことだ?」
「ルイが動いた理由それはかなり危険な勇者だからだ…そして残った村人は俺とフレアで殺した。まさか生き残りがいるとはな…」
「お前が…お前が…村人たちを…ふざけるなぁぁぁ」
「待ってまっ…」
レイズは真っ二つに切断されてしまった。
レイズの件に対していろいろな事が残ってしまった。
「まさか魔王軍とルイ達が組んでたとは」
「我、衝撃すぎます」
「でもこれによりルイを殺す理由も増えたなリュート」
セイレン達3人はルイ達が魔王軍と組んでた事に衝撃が走ったと共に、殺す理由も増えたことであった。
「ところでタナカ達って本当に勇者なの?」
とセイレンは問いかける
「俺はタナカ・カズキ、【治療】の勇者さ」
「我はひなた、勇者ではないがカズキの冒険仲間だ」
どうやら、本物らしいかセイレンが【ミッション】で確認したらカズキのもひなたのも本物だ。
「あ、リュート貴方も案外レベル上がってるね」
セイレンが僕のステータスを見た結果どうやら11から37に上がってた模様だ。またかなりのスキルが増えてる模様だ。
「さて、結果を報告しに行くか」
とセイレンが、結果報告しに行くところで僕は待ったをかけた。
「あの、少しいいですか?タナカさんとひなたさんはこれからどうするのですか?」
「俺ら、これからセイレンやリュートについていくよ、あとひなたも俺も呼び捨てでいいしリュートも本当に呼び捨てでいいか?」
「ああっオッケーだ」
新たな仲間が正式に2人入った。

一方、とあるベースキャンプ
「やっぱりベストナインのルイは魔王軍と組んでたか」
【ミッション】スキルの通達で情報を眺めながら見ている一人の黒髪で制服を着た男そしてもう一人のガタイのいい男がこう言った。
「俺的にも想定外だ、これは落とし前をつけないとな」
一人の制服の男はビャクヤ、【真なる反逆者】のリーダーでもう一人のガタイのいい男はカイルガでこちらもビャクヤの仲間だ。
「カイルガ、行けるか」
「ああ、行けるぞ」
「目的の場所は魔王領だ」
「さぁて【真なる反逆者】の門出だいくぞ」
カイルガは魔王領に向かうことになった。
魔王領でリュート達と【真なる反逆者】は遭遇するのかはまた別の話。

どうも色々疲れたもとはるです。
タナカとひなたのモデルはタナカはこの○ばのカズ○と回復○士のケ○ルガでひなたのモデルはこの○ばのめぐ○んです。
【真なる反逆者】のビャクヤのモチーフは某織斑で、カイルガはオ○ガと巨人族の○嫁のカイ○スです。
次回更新は23日予定です。
おまけ
リュートの現在のステータスです。
リュート レベル37 初期職:戦士
スキル
剣術++
回避術++
危険察知++
疾風斬++
号令
魔法耐性+
火炎斬+
水流斬+
状況把握+
複合剣術
ミッション

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