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顔出しでゲーム配信を始めたい人にオススメ機材5選(2024年5月版)

顔出しでゲーム配信を始めたい!

今回情報を集めたきっかけは、職場の同僚からのこんな相談からでした。

といっても、同僚本人がゲーム配信を始めたいのではなく、彼が推しているコンカフェ(コンセプトカフェ)のキャストさんがゲーム配信をやっているんだけど、フォロワー数がなかなか増えなく、フォロワーを増やすために顔出しで配信させたいとのこと。
(顔で人気が取れるのでは?という仮説だそうで…)

とはいえ、今後継続できるかもわからない中で、いきなり高額な機材をバンバン買いそろえることもできませんので、手頃な価格帯で最低限これくらいあるといいんじゃないかな?という機器をチョイスしてみました。

前提条件

  • Nintendo Switchのゲームを配信

  • 配信用のPCは持ってる

  • 自身の顔を配信画面に出す

  • 配信中に喋る

こちらの前提条件をもとに、下記5つの機材と役割、おすすめ機種を説明します。

おすすめ機材5選

  1. カメラ

  2. マイク

  3. キャプチャーボード

  4. 照明

  5. グリーンバック

1.カメラ

今回最も重要な顔出しするためのアイテムがカメラです。

PCがノートタイプの場合、最近はディスプレイの上部にカメラがついていることが多いですが、性能的に物足りなかったり、アングルを自由に設定できず、配信者の顔をいい具合に(今回の場合はかわいく)映せないことが多いため、自由に設置できるカメラを用意することをオススメしたいです。

カメラを選定条件としては、①解像度 ②フレームレート ③コンパクトさを考慮して、Anker PowerConf C200を選定しました。

選定理由ですが、
・価格がお手頃(2024年4月時点で7,000円前後)
・2560 ×1440の解像度で撮影可能
・最大30fps
・筐体がコンパクト
・プライバシーシールドあり

というところです。

2.マイク

カメラの次に用意してもらいたいのがマイク。
これは別記事でも書いたのですが、配信における善し悪しを決めるのって、意外となんですよね…。

でも音の世界もなかなかに奥深く、機材を揃え出すと何万円、何十万円とする世界です…。
こちらも、ノートPCであれば本体にマイクが内蔵されていることがほとんどですが、そこからひとつランクアップできる、なおかつそこまで高くない、HyperXのSolocastをオススメします。

こちらのマイクを選んだ理由としては、
・マイクとPCをUSB1本で接続できる
・音がそこそこいい
・コンパクトなサイズ
・ワンタッチでミュートができる
ところです。

3.キャプチャーボード

今回の前提の中に、Switchを使ったゲーム配信があります。
このため、PC上でゲームができないので、SwitchからHDMI出力をして、映像をPCに取り込む必要があります。
この処理に必要なのが、キャプチャーボードです。
ゲーム配信する上で、キャプチャーボードを選定する際には最低限1080p60fpsの解像度とフレームレートパススルー機能を備えておいた方がいいです。

解像度については、フルHDとか4Kとかという単語をテレビで聞いたことがあるかもしれませんが、画面の縦と横とのピクセル数のことで、フルHDの場合は横1920ピクセル×縦1080ピクセルの解像度のことを指します。
PS5などでの配信を行うのであれば4K(3840×2160)の性能があった方がいいですが、Switchはゲーム機そのものの出力性能がフルHDなので、Switch以外配信しないのであれば、1080p(フルHD)60fpsの性能があれば十分です。

パススルー機能というのは、ゲーム映像をキャプチャーしながら、遅延なくモニターに表示するための機能です。これにより、ゲームプレイ中に遅延を感じることなく、スムーズにゲームを進めることができます。
Switchで言うと、ゼルダやポケモンのようなゲームであれば多少の遅延があっても問題なくプレイできますが、スマブラやスプラトゥーンといった、わずかなズレが勝敗を左右するようなゲームの場合は、数フレームの遅延でも操作に影響を及ぼします。
それを避けるためにも、パススルー機能を持ったキャプチャーボードを経由して、PCとは別のモニターにSwitchのゲーム画面を表示させてプレイするようにしましょう。

今回は、そんな最低限のスペックを備えたキャプチャーボードをオススメします。

こちらの機器は先ほど書いた最低限の条件である、
・1080p60fps
・HDMIパススルー

機能を備えていて、手頃な価格帯で手に入る機器です。
キャプチャーボードの世界ではElgato、AVerMediaといったメーカーが有名ですが、こちらの製品の何倍もします。
もちろん、価格の分の性能はありますが、予算を抑えるためにも、今回は有名メーカーは避けました。

4.照明

良い照明は、配信の品質を向上させます。LEDパネルやリングライトなどの柔らかい光を提供する照明機材を使用することで、顔の影を減らし、よりプロフェッショナルな印象を与えることができます。
こちらも、これまでの機材と同じくこだわり出せばきりがない世界なので、今回は最低限のLED照明ということで、こちらを紹介させていただきますが、Amazonなどのネット通販にはたくさん照明の商品があるので、予算と設置環境に合わせて選んでいただければと思います。

5.グリーンバック

配信画面で自身の映像をキレイに合成する時には、グリーンバックを設置することをオススメします。
ただ、最初にグリーンバックと聞くとテレビ局で見るような仰々しいものを思い浮かべるかもしれませんが、

スタジオに設置されたグリーンバックの例

家庭で利用する場合は、もっと簡易なサイズでも十分な効果を発揮します。

配信の場合は、最低限のサイズがあれば十分クロマキー合成ができます

選定する場合の考慮条件は、以下の通りです。

サイズ
グリーンバックのサイズは、使用するスペースと用途に応じて選びます。全身を映したい場合は、大きめのサイズを選ぶ必要があります。一般的には幅が1.5メートルから3メートル、高さが2メートル以上のものが多いです。自分の配信環境に合わせて適切なサイズを選びましょう。

②素材
グリーンバックの素材は、シワになりにくく、光の反射を抑えるものが望ましいです。一般的な素材には、ポリエステル、コットン、ビニールなどがあります。ポリエステルは軽くて扱いやすく、コットンは高品質な映像を提供します。ビニールは耐久性が高いですが、光の反射が多い場合があります。

③シワ防止
シワがあるとクロマキー処理が難しくなるため、シワになりにくい素材を選ぶことが重要です。シワが目立ちにくいポリエステル製や、伸縮性のある素材が特におすすめです。また、使用前にアイロンをかけるなどしてシワを取り除くことも検討しましょう。

④設置方法
グリーンバックの設置方法も重要なポイントです。設置が簡単で、安定して立てられるものを選ぶといいですが、自室で配信する場合は、スタンド付きが手頃で準備も簡単です。

こちらも照明同様、Amazonなどのネット通販にはたくさん照明の商品があるので、予算と設置環境に合わせて選んでいただければと思いますが、1例としてこちらの商品を紹介しておきます。

以上が、ゲーム配信を始めるための機材の基本的なリストです。これらの機材を選ぶ際には、自分のニーズや予算に合わせて検討しましょう。成功を祈ります!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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