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見せてもらおうか、最新のミラーレスカメラの実力とやらを!

社内でスタジオ運営をして2年くらい経つのですが、動画撮影だけじゃなく、会社の広報目的をメインとして写真を撮ることもあります。

写真を撮るときにメインで使っていたのが、Canon EOS Kiss M。
もともと個人でもEOS M5を使っていたのでなじみのあるEF-Mマウントだったのですが、発売から6年が経過していたのと、Canonが本格的にEF-Rマウントに移行し、同時にMマウントが終焉を迎えつつあるので、会社のカメラを一新したく、新しいミラーレスカメラを借りてみることに。

スタジオのビデオカメラがSONY製ということもあるので、パンダスタジオさんでSONYのフルサイズミラーレスカメラ、α7 IVをお借りして、今回は特に人物撮影という観点で比較してみました。


ソニーα7 IVの特徴と人物撮影でのメリット

ソニーα7 IVは、最新の技術を詰め込んだフルサイズミラーレスカメラです。以下の点が特に人物撮影で優れています。

高解像度センサー

ソニーα7 IVは、33メガピクセルのフルサイズセンサーを搭載しており、細部までくっきりと撮影できます。肌の質感や細かなディテールを忠実に再現するため、ポートレート撮影に最適です。

高速オートフォーカス

ソニーのリアルタイム瞳AFは、被写体の瞳を自動で検出し、瞬時にピントを合わせます。これにより、被写体が動いてもフォーカスが外れることが少なく、クリアな写真が撮影できます。

色再現性

ソニーの色再現性は非常に高く、特に肌色の表現に定評があります。自然な色合いで被写体を美しく表現することができます。

カスタマイズ可能な設定

多くのカスタマイズオプションがあり、ユーザーの好みに応じた撮影設定が可能です。特にプロのフォトグラファーにとって、自分のスタイルに合わせた設定ができるのは大きな利点です。


Canon EOS Kiss Mの特徴と人物撮影でのメリット

Canon EOS Kiss Mは、手軽に高品質な写真を撮影できるエントリーモデルのミラーレスカメラです。以下の点が人物撮影で優れています。

デュアルピクセルCMOS AF

Canon EOS Kiss Mは、デュアルピクセルCMOS AFを搭載しており、高速かつ正確なオートフォーカスを実現しています。被写体の顔や瞳を追跡し続けるため、動きのあるシーンでもピントが外れにくいです。

軽量・コンパクト

このカメラは非常に軽量でコンパクトなデザインのため、長時間の撮影でも疲れにくく、持ち運びが簡単です。ポートレート撮影のロケーションが多様な場合に便利です。

バリアングル液晶

バリアングル液晶を搭載しており、さまざまなアングルからの撮影が可能です。特に自撮りや低位置からの撮影に便利で、創造的な撮影が楽しめます。

キヤノンカラーサイエンス

キヤノンのカラーサイエンスは、特に肌色の再現に優れており、自然で鮮やかな色合いを提供します。人物撮影において、この点は非常に重要です。


実際の撮影例

実際にソニーα7 IVとCanon EOS Kiss Mを使用して、人物撮影を行いました。それぞれのカメラで撮影した写真を以下に掲載します。
カメラ設定はそれぞれフルオートにして、無加工で掲載しています。

ソニーα7 IVでの撮影例

Canon EOS Kiss Mでの撮影例

なんでこんな不機嫌そうな写真しか撮れてないのか…

いかがでしょうか?
被写体がオッサンなのはご容赦いただいて…全体的にSONYの方が明るく撮れている印象です。
あと、SONYの方がフルサイズセンサーだからか、被写体がパキッとしている気がします。


まとめ

ソニーα7 IVとCanon EOS Kiss Mのどちらも、人物撮影において優れた性能を発揮します。ソニーα7 IVは高解像度センサーリアルタイム瞳AFでクリアな写真を撮影でき、Canon EOS Kiss Mは軽量・コンパクトなデザインバリアングル液晶で多様な撮影スタイルに対応します。

どちらのカメラも、それぞれの強みがありますが、より解像度の高い写真を撮りたい!と思った際には、やっぱりα7 IVがいいなぁ…と思ってしまいました。

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