ファンダメンタルズってなに?
こんにちは!もていとです😁
今回はファンダメンタルズについてお話できればと思います。
しかしながら僕はあまりファンダメンタルズ分析をしません。むしろ専門的な用語とか知らない部類ですww
では僕からは何をお話するのか?それは基本的なことになります😊
FX関係なしに経済とはというざっくりとした観点からお話していき総じて金融リテラシ―の向上につながればいいなと思います。知っていて損にはならないし、むしろリテラシーの低い日本では、これから話すことを知っているといつか近い将来一目置かれるかもしれませんww(知らんけど😑)
ではやっていきましょう😁
こちらの記事は僕自身がインプットしたことをアウトプットするためのものになります。形式上、第三者に話しかけるような口調にはなっていますがあくまで僕自身のための向上目的としたものになります、また内容過疎な部分もあると思いますが読まれる際は参考程度に留めて読んでいただけると幸いです。
国の成長は借金から
はい!いきなりぶっこんだ目次ですが、これはいわゆる債券のことです。よく耳にするワード「国債」ってありますよね?
では国債ってなに?
それはその国の借金です。借金って聞くと「えーー」って思いますよねwwですがこれなくしては国の発展にはつながらないのです。詳しく説明していきますね。
代表的なのが米国債ですね!そして国債には期間が決まっており、メジャーなのは米10年債です。これは10年後にアメリカが利子を付けて返済するという債券になります。
例えば日本がアメリカの国債を買ったとします。これは実質日本がアメリカにお金を貸したという事になり、アメリカは日本に借金をしたことになります。では借りたアメリカは、そのお金をどうするのか?
それはインフラ設備だったり、株や他国の債券購入といった投資に充てます。そして得た利益で再投資をかけて、お金を回していくのです。こうして国は成長していき、これらが多国相互に行われている為、総じて世界経済が発展していくのです。これは自国の利益を追求するといった資本主義であり、国債はその根幹といってもいいかもしれません。
よって債権(国債)は借金でもあり、財源でもあるのです。
長期金利
よくメディアで耳にする長期金利は主にこの「10年物国債利回り」のことを指します。中でもやはりアメリカの国債である米10年債利回りは要チェックしておきましょう!
なので10年債利回り=長期金利と覚えましょう!
長期金利というのは景気の指標として使われます。
米10年債利回りが高い時=景気が良い
米10年債利回りが低い時=景気が悪い
では景気が良いとどうなるか?
→株価が上がり(株高)国債(債券)は買われない(債券安)
景気が悪い時は
→株価が下がり(株安)国債(債券)が買われる(債券高)
債券というのはローリスクローリターンで株式はハイリスクハイリターンで景気が良いとイケイケでリスクオンになり、逆に悪いとリスクオフになります。
債券と金利の仕組み
債券投資には2つの利益があります
・インカムゲイン(利息) ・キャピタルゲイン(価格差益)
債券にはいついつに返すという償還日というものがあります。そしてその金額は変動しないのです。だから債券価格と金利は逆相関に動きます。
ざっくり絵にしてみるとこんな感じです!(利息はは省いてます)
まとめるとこんな感じになります😊
そして一つ注意しなければならないことが!
よくFOMCやECB等といった会合で出てくる利下げや利上げの金利とは全くの別物であるということです。
いわゆる中央銀行(以降中銀)が発表する金利は短期金利のみを指します。そして中銀は直接長期金利のコントロールをすることができません。できるのは短期金利のみと覚えておきましょう!
では長期金利は何で決まるのか?
・物価の変動 (中銀が短期金利をコントロールすることにより間接的に物価の変動が生まれます。) ・短期金利の変動 この2つが組み合わさって長期金利が決まってきます。
利下げ
金融緩和の1つなのですが「利下げ」とは中銀が短期金利を下げることを指します。 利下げが行われると通貨は安くなり・株価は高くなります。
そもそも前提として利下げは景気が悪い時に行われるもので、景気回復を計る手段になります。ではなぜ利下げが景気回復につながるのか?
その前に…景気が悪いとどうなるかを整理しておこう!ドン😙
こういう状況になるのと同時に…物価の価値が下がり、お金の価値が相対的に上がります。つまりデフレになるという事!!
モノの価値が下がる理由:消費が減ることで需要が減ります。そうなると企業間で価格競争が生まれるため値段が下がっていく。あとは在庫消費のために叩き売ったりとか(夕方以降のスーパーの総菜コーナーみたいww)
つまりこのスパイラルが続くと国は衰退の一途をたどるので中銀は利下げを行うのです。
では話を戻して利下げが景気回復につながるのか?ですが
利下げをすると市場に流通するお金の量が増えます。流通すると消費が増え、企業が潤い、給与が増える。よって景気が回復するというわけです。
ではどうやって流通を増やしてる?銀行の仕組みはこんな感じ!ドン😊
このような仕組みのもと利下げ(=短期金利下げ)を行うと民間銀行からしたら、利益に繋がらないため日銀にお金を預けるメリットがなくなります。そうなると民間銀行は日銀に預けるのではなく今度は企業や個人に融資をするようになります。こういうからくりで市場にお金が流通し、結果消費に繋がりスパイラスからの脱却ができる=景気回復につながるのです。
ついでにこの時の民間銀行は利益追求のためたくさんの顧客に融資してもらいたいがために金利を低く設定してきます。且つ借りやすいです。
いろんな人が借入できるようになると、新しいサービスやお店、商品などができやすくなり、企業発展につながっていくのです。だから株価は上がるというわけです。(株高)
そして通貨に関しては金利が低いので貨幣そのものの価値は下がっていきます(通貨安)
利下げまとめ
利下げとは:中銀が短期金利を下げること
企業・個人がお金を借りやすくい状態になる
通貨安・株高
利下げ例外
利下げしたのに通貨安・株高にならないパターンもあります。
①通貨安にならない:事実買い
利下げの発表前の予想段階でチャートが先に動いてさがってしまい、下げの材料が出尽くしてしまったため(予め織り込まれている状態)発表時に通貨価格が上がるという事がある。
②株高にならないパターン:最初の利下げ
利下げは景気が悪い時にするのが前提で、今まで利下げしてこなかったのに利下げをし始めるとなると誰もが景気悪と感じます。そうなると今の株価が天井なんだという思惑が働き、我先に利益という事で売却が始まり株高にならない。
金融緩和
はい!金融緩和はもお≒で利下げのことと持ってくれていいです!
金融緩和の目的は市場に出回るお金の量を増やすことです。利下げと同じですよね。
しかしながら金融緩和には段階的に措置があり、全部で3つになります。
①利下げ ②量的緩和 ③マイナス金利
①の説明は先ほどしたので割愛
②ですが①でも景気が回復しなかったときに行われますがその内容は...日銀が民間銀行が持っている債券(国債・社債)を買い取るという事。
通称:買いオペ(メディアで買いオペと聞いたら=不況と思っていいです)先に利下げを行っており、金利が付かない債券を日銀が民銀から買い取ることで民銀には現金が入ってくる。よってお金が流通する量が増えるという仕組みになります。
③本来、中銀が民銀に払うべき金利を逆に民銀が中銀に金利を払うという謎現象です。預ければ預けておくだけ損なので当然民銀は中銀にお金を預けません。そうなることで民銀はより企業・個人への融資が活発になります。そうすることで流通を起こすという措置になります。③の時のデメリットとして、債券を持っていても資金は増えないので誰も買いません。つまり海外からの購入もなくなり、外貨が入ってこない状況になります。
金融緩和まとめ
金融緩和≒利下げ
量的緩和=債券を中銀が買い取ること
マイナス金利=最終手段
利上げ
中銀が短期金利を上げること(通貨高・株安)
利上げは景気が良い時に行われる。(えーー景気いいのは良いことじゃん)
なぜ?→行き過ぎた景気を落ち着かせるため。
景気が行き過ぎるとどうなる?→インフレが起こります!
利上げの仕組みは利下げの逆です。金利を上げると民間銀行は中銀に預金し始めます。そうすると市場に回るお金の量が少なくなり、相対的にお金の価値が守られるというわけです。
それに相反して株価はさがります。景気が行き過ぎてて利上げすることによってお金が回らないので、つまり株価の天井を示唆します。よって株価は下がるのです。
利上げまとめ
景気が良く、行き過ぎた時に利上げされる
利上げ=流通するお金の量を減らす
通貨高・株安
金融引き締め
こちらも≒利上げと思ってくれていいです。
過熱した景気を抑制するために市場に流通するお金の量を減らすことが目的です。
こちらも金融緩和同様に段階があります。
①利上げ ②売りオペ
①は説明したので割愛します。
②:これは金融緩和の買いオペの反対です。中銀が債券を買い取りしていた売りオペの反対で、買いオペは中銀が民銀に債券を売却することで民銀にある現金を吸い上げます。こうすることで市場に回るお金の量を減らすのです。
金融引き締めまとめ
金融引き締め≒利上げ
景気が過熱した時に行われる
市場のお金の量を抑制する目的
景気サイクル
簡単に絵にしてまとめてみましたので、これで一度頭をすっきりさせてみてください(逆にややこしくしてたらごめんなさいww)
経済指標
ここまで長々とややこしい話を読んでいただきましてありがとうございます。ここからは少々FXや株式をされている方向けの内容にフォーカスしていきます。
とはいっても冒頭に話しましたように、僕は全然ファンダメンタルに詳しくないです。代表的といいますか、これくらいは僕でも気にしてるよっていうものを紹介していきます。
ではやっていきましょう😁
FOMC
米国の中銀が開く会合のことで、米国の金融政策を決める会議になります。
米国の中銀FRBです(正式名所は、、調べてくださいwww)
発表は年8回あり、FRB議長の会見もハッピーセットで行われます!
日本時間で深夜3時(サマータイム)or4時に発表あります
ドルストレートに強く影響し、利上げされるとドル高・利下げされるとドル安になります。
ECB理事会
欧州版FOMCでECBが欧州の中央銀行になります。
ユーロとペアの通貨に影響が大きく、やはりとくにはユロルは影響大になってくると思います。
ドル円に比べてボラが大きい通貨なので発表後は結構動きます。
日本時間で20時45分(サマー)or21時45分に発表
こちらも総裁の会見がパッピーセットにされます。
FCMCと同じく金融政策なので利上げ=ユーロ高・利下げ=ユーロ安
米雇用統計
各国の雇用統計の中で圧倒的に重要な指標!
なぜ?→それは中央銀行の役目にあります!
基本的に中央銀行は自国の短期金利をコントロールすることで物価の安定や自国の貨幣価値の維持に務めます。しかし米国の中央銀行ことFBRはそれに加えて【雇用の最大化】も項目に入れています。
なのでアメリカの金融政策に大きく影響してきます=チャートが大きく動く
基本的には、、、好結果=ドル高・株安 悪結果=ドル安・株高
例外もあります
好結果が続きすぎると・・景気良すぎない?そろそろ利上げ来るのでは?って懸念され逆に株安になることもある。
そして雇用統計といっても項目が約10項目ほどあります。一度にすべてをチェックするのは中々骨が折れるのでまずはこの2項目をチェック!
・非農業部門就業者数 ・失業率
BOE政策金利発表
BOE=英国中央銀行 日本時間 21時発表
英国版FOMCです。政策金利の決定をMPC(金融政策委員会)が決めている
ポンドはボラティリティが圧倒的に大きくて巷では「殺人通貨」なんて言われています。まずこの発表前後1時間はノータッチ推奨です!
利上げ=ポンド高・株安 利下げ=ポンド安・株高
日銀金融政策決定会合
これは正直チェックしてませんwww
一応日本に国籍を置いているので紹介しておきます!
影響力はそこまでなく、強いて言うならクロス円がたまに動きます。
1つ面倒くさいのがこの会合結果の発表が決まっていないことです!大体正午くらいに発表されるかなーくらいの記憶です!ただ総裁の会見は15時30分で固定だった気がします。
とりあえず注目度は高くないですが、ニュースとかで一番目にする指標なので入れておきました!
利上げ=円高・株安 利下げ=円安・株高
はい!こんな感じです!もちろんこれ以外にもチェックしているものもありますがそれはご自身が監視している通貨によって重要度が変わると思うのでメジャー且つ大体の人が見ているものをピックアップしました。
経済指標でレートが動くとき
最後に実際に指標発表があって、レートが動くとき・動きやすいというのを簡単に話してこの記事を締めたいと思います。
ズバリ・・・
「予想との乖離が激しいとレートは動く」です!
指標発表には必ず予め予想値がたてら、時たまその予想値で発表前にチャートに織り込まれたりもします。前に話した事実買いとかもそういう事ですよね。つまり指標結果が前回と比べてよい・悪いというよりも、予想値との乖離具合でレートは動くのです。
なので一応監視通貨関連の指標は予想と結果をチェックしています。
以上が僕の知るファンダメンタルです!調べるともっと詳しい内容が出てくると思いますが、僕はそこまでファンダを重要視しないので基本的な金融の見方を今回重点的にお話しました!
次こそ何書こうか思いつかないので、しばらくは籠るかもしれませんww
ではまた✋
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