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【DAY1】刺絡再び

10/31(日)。足先だけとはいえ、体が丈夫でないくせに、海に入って、風邪を引いてしまった。


万が一のためにと道具を持ってきてよかった。夜にホテルで刺絡をやった。

ひとまず、鼻と喉が痛いから肺経から。左右とも30滴ずつ。何も改善しなかった。

さらに、三焦経を30滴ずつ。少し喉が楽になったような氣がした。

こういうときは心包経だな。こっちも30滴ずつ。何も改善しなかった。不安になって、肺経と三焦経をそれぞれ30滴ずつ追加した。それでも、何も変わらなかった。

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この日、放っておいたら子はいつまで経っても寝なかった。気づけば深夜1時である。ここまできたら羽交い締めにしてでも寝かせるしかない。私は葛根湯を飲んで、泣きわめく子を抱きすくめて、ベッドで寝た。


明け方になって、鼻と喉が痛くて目が覚めた。

まずい。風邪の引き始めには、刺絡は効かないのだろうか。自分なりに調べてみた。先日見つけたサイトで、いかにも鼻とのどの炎症に効きそうな記事を見つけた。


このサイトによると、肺経、三焦経のほか、鼻が痛ければ胃経も効くらしい。

さっそく、胃経を試しに30滴、刺した。すると、鼻の通りが少しよくなった。

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胃経、という名前のわりに、未だかつて胃関係で一度も活躍したことがない、謎の井穴(せいけつ)である。