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Fractal Design Torrent 420mm AIO(簡易水冷)取付まとめ

公式で420mmラジエータまで対応してるよって謳っておきながら実は取付が困難というTorrent。
しかし少し手を加えれば取付は可能です。

ここではFractal Design Torrentに対しての420mm簡易水冷の取り付け方をまとめていきます。


2022年5月現在、420mm AIOのラインナップは…

CORSAIR iCUE H170i ELITE CAPELLIX


ARCTIC Liquid Freezer II 420


Alphacool Eisbaer Pro Aurora 420 CPU AIO


以上3モデルになります。
Alphacoolに関してはデータがないので割愛します。推測での話は少しします。


結論としては…
コルセアは普通(?)に付く。
arcticは限定した条件で付く。
Alphacoolは多分いけるとは思うけど…
そんな感じ。


まず、CORSAIR iCUE H170i ELITE CAPELLIX。
こちらに関しては公式からの取付可能との案内が出ています。

コツとしてはラジエータをケース内に入れてからラジエータを上から押しつけて収めるとのことです。
まぁこの時点でややムリヤリ感がありますが公式から付くというお墨付きです。


お次にARCTIC Liquid Freezer II 420です。

こちらは公式の見解では取付不可になります。無加工でも無理やり固定は可能ですがプッシュ側のファンは2個までしか取付できません。

以下に以前書いた取付記事がありますので加工したくないけど付けたいという方は見てみてください。


未確認(試していない)ですが上下逆にする事で無加工で取付可能という情報も海外にはありますが真相はわかりません。
あと見た目的にこれはヤダ。




続けてARCTIC Liquid Freezer II 420をケースの加工をして収める方法です。この記事のメインがコレになります。

収めた所です

方法としてはボトムケースファンステーの一部をカット(ぶった斬る)という方法です。

まず、ボトムステーがそのままだとこのように取付穴が合いません。

赤丸部がネジ穴でステーの上にハミ出してます

そのため固定自体は出来ますがプッシュファンを2つまでしか取り付け出来ません。

そこでボトムファンステーの干渉している部分をカットします。

右端フレームから45mm(私は40mm)ほどカットします

これだけでOK。

ぴったり。ギリギリ
ネジ穴がきっちりステーに合います

しっかりと収まりました。


この状態でボトムに360mm分のファンまで取付可能ですが付ける場合はややコツが要ります(特に180mm×2)。
先ほど貼った私のnote記事やこちらの記事を参照してみてください。


あとは通常通り組み立てるだけです。
参考までに取り付けしたものです(まだ組み立て途中なので中途半端な仕上がりですが)

このPC自体はまた別記事にして書こうと思います。取り急ぎTorrentに420mm AIOは取り付けできるよっていう記事でした。


torrentにARCTIC Liquid Freezer II 420を付けた完成品置いときます。

ケース内側から
正面から



おまけ。
Alphacoolについて。
おそらくラジエータボトム部はあまり張り出していないので最悪ステーカットすれば取付可能だと思います。
しかし懸念としてラジエータ上部の張り出しが大きいです。コレがどのように影響してくるかが問題だと思います。
誰か取り付けした方がいたら情報ください。



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