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ペンデュラム、左回りを右回りに変える

↑前回の続き

ペンデュラムを使って左回りになったものとどう付き合うか、を私なりに、私の言葉で書いてみようと思う。

三角コーナーの生ゴミみたいに、明らかに不要なものはすぐに処分すればいい。だけど、処分できないものもある。それは、どうしたらいいのか。

ペンデュラムは自分の意思、念が伝わる。これはいいものだと思って行うと右に回る。最初に左回りしていたもの、右だけど小回りしていたものに対して、言葉をかけてみた。

「いつもありがとう。私に良い影響を与えてくれてありがとう」

これは、いつも私が水道水に向かってやっていることである。水は、人の声を聞く。水を誉めたり、感謝したりすると、その直後にスッとカルキ臭が抜け、苦味が弱まる。絶品とまではいかないが、不味くはなくなる。水道水の場合は「美味しくなあれ」と唱えるが、今回は相手が口に入れるものではないので、言い方を変えてみたのだ。

左回りしていたテレビに向かって呟くと、ペンダントトップがぐぐっと動き、左に回るのをやめた。縦揺れになった。少し経つと軌道を変えて、右回りになった。

なるほど、ゆむ姫に聞いた時は、旋回方向を自分の意思(これも波動というのだろうか)で途中から変更できる、というところまでは聞けてなかったので、これは新しい発見である。なんだか嬉しくなって、色んな「左回り」な輩に向かって、もう一度ペンデュラムをかざしてみることにした。

電子レンジも、処方薬も、無印良品の化粧水も、ヤマサの醤油も、みんな大人しく右回りに変わった。特に電子レンジは、1番害悪を撒き散らしていそうなのにわりと素直に右に修正できた。もちろん、今さわっているこのスマホもなかなか早く右回りになった。唯一、頑なに右回りになろうとしてくれなかったのは歯磨き粉(スミガキ)である。何がそんなにスミガキを害悪たらしめているのか。なんだか笑えてきて、私も意固地になってペンデュラムを振りかざす。

「私の歯をいつも綺麗に磨いてくれてありがとう。あなたは立派だ。立派な歯磨き粉だ。フッ素が入ってないし口の中すっきりするし。私の歯は虫歯にならずに済む。バイ菌からあなたが守ってくれている。ありがとう。大好きよ」

かなり変態じみているが、こんだけ言って微笑みかけてみた。側から見たら完全に氣が触れた中年女である。何をそんなに必死になってスミガキを口説いているのか。もうスミガキと結婚したらどうか。

いや、仕方ないのである。スミガキはいいものと信じて、10個くらい買いだめしてあるのだ。こうなるとスミガキに是非とも改心してもらって、私の陣営、私のサポーターになってもらうしかない。それしかないのだ。

氣の触れた中年女は、さらにペンデュラムをかざす。すると、ペンダントトップがワナワナと、とても苦しそうに震えて、弱々しく小さく、右に回り出した。

言葉はもちろんだが、眼差しも大切だなと感じる。回している様子をスマホで撮影し、スマホの画面越しに対象を見ていると軌道修正はできない。スマホから目を離し、じかに対象を見つめると、修正できる。

さらに、触れる、ということも大切だと感じる。整体師なら私みたいなど素人よりもより分かってることだと思うが、掌(てのひら)からは氣(これも波動なんだと思う)が溢れている。刺絡を日常的にやっているから尚更それを感じる。喉が痛いときに喉に触れたり、頭が痛いときに頭を撫でたりすると、少し楽になったり氣分がよくなったりするのはそういうことだろう。自然治癒力とか、自己治癒力という概念とも繋がると想像する。

というわけで、スミガキに言葉かけのみならず、じっと見つめて微笑みかけて、手で撫でてみた。すると、小回りしかしなかったのが、少し大きく回り出した。

こうして私は、家の中のあらゆる「左回り」な対象を「右回り」な対象へと変えた。きっとどの対象も私に無害で、私に良い影響しか与えなくなるだろう。こうなると幸先は明るい。良いものだけに囲まれて暮らしたい。

頑張って自分からモノへ感謝や愛情を届けると、モノは答えてくれるんだな。きっとこれを世間の人に言ったら、ほとんどが鼻で笑うんだろうけれど。鼻で笑わない人がいるから、私はそれでいい👍

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