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ギリシャ料理屋でオフ会


↑前回のオフ会記事はコチラ


オフ会、といっても今回は2人だけ。当初はあさみ9段と一緒に、子連れでママ友会のような感じで遊ぼうと言っていたが、色々話した結果、やっぱり大人だけのほうが楽しいよね?という結論になり、2人だけで平日の昼間に会うことにした。

場所は、私が前からリサーチしていたギリシャ料理店である。私が行きたいと言ったら9段は即OKしてくれて、予約までしてくれた。とても評判が良い人氣店なので、かなり楽しみにしていた。

飲み物とサラダ。私はジンジャーレモネードをあさみ9段はウゾのソーダ割りをオーダーした。

手前がジンジャーレモネード、奥がウゾのソーダ割り


ウゾとは、ギリシャのリキュールである。アニスの香りがついているので多少はクセがあるものの、バーでペルーノを好んで飲む人なら好きだと思う。私はひと口もらってとても美味しいと思った。

ウゾのボトル


続いて出てきたのはスープ。コンソメスープとはまた違う、ちょっとエスニックなスパイスが効いてて美味しい。

ギリシャらしくブルーのカラーリングをまとった器がとってもお洒落


私が頼んだメインは牛肉のケバブサンドだ。トルコ料理によくあるケバブサンドとちがい、ドネルケバブではなく、楕円形のハンバーグのような形になっている。豚肉が入っていないのであっさりしていて、ピリ辛ソースがよく効いていた。

一緒にトマトや玉ねぎなどの食材が使われているところがますますトルコ料理に近い。それぞれ地理的に近いからか、ギリシャ料理はトルコ料理とイタリア料理の中間的な存在だ


こっちはあさみ9段が頼んだメインのトマトソースパスタ。9段は少食なので私が半分以上頂く。ギリシャ名物「フェタ」というチーズを使っており、カッテージチーズに似ているがより塩氣が強く、サッパリとしていながらより力強い味わいがする。トマトソースに絡めるととても美味しい。

元子さんは白い服を着てるから汚さないよう食べるのに氣をつけてねと9段に注意され、私も、うん、氣をつけるよと返事したのに、しっかり汚したww


続いて三角チョコパイのような見た目のこれは、同じくフェタチーズと、ほうれん草とカニが入っているパイ。提供されるまで時間がかかったが、熱々で美味しかった。

美味しかったが、チーズの風味が一人勝ちしてしまい、カニ感はほぼゼロwww


食後にはマウンテンティーというハーブティーを頂く。ミントのような突き抜ける爽やかさとは違い、柔らかい爽やかさがあるお茶だった。

ティーバッグがぶら下がっているこれはアイスの棒か!?ANASSAという日焼け止めのブランドみたいな名前は何なんだろう…


デザートは「古代チーズケーキ」を。こんな見た目のチーズケーキである。ベイクドでもレアでもない、この不思議さは何なんだろう…しいていえば粉っぽさゼロのチーズケーキ。ほぼチーズのケーキ。上に掛かっている蜂蜜は甘さがあまりなくほろ苦い。

見た目は完全に焼きプリン。フォークを入れるとプリンのようなつるつる感は無く、チーズケーキのように身が詰まった感がある触感だった


ギリシャグルメを堪能した後は、近くのカフェで二次会をする。

コーヒーを飲みながら色んなことを話す。しょうもない愚言を垂れ流すメディアの話、家族にまつわる赤裸々な話、薬剤の話、北イスラエルの失われた10氏族の話などなど。あさみ9段の話はいつも知的で面白い。本人は説明下手だと言っているが全然そんなことなくて、こういう人が歴史の教師つだったらよかったのにと思う。私の話も上手に聞き取ってもらい、夢のように楽しい時間は矢のように過ぎてゆく。

夕方になって、近くの駅で解散した。あさみ9段には改札まで見送ってもらい、うちの近くだったら寄ってもらったのに、と名残惜しげに言われた。私も名残惜しい。もっと家が近所だったらいいのに。


ところで、私の喘息が先日まで酷かったし、待ち合わせしたお店の前ではまだ咳がわずかに出ていた。なのに、あさみ9段に会ったら急に咳が引いた。なんでだろうと本人に聞いたら、私から良い氣が出ているからよと言われた。なるほど、目ヂカラが強い彼女の威風堂々たる佇まいからは、そんな良い氣が溢れているのか。私は感心すると共に大いに感謝した。あさみ9段、この世に存在しててくれてありがとう。一緒に遊んでくれてありがとう。世の中にいる喘息患者は、あさみ9段に会えば解決すると思う。

さて、次回のオフ会では遠方よりゆむ姫がやってくる。楽しみが先にあるって、いいなあ。↓