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流しそうめんとSNSは似ている【1分間note】


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ついこの間、近所でどこかの家族が3人で「流しそうめん」をやっていた。
小学校に入学したてくらいだろうか、
無邪気にはしゃぐ女の子が嬉しそうに流れてくるそうめんをつまみ上げていた。
幸か不幸か、新型コロナウイルスがもたらした平和な時間なのかもしれない。

ランニングをしていた僕は軽く挨拶をして、さりげなくその前を通り過ぎる。

通り過ぎた後、うしろは確認しなかったが、
おそらく、女の子がそうめんをキャッチしたら、お父さんがまた上からそうめんを流すのだろう。

ここで僕はふと疑問に思った。

『これがそうめんではなく、承認欲求だったらどうだろうか?』
みんなも考えてみて欲しい。

僕は現代のSNSには、情報の重要度に関わらず同じように流れてくるそうめんのような違和感を感じずにはいられない。

SNSでの情報はそうめんと同様に、キャッチできるものやキャッチできないものがある。
そして、こちらが欲しいと言わずとも情報は川上からどんどんと流れてくる。
その多くは僕個人の趣味嗜好に合わせたものではない。

彼氏との1年記念、高級ブランド品を買った報告、高い料理を食べている様子、そしてたまに自己啓発。

もちろんすべてが無駄になるとは言わない。
恋人との記念日を祝うことや、何かを頑張ったご褒美に高級なハンドバッグを買うことは人間にとって大切な行動かもしれない。
ブランド品を持って自己肯定感が高まるならこんなに良い投資はないと思う。むしろどんどんするべきだ。

しかしそれは当人にとっての話である。

残念ながら、僕には流れてくるものは全て「承認欲求」という衣で包まれた白いそうめんの塊にしかみえない。

同じものが次から次に流れてくるのはそうめんだけでいい。

情報は正しく摂取しなければ、ジャンクな情報まで溜め込んでしまい、すぐに情報デブになる。

筋肉質な身体に保つためには、正しい情報収集のクセを身につけることが必要だ。ストレスを感じやすい人は特に。

最後に、面白い「情報」を見つけたのでぜひ共有したいと思う。

SNSの利用時間増加が幸福度を下げることはあまりにも有名だが、最近のヒューストン大学の研究では「SNSの利用はうつ病の発症率を上げる」という結果が報告されたらしい。

冷たいそうめんをすすりたくなるような、ほどよい暑さ漂う初夏、
SNSとの付き合い方を今一度見直してみてはいかがだろう。

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