退職後の収入について
私は去年退職をしました。→経緯の記事
退職後は、一日中何もやる気が起きずにボーっとしたり、スキルアップとして資格にチャレンジしましたが落ちたり、趣味であるゲームをしたりと、一言でいうと「治療に専念」してきました。
「やりたくないこと」をせずに「やりたいこと」だけをすることで、次のアクションを起こすためのエネルギーを溜めることができたと思います。
その甲斐あって、今は「これからどうしよう?」「どうお金を稼ごうかな?」「他にやりたいことは何だったっけ?」と前向きな気持ちが大きくなってきました。
そんな生活を送ることができたのは何故でしょうか?
それは「生活費の心配が要らなかった」ことが大きいです。
では、生活費はどう工面していたと思いますか?
これまでの貯金?…賃貸一人暮らしの生活費は年200万円かかります。資産が目減りする不安がありますね。
親の支援?…自分の母親はあまり裕福ではありませんので、金銭面で頼ることはできません。
「生活費をどうするか問題」は、退職前によく調べて実現できるように準備しておく課題になります。
人によって様々かと思いますが、自分は『傷病手当』を受給することを選択しました。
『傷病手当』とは、「仕事が原因で病気になった」人が休職または退職する場合、「就労不能な期間(1年半までを限度に)」申請できるお金のことです。
申請できる条件として、「保険金を1年以上納めていること」「就労不能であると医師の診断がある」「療養のため連続した4日間の病休(休日は含めず)」「退職日は絶対に職場に行かない(挨拶や書類等の受け取りも出勤とみなされる場合があるらしい)」等々ありますので、退職するまでにその条件を満たしているのかをしっかり見極め、担当の方と綿密に相談しておく必要があります。
「4日間の病休」では医師の診断書(3000円位の出費)が必要であるなど、手出しや退職にかかわる書類を書いて提出する労力もありますが、自分はやって良かったなと思います。
もし、「仕事が辛すぎて病気になってしまって、退職する!」という決意をした方は、退職前に『傷病手当』をもらえるかどうか調べ、支給条件を満たすよう行動してください。
つらい気持ちの時に、日々の仕事をこなしながら調べ物をしたり、担当の人に相談しに行くのはかなりしんどいと思いますが、何もしなければ退職後の生活費は自分で工面しなければなりません。
退職後しばらく就労できない・休養が必要な方はやっておいた方が良いと思います。
心の病にかかって退職を考えている人は、再就職先が決まった後に辞めるという流れが多いと聞いたことがあります。
私の場合、「再就職なんてすぐには考えられない」「とにかく休みたい」「もうムリ」という気持ちでした。
まぁ、今でも「長く働き続けられる職場に再就職なんてできるとは思えない」気持ちなんですけどねw
傷病手当受給期間があと少し残っていますので、「自分ができる範囲」で色々やってみようと思います。
【参考文献】
適応障害による休職中の賃金や給付金の扱いとは?復帰時や解雇時の対応も解説|ベンナビ労働問題(旧:労働問題弁護士ナビ) (roudou-pro.com)
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