セブ島でのゲストハウスの作り方 part1
前回のnoteの続き+延長です。
海外でゲストハウスをやろうとしてる人に届いてほしいです。
フィリピンという国の難しさ・海外という難しさを、、、、
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ということで、ゲストハウスを作ろうと思いました。
まずこの時描いていた僕の中のゲストハウスは、日本レベルの環境にあり、安く、日本人が来やすい場所。このくらい。
ターゲット→日本人・学生
泊まれる人数→20人
当時はこのくらいザックリでした。けど、やれる気しかしなかったのと、情報が少なすぎてこのくらいしか想像できませんでした。
けど、こんな感じでセブ島を往復する日々がはじまりました。
が、しかし、ゲストハウスを作ることに対して、大きく2つ問題がありました。
1 資本金がない
2 家探し
この2つの壁が高かったです。
今日はこの1をどのように乗り越えたか?を書いていきます。
1をクリアするためにやったこと。
1 セブに行き調査
2 自分のPLを見つめ直し、事業計画書を書く
3 いろんな人に見せにいく。
1はお金がないので、行けても3ヶ月に一回くらい。セブパシフィックで安くとり、往復3万を超えない価格で往復していました。
いろんな地区に行ったり、治安を自分の目で見て確かめたり、近くのスーパーやレストランにも行きまくりました。
現地の不動産やいろんな物件を見たり、すでにあるゲストハウスに泊まって自分ならどんな家にするかひたすら考えていました。
セブの日本人ゲストハウスは片手で数えられるくらいしかなく、どれも色が違う。ターゲットも少し違う。一泊の値段も微妙に違う。
場所もそこまで固まってはいない。そして、ゲストハウスだけでなく、他のビジネスもしている人が多かった。
留学案内・飲食・ネイル・工事など。人が集まるところにはビジネスは生まれると思うので、自分もなにかできたらいいなと思いました。
セブの家はいろんな形があり、苦戦しました笑
一軒家を探していたのに、タワーマンションに連れて行かれたこともありました笑フィリピン人は面白い人間でいっぱい笑
現地を調査して思ったことは、
自分の基準を決めなければならない事が難しかったです
例えば、僕は5ldkの家を探していました。
詳細は、5ldk・トイレ3・シャワー3家賃10万以内・都会・犬飼育できる・ビレッジ内(セキュリティー)
これが僕が決めた条件でした。この条件に合いそうな家を20件くらい回りました。ただ、どこの家もどこか引っかかっていました。
例えば、家賃が予算より高かったり、トイレが2つしかなかったり、セキュリティーがガチガチ過ぎたりと上記条件に合う家はありませんでした。
そうなるとこの基準を落とさなければならない。
つまり、どこかを妥協しなくてはならない
なので、優先順位を作った。
1 家賃 2 5ldk 3 トイレ・シャワー 4ビレッジ 5犬 6都会 こんな感じになった。
この優先順位だったので、僕は都会を捨てました。予算を上げたら多分出てくると思います。ただ、僕はただの一般人。お金もコネも実績もなかったので、固定費の家賃の順位を下げることはできませんでした。
なので、セブの中心の都会を捨て少し奥に行ったところで探し始めました。
そうすると、面白いくらいに、家賃が安い。道が混んでない。うるさくない。
ただ、住みやすい、なんなら日本人とすれ違わない。
取捨選択したことで見えた新しい景色でした。そんな感じでセブを探索していました。
2 自分にとって無駄なものは全部削りました。いらないサブスク、日本でないと使ってないサービス、無駄な買い物。などなど。ただ、いくらPLを見たところで、資本金を作ろうとしたらどのくらい時間がかかるか試してみた。
仮に300万だとすると、月に20万稼げているとして月に10万を貯金できたとしましょう。
計算すると、ざっと2年と半年かかる。
この時思ったのが、2年と半年は待てないと思いました。
自分の夢が2年半あとになってようやくスタートは人生的にもきつい。
それにその2年半の間に不幸が続いてしまったら、夢を諦める確率のほうが高くなる。こっちのほうがリスク高い。
それにいちばん大切なセブ島でゲストハウスするということは、この2つに時間を使わなければならず、そっちに時間を使えなければ本末転倒。
なので、僕は決めました。
お金を引っ張ってこよう!!
そして自分でPLを書いてみて、BS自分がどのくらいあるか確認して(全然なかったw)結局いくらかかるのかを調べた。
そして、それを一枚の紙とプレゼン資料を作っていろんな人に見せに行った。
投資家・銀行・役所などよく聞くところにはいろいろ行ってみた。
けれど、どこからもお金は出ませんでした。
なぜなら、実績がない。成功確率があまりない(ITのように成長性もない)
この2つが大きかった。結構凹みました。
こうやって回ってる間にも時間は進み、悔しい時間が長いからだ。
ただ、いろんな人に見せたおかげでいろんなフィードバックをもらえたので、そこは本当によかったです。
セブ島に行きたいのに、まだ日本、、、、、
と、そんな時に、目の前にチャンスが転がってきました。
続く
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