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初めてクラブに行った時のこと

元井です。

今週末はクラブに遊びに行こう、などと奥さんと話しています。(10/15日時点)「クラブなんて行くんですか?」とリプライなども頂きました。何回か行ってます。韓国旅行に行ったときも奥さんと2人でクラブに行きました。韓国のクラブ。

で、週が明けて本日は10/24。クラブ行きました。2日連続。店のハシゴもして。

そんな自分にもはじめてのクラブ体験というのがありました。

それがいつかのハロウィンの時。
ちょうどハロウィン直前なので書いておく。

みんな、コスプレして街に繰り出そうぜ。



ガチガチの陰の者


陰の者がクラブなんて行くわけなくね!?Twitterにネチネチ文章を書くようなやつがよぉぉーー!!!

と思われるかもですけど。そう、陰キャなんですけどね。陰キャでもクラブ行くやろという方、行きますよね。

20代中盤のころに、ライブ大好きの上司とか先輩に連れてかれてライブとかに行ったんです。

ガンガンに縦ノリするバンド、マキシマムザホルモンのライブだったんですけど…本当に駄目で。空間が駄目で。

そこで歌って踊って騒いでる人たちがたくさんいるのと、音が大きいのと、そこに自分がいるってことが本当にだめで、後ろの壁際で体育座りして下を向いていた。耐えられなかった。

これが15年くらい前。ライブハウスで体育座りしてた自分。

ちなみにマキシマムザホルモンの曲は知ってたし好きだった。でも騒がなかった。騒げなかったのが悲しかったし、情けなかった。



熱狂できない、理性の奴隷


自分は酒にも酔えなくて。というのも、酒で記憶をなくしたことが一切なくて、タガが外れる見たいことも全くなかった。そこまで酔えない。

書き過ぎかもしれない。酒に酔って調子に乗ることはあるけど、それは酒というより半分は素で。意識はずっとはっきりしてる。理性を飛ばせない。

そのはっきりとした意識が、自分をライブハウスで踊らせてくれなかった。動き方がわからない。

良い音で良い演者が盛り上げてるステージ。そんな世界に一体化できない。冷めていく自分を消せない。

Twitterもまだ存在してなかった頃だと思う。大きな音にさらされるより、活字を読んでいたほうが良かった。

そんな自分が、その7〜8年後。初めてクラブに行ったときのことを書きます。



友達を増やそう期の元井

友だちを増やしてとにかく遊ぼう!を自分でとにかく実践してた頃の元井です。初めての彼女(後の奥さん)に振られて、凹みに凹んで、立ち直り、彼女は俺に作れないと諦めて友達を作ろうとしていた時期。(皆さんにおすすめしている、友人を作ろうというメソッドを自分でやりだしました)

毎週末予定を入れていた。人と会って、外に出て、そこで出合った人らと語らって、知り合いになって。

そこで知り合った人たちのつながりで、確か占いの勉強会に参加して、そのあと打ち上げをしていたんですよね。 

打ち上げ、確か初めてか2回目とかじゃなかったかな。勉強会がスタート午後3時とかで、6時とか7時に打ち上げを始めて。

主催の人が打ち上げ後、ハロウィンなんでこのあとクラブに行く、夜遊ぶ、暇なら来ます?と誘われて。

そのまま参加者何人かでついて行ったんですよね。夜の新宿。その時点で夜9時辺り。予定もなかったので。家に帰ってゲームするか映画を見て寝る予定しかなかったので。



流されて夜の街

今は、意図的にやってるんですが

この、なんとなくの流れに乗っていく、流されていく、ノリで動く、が出来なかった。踊れなかったころのかつての自分は。

急な予定変更には乗れず、きょうはこのまま帰るつもりだったので帰ります、を実行していた。

しかもクラブなんていう良くわからない場所に行くなんて…何が起こるかも、そこでの過ごし方もわからない…

それを初めてクラブに行ったときは、本当に良くわからないプランに勢いとノリで、流されて乗っかってぶらついたんですね。

クラブの前に最初は変な飲み屋だったかな。そこでまた別の人と合流し…たかな。記憶があやふや。とにかく人数増えてクラブに行きました。ハロウィンの夜の歌舞伎町。


世界は知らないもので出来ている


クラブとひとことで言っても色んな場所がある。そこはアングラカルチャー系のクラブで、良くわからなかった。マジでいまだに良くわからない。今度久しぶりに行こうかな。

その変なクラブのドアを開け……

知らない体験、知らない人と仲良く話すこと、そういうことに対してオープンになろうという自分にとって、意外なことに居心地が悪くなかった。

ものすごい人混み、そしてみんながなんとなく浮き足立って、楽しそうにしている。音に合わせてみんなが動く。ユラユラだったり激しく踊ったり、適当だったり。

そんな場所にその日は紛れていたくなった。
その時にはクラブすみっこで下を向く自分ではなかった。

踊り疲れたら、そのまま最大で十歳近く歳の離れた友達と、カラオケにまで流れ込んで朝まで。

そういう一日が、自分には新鮮だった。

おそらくそういうのは若い頃にやるようなことで、という人もいると思う。

自分は、山籠りのような人生を送っていて、そういうことはなかった。すべて仕事になげうってきて、仕事より大事なことはなんだろうと考えて、初めてたどりついた経験、はじめての景色だった。

とにかく何かから解放された気分だった。

あの時、ライブハウスで暴れられなかった自分ではないぞ、と思えた。


時は流れて

そこから、奥さんと再び付き合い、2人で遊びに遊び、すっかり昔を置き去りにしてしまった。

渋谷ハロウィンにもふたりでコスプレしていったんですよ。マーベルヒーローになって。

まあ一回でいいかなと思ったんですけど、なんというか、良かったです。みんな元気だった。生命力が爆発してた。


今年のハロウィンもコスプレして、渋谷じゃないけどどっかのクラブに行って遊ぶ予定です。

ハロウィンにコスプレしてさ、出るなって言ってる街に出て、人に迷惑かけてさ、何やってんだよ

とか思うかもですけど

普通に遊ぶ分には楽しいですよ。クラブに入れば良いんですよ。騒ぐ場所、迷惑はかからない。外に出たら大人しく帰ればいいんです。

あとこれです。

ちょっとのハメ外しくらいは、はみ出ても良いんじゃないでしょうか。


異物に触れよう

こういうツイートをしました。

コスプレしてハロウィンなんて、異物も良いところでしょう。

誰かと連れ立って、終電後から早朝まで
クラブを散策するのも良いものですよ。
未知の体験、異物です。


今週末の金土日。誰かと連れ立って遊んでみませんか。

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