やすだ

大阪在住、キリスト教系のお仕事。去年から結婚始めました。

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最近の記事

氷点・続氷点 三浦綾子

読了。解説の一文が三浦綾子の小説の醍醐味をうまく表現していると思った。 氷点で語られるのは、人間の罪、つまり原罪について。 犯罪のことではなく、もっと深い、人の心の別に誰にもあえて見せないそのくろぐろとした領域を三浦綾子は取り扱っているのである。 この罪を自覚した人物たちがどのように、これと向き合っていくのか、どのように解決され得るのか、、ページをめくる手はいつのまにか人間の罪への希望を、救いを求めて急いて動いた。 『氷点』はドラマチックな展開、そしてエンディングを迎えて

    • 新5000円札の顔はハードボイルド津田梅子

      最近気になって調べた人物。それは、津田梅子。 なぜ調べたか? あれ、新しいお札のうちの1人って津田梅子だったよな →津田梅子って確かクリスチャンだったよな →てか、何した人だったっけ? →津田塾大学卒の友達も結構いるし、いっちょ調べてみるか ということで。 調べてみたらゴリゴリ帰国子女熱血英語教師だということがわかった。 11年間のアメリカ生活 まず、彼女は日本初の女性の国費留学生。 6歳のときに、岩倉具視使節団としてアメリカへ出発し、11年間そこで勉強。めちゃ優秀

      • ノアの方舟で思うこと

        聖書には、にわかには信じられないようなエピソードがある。 ノアの方舟(はこぶね) 神が人を洪水で滅ぼそうとするやつ。洪水から逃れるために、ノアという男がでっかい船を作って、自分の家族と動物をオスメスのペアにして、載せて、生き残ったという、その話だけど なんで神、人を滅ぼそうとしたの?神こわい! と思った。 なんでかというと、めっちゃ人が悪かったから、らしい。by 聖書 「神が人を造った」と聖書には書いてあるんだけど、 自分が造ったものを自分で壊すって。神、大丈夫?

      氷点・続氷点 三浦綾子