異世界転生者と現住の反逆者ニ話

はじめに
この小説はチートスレイヤー本編の要素が多めですご注意ください。

プロローグと情報収集

僕はリュート、幼馴染と農園で作業をしていた。しかしルイにより村は滅び、幼馴染も失った。しかし通りすがった魔女が助けてくれた。
「夢だよな…」
村が滅んだことを夢だと思ってるリュート。
「おはよう、リュート」
と通りすがりの旅人が声をかけた。
「えっちょっ?誰だよお前?」
とリュートは問をかける。
「私は魔女で旅人のセイレン、生命力があったから癒やしただけだけど」
「どういうことだセイレン、どうなっている?」
この状況がわからないリュートはセイレンに状況を聞く。
「ある転生者が村を滅ぼし、幼馴染を殺した。」
「嘘だろ…」
思わず絶句するリュート、実はリュートは転生者に憧れていた。その時セイレンはこう尋ねる。
「本当さ、所で奴が憎いか?」
「まぁ憎いけどどうしたら良い?」
「殺せ、そしたら平和になる」
殺す事に困惑するリュートだがセイレンはこう説明する。
「実を言うならば、だいたい理不尽なチー牛で陰キャなやべーやつらさ殆どは」
「なんでそれが分かる?というかチー牛やらって何?」
「実をいうならば、昔から旅をしていてなその度チートやら能力やらの転生者を見ているの。ただ一部は現住民と共存を考えたりしてる優しいやつもいるの。ちなみにチー牛やらはその異世界人の誰かの口癖」
「いやいや殺すは流石に理不尽じゃ…」
「ルイみたいなやつは殺したいと思わないか?」
「まぁそうだな、でも少し考えるべきだ」
と二人の会話はすすんだ。
そして今に至る。

現在
「流石にいきなりルイやらに挑むのは無謀すぎる。情報収集だな」
「そうだな、隣町に行こう」
二人は村からある程度歩いた先にある隣町に行くことになった。
途中魔物が出たりもした。
「やっと隣町かぁ僕もレベル意外と上がったなぁ」
リュートたちは隣町に着いた。ちなみにしょうもないとは思うがセイレンから見たリュートのステータスはこうである。

リュート レベル10
剣術+
疾風斬Lv.1

「ご無沙汰してまーす」
「おお、セイレンか、こちらの少年は?」
「隣の滅んだ村のリュートです。ほーら、自己紹介」
「初めまして僕はリュートです。よろしくお願いします」
「リュート君よく頑張った村が滅んだ事実も知っている。さあようこそフォルデン町へ」
隣町の名前はフォルデン町、セイレンは常連であるらしく、街並みも綺麗なところだ。
「あのさっきの人って誰ですか?」
「さっきの人はフォルデン町の町長さ、色々情報は詳しい」
「なるほどなぁ」
街を散策しながら、ある場所に向かう。
「リュート着いたよここが最初にあなたが寄るべきところね」
「冒険者ギルドかぁ…初めてみるなぁ」
僕は壮大な冒険者ギルドを見て驚いた、でも情報の前のやることだから行かないと…
「冒険者ギルドです。登録はそちらの魔法石から」
リュートは登録用の魔法石に触れる、どうやら正確なステータスと初期職が見れるようだ。
「名前はリュート、初期職は戦士、レベル11だね」
レベルが1高かった、それでも正確に見れたので問題なし。さて、僕達は情報収集に取り掛かるがその前にギルドの案内役から一つ言われた。
「あなた【ミッション】というスキルは無いはね、あると、冒険者ギルドの依頼がいつでも見れたり、通達と言って様々な冒険者の情報が見れるの」
どうやら僕は【ミッション】スキルがないようだ。習得と…
そして【ミッション】スキルを発動。するとチュートリアルが現れた

-チュートリアル-
初めまして。【ミッション】スキルでは掲示板って言うと依頼が見れて、通達と言うと様々な冒険者の公開日記が見れるの。役に立ててね。
       冒険者ギルド長  四条 雪子

「なんで雪子が冒険者ギルド長なの?」
とベストナインの雪子が冒険者ギルド長なのに困惑するリュート。
「雪子はベストナインでも中立派であまり戦争とか興味ない上、むしろビャクヤとかという現在民共存ギルドのトゥルー・リベリオンのメンバーでもあるの。そのため冒険者ギルド長に最適なの」
「なるほど、つまり良い転生者であるということか」
「そういうこと、ビャクヤも良い転生者やぞ」
良い転生者であり安心した。にしても金がない、クエストだな。
「そういえばセイレン、クエストやるか?装備も貧弱だし」
「そう来ると思ったわ今日実は盗賊からの護衛依頼が来てるの。それで稼いで貧弱装備を脱出しよう」
どうやらセイレンはわかってくれた。
夜の護衛依頼までに村が滅びた情報を入手することにした。
「隣の村はある女神が爆裂波と言った瞬間、村が爆発し、死体が転がってた」
「遠くから眺めている二人の人とモンスターがいた」
どうやら、ルイだけではないのは確かだ。村が燃えた情報はこの町にも流れてるのは事実だ。
「あんたさ、もしかして村の生存者か、宿無料にしてやったから、依頼終わったら戻っておいで」
町の宿屋の人に1泊分無料にしてもらえるようだ。心置きなく護衛依頼にいける。
「ちなみにセイレンは有料ね」
「な ん で や」
流石にセイレンは常連だしそうだよな。
さて、日が暮れ、夜になった。
最初の依頼にして初の護衛任務だ。今回のは居酒屋の食材を盗賊やらから守る目的だ。早速、護衛任務に入る。
「なぁセイレン、そういえばいつから旅をしてるの?」
「数十年はやってる。といった感じかな」
色々会話をしてるうちに盗賊が現れた。
「敵襲」
「来るわよリュート」
「分かった、行くぞ」
早速戦闘が始まった。リュートは道中の魔物としかやったことなく、思った以上に苦戦をした。
「くっ…かなり相手の動きが早い、異世界人やらはかなり楽そうだけど実際その動きをやるとかなり辛いな」
「当たり前、私がいなかったら今頃既に死んでたぞ」
セイレンの支援もあり優勢たら優勢だった。しかし盗賊が猛攻を仕掛ける。
「おらっ【ウィンドストーム】」
「リュートっ」
【ウィンドストーム】の影響でリュートの視界が遮られれる。
「クソっ前が見えない‥でも…負けられない…」
「トドメだっ!くたばれ」
盗賊はナイフでトドメを刺そうとするが、リュートはその挙動に気づいた。
「そこだ!【疾風斬】」
ナイフの殺気に気がついたリュートは【疾風斬】をかまし、盗賊を怯ませ、そのまま抑え込んだ。
無事に盗賊との戦いが終え、居酒屋からも報酬をいただいた。
「ケンタウロスの馬刺しうまいな」
リュートは居酒屋での質のいい料理に満足している。
「でしょでしょ、セイレンのお気に入りなの」
そりゃセイレンもかなり気に入ってる模様だ。
「モツもうまいし最高だな」
夜の護衛依頼も終わり、居酒屋で満足した二人は一日を終えた。
そして二日目、武器を買いに、装備屋に来た。
「どうしよう、セイレンはおすすめある?」
「えっと私?私は適当かな」
いや、こういうとき使えねぇ。と言う訳で思った以上マシの装備もあったし自分なりに選んでみた。
剣は魂喰らいの魔剣。呪いによる視覚不安があるが、そこは昨日の盗賊戦で得たスキルポイントで視覚補正を習得しカバー。あとは盾を鉄の小盾に変更した。
セイレンと僕は早速冒険者ギルドに行った。すると二人の異世界人が待っていた。
どうやらセイレンを探している人のようだ。
「やぁセイレンさん、初めまして」


二話では最低限の情報収集と盗賊からの護衛などで終了。三話でタナカ達と遭遇になります。
ある程度また加えたり何なりします。
一話(チースレ本編)からのセイレン(魔女)の変更点は異世界転生者の前世を知らない。また、長年旅をしていてそこで異世界転生者やらの情報を知ったらしい。あとかなりマイルドな設定に変更。
初めて小説を書くから結構難しい。
三話は7/10更新予定です。
ちなみに、リュートの冒険者ギルドでのステータスはこんな感じ
リュート レベル11 初期職:戦士
スキル
剣術+
回避術
危険察知+
疾風斬
ミッション

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