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【3クール1週目/DAY20】自宅で刺絡鍼法:中耳炎・喘息治療

つっぴょんからアドバイス

👩「3クール目は目的をはっきりさせたらどうか。各経絡の有効性を見つけてみるとか、とにかく中耳炎抑えてみるとか。迷ったら何したいかをはっきりさせよう」

そうだなって納得した。今、私の中の体感値としては、中耳炎(耳痛や頭痛)よりも喘息症状の方が強い。どちらもかなり症状は抑えられているが…。季節柄、急に雨が降って冷え込んだりすると、咳と痰が出る。耳痛や頭痛は突発的に起きることもあるが、すぐに消えることが増えた。

ちなみに、喘息の既往歴は3年8ヶ月ほど、中耳炎の既往歴は2ヶ月半ほどである。喘息の方が手強いということなのかな?

テーマは喘息治療。経絡ごとの効果は?

というわけで遅ればせながら10/16(土)に、3クール目のテーマは「1️⃣喘息治療メインに的をしぼる。2️⃣どの経絡にどんな効果があるか記録する」となった。

そうなると、2クール目よりも1クール目にお世話になった井穴を刺すのがいいだろう。ただ、あのときはつっぴょんに言われるがままだったし、どこを刺したらどういう感覚になるかを細かく観察していなかった。つっぴょんの思惑とは外れたことも起きた。よし、一打一打、時間をかけて診ていこう。

こないだまでつっぴょんの患者だった。けど今は、自分も鍼灸師になったつもりで診察をする。

経絡を見ていく。

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私の中耳炎に効きそうな経絡は手より足の方が多い。喘息の場合は足より手の方が多い。手だけをやって、様子を見てはどうか。


右手の肺経

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先日、左手より右手の肺経が効いたと感じたから刺してみる。痛くない。今日も刺絡すると、気道のあたりがじんわりと軽快する感じで、良くなった。

イメージ図。

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左手の三焦経

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痛くない。怒りっぽくなっている感じがするのと、怒りっぽいと喘息症状も起きやすいと感じるのと、子どもの癇癪には三焦経が良いと聞いたから、試しに刺してみた。意外なことに肺全体が温まったような感じがした。肺経と違い、気道ではなく、肺に影響している感覚がある。

イメージ図。

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左手の小腸経

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痛い。そもそも今日は耳が痛くなかったが、小腸経の「聴宮(ちょうきゅう)」という、耳にあるツボにシール鍼を貼ると、顎関節症が4〜5時間ほど緩和したので、井穴もやってみたらいいかなと思い刺絡したら、耳は特に変化はなかった。そしてなぜか鼻の中がすっきりした感じがした。そういえば、右の鼻の穴がつまっていたんだっけ。

イメージ図。

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聴宮の位置。

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右の鼻の穴にビシッと効く経絡は何なのか。小腸経では、まずまずの効果だ。口や気道、肺と同じく呼吸器だから、肺経もいいのではないか?左右対称に効果が出ることがある。なら、まだやってない左の肺経は?


左手の肺経

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痛い。おお、右の鼻の穴がわずかに良くなったような気がする。左の鼻の穴ほどのすっきり感までは到達しないが。ただの氣のせい?でも、良いような氣がする。


さて、最後にもう一個だけやりたかったところを刺絡する。

右手の小腸経

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ここが左の耳の、顎関節症が起きる位置にヒットするのではないか?刺したら痛い。そして、顎関節症には全く効果がなかったww



この日に刺した井穴一覧

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気管が良くなったな〜と感じるイメージ図。(口腔内はもともと異常なし)

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イメージを図に起こすと、自分でも視覚化できて、取り組みやすいね。