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好きな服を気倒してやるぜ2022、夏

とても好きなのに着ていない服の存在には気づいていた。
パリッとしたラミーのロングブラウス。Vネックで、バックが開いていてリボンで結ぶ形のもの。ネイビーとブラック、丈が違うものが1枚ずつ。

だが実際着てみると、出社する前に満員電車でシワになる。リュック通勤なのにバックにリボンてリスキーすぎる。ボトムに迷う。合う靴がない。好きだというだけでないないづくし……

ええいうるさい、今年こそ気倒してやろうじゃないの。

と、私の中のなにかが絶叫した。
セールを待てずに買ったこの服を、このまま着ずに捨てるのか?
絶対に似合うと確信して買ったものを、着ていないという理由だけで捨てるのか?
着ていないのはなぜか? 理由がないなら着るだけだ。
ならばいつ着る? 今でしょう!

というわけで、この2枚のブラウスを着倒すべく、まずはボトムスを買った。
古着だけど、今のトレンドにはない、ハリのあるオフホワイトの綿ワイドパンツ。存在感ではトップスに負けず、けれどトップスの濃色を引き立ててくれる。
足元はリーガルのグレーのローファー。通勤に使っているPORTERのゴツいリュックと合うように、どこまでも歩けるイメージを重視した。スニーカーだとカジュアルすぎてブラウスが浮いてしまったため、却下。

正直、ベージュや白のクロップドパンツに華奢なサンダルなんかの方が合うと思った。けれど、着倒すなら自分の今のライフスタイルにマッチするものでないと続かない。
インナーは白かグレーのタンクトップ。色気はいらないがインナー感と統一感は欲しい。無印良品の綿インナー最高。

というわけで出来上がった「ブラウスを着倒すコーデ2022」。結果として週二ペースで登場することになり、私は大変満足した。会社の後輩にも「すごい好きで買ったのでめっちゃ着てます」の言葉通り毎回同じ白シャツで現れる(メインは在宅、週一くらいで出社)子がいるが、本当に好きなんだなあ、いい買い物できて良かったねとしか思わないので、周囲もきっと「ミナカミさんこのブラウス超絶お気に入りなんだな」としか思っていないはずである。
そうです、超絶お気に入りなんです。来年もまだまだ着るよ!

と思える服に出会えたことは大変喜ばしいので、自分のテンションが上がることをメインに、今年の秋冬も来年の春夏も好きな服を好きなスタイルで着ていこうと思います。

とはいえ、好きな服なら毎日でも着ていたい〜なんなら全部同じにしちゃおうか!
とならないところが服の面白いところだよなあ。いろいろ着たい。いろいろ楽しみたい。

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