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TOS(胸郭出口症候群)が治せず、作業療法士が整骨院に行った話。

これは、上肢のリハビリをするOT(作業療法士)がTOS(胸郭出口症候群)を治せずに、近所の整骨院に行った話。

OTなのに肩痛めてどうするんや!!」
職場の人に話したら言われる。
「へへへっ」と笑って返すが、私とてなりたくてなったわけではない。

職場の整形外科を受診し、主治医からは「自分でアプローチしてみて」とのことだった。
確かに、、、。上肢のリハだから、、OT・・・。自分か。
っというわけで、その日からストレッチや筋トレを始めた。

1番症状のひどい日は肘まで痺れがあることもあったが、アプローチを続けると、腕のだるさは消失し、気になる痛みも無くなった。
力を入れたり、使いすぎると痛みが出ることもあったが、気になるほどではなかった。

しかし、その3ヶ月後、安静時から首〜肩(僧帽筋)に痛みがある。
買い物に行き上衣の着替えで肩を繰り返し動かしていると、痛みはさらに増した。
「はあ、またか」

自分では精一杯のアプローチはしていた。
でも痛みは続く。もう、人に頼ろう。お金に頼ろう。
そう思い近くの整骨院を予約。

「診断が出てからその後受診はしてないんですか?」

先生

「はい・・・あの・・私作業療法士で、先生からは自分でアプローチするように言われたんです。でもできなくて・・来ちゃいました。」

「ははは、そうなんですね」

先生

なんと情けない話。
職場のリハを受けるのは、知り合いばかりで恥ずかしくて受けられずに来たことを伝えた。

先生は笑って聞いてくれたが、気温の高さと恥ずかしさで私はうっすら汗をかいた。きっと顔も赤かっただろう。

僕、病院のことはあまりわからなくて「OTさんのこともざっくりしか知らないんです。ADLを改善って感じですかね?」

先生

そうです、そうです。どこに配属されるかで結構変わるんですが、肩を見ることもあるので・・・リハできませんでした・・・

こんな感じの会話もあった。先生は優しく対応してくださり「OTの方は初めてですねえ」と興味をもって話を聞いてくれた。

TOSのOTの人はいないのか?
みんな、どうしてるの?
そんなふうに思った。

自主トレやストレッチについても教えてくださり、自分がしていたアプローチ内容と比べ、ずれてなかったことに安心したと同時に、見れてなかった部分もあり
勉強になった。

また来週診せに来てください

先生

通院が決まった。
さて、私のTOSは緩和されるのか・・・・




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