記事一覧
学校の学問ともう一つの学問
学問には2種類あります。
「学校の学問」と「修養の学問」です。
・学校の学問…学力を高める、知識を増やす
・修養の学問…人間力を高める、智恵を身につける
学校の学問もやり方によっては「修養の学問」になりえます。
しかし、今の学校で人間力を高めるのは至難の業です。
僕は、日本人が昔から大切にしてきた「修養の学問」を実践したいと考えています。
日本中に「修養の学問」を広げて、教育の役割を全
勉強とは、知識獲得のためではなく、人間創りのためにするもの〜新しい教育を創る〜
・物知りである
・学校での成績がいい
・勉強がよくできる
素晴らしいことではあります。
でも、「競争」ではありません。
勉強ができる人間の方が価値があるのか?
勉強ができない人間は努力不足なのか?
勉強ができない人間は苦しんでもいいのか?
人と比べるような仕組みになっていることで、教育の行き詰まりや社会の閉塞感につながっていると考えています。
やりたくないのにやらされたら…〜フリースクールを運営する〜
このいろ塾では、高学年以上の子たちに『一日一話』ということでいろいろな人の話を紹介しています。
現在使っている教科書は『13歳からの生き方の教科書』(致知出版社)という本です。
その話の中に「やらされている百発より、やる気の一発」というイチロー選手が高校生の頃のエピソードが紹介されています。
人にやらされるのではなく、自らの意志で行動する
というイチロー選手の姿勢を学べます。
子どもたち
伝わる言葉と伝わらない言葉〜〜フリースクールを運営する
子どもたちの課題に対して、どんな言葉で伝えれば伝わるのか…
例えば、片付けをしないとき、片付けを意識させるには、どんな言葉がいいのか…
日々、試行錯誤中です。
もちろん、一回で全部が伝わり、すぐに効果があるような言葉はありません。
何度も何度も繰り返し伝えることで、徐々に子どもたちに伝わっていきます。
でも、その中でも、子どもたちが自分で考え、行動を改めるような、理解しやすく納得できるよう
自然が子どもにもたらすもの〜新しい教育を創る〜
今は環境の時代です。
どんなことをするにしても、環境を大切にするということを念頭に置く必要があります。
子どもたちにも、自然環境のことや科学技術の発展などを教えていく必要があります。
しかし、どんなに環境の大切さや自然を大切にする行動について教えたり、ルールで定めたりしたとしても、自然環境と深いつながりを持っていることを実感していなければ、机上の空論になってしまいます。
『子どもの頃にどれ
子どものために親ができるいちばん大切なこと〜新しい教育を創る〜
新しい教育を創るということでいつも書いていますが、本当は「昔の教育の良いところを取り戻したい」という想いが強いです。
現在の学校は、知識の教育に偏っていて大切なことを教えることができていません。
具体的には、最近このいろ塾で素読している『実語教』の一節
君子は智者を愛し、
小人は福人を愛す
(立派な人は知恵のある人と交流したいと思い、そうではない人はお金持ちと交流したいと願う)
物質(お
「ある」ことに気づく機会を〜新しい教育を創る〜
2024年は、能登半島地震から始まりました。
最近は豊後水道での大きな地震も起こりました。
これから暖かくなるにつれて、大雨や台風も起こってきます。
これらの災害は、日本列島に住んでいる限り逃れることはできません。
だから、そのような災害が起こるたびに不安させられます。
でも、災害や不安な気持ちだけを知らせたり教えたりするだけでは、自然や地球に対して偏った考えになってしまいます。
僕は、
優しくて和やかな雰囲気をどうつくるか?〜新しい教育を創る〜
僕は、子どもたちの居場所として「雰囲気」を大切にしています。
このいろスクールが目指す雰囲気は、
①優しい
②明るい
③和やか
です。
例えば、ケンカを許さないという雰囲気よりも、ケンカをしても優しく見守るという雰囲気にしたいです。
そんな「雰囲気」を目指して、どんなことに気をつけているのかを整理したいと思います。
1.空気・雰囲気が一番大事空気や雰囲気を大事にしている理由は、
「子
輝く大人との出会いで子どもたちに夢を!〜新しい教育を創る〜
このいろの教育で大切にしていることは、
①子ども中心の教育
②遊学一致
③輝く大人との出会い
です。
今回は、
③輝く大人との出会い
について詳しく書いていきます。
1.「ティッシュを配る人になりたい」以前も、このnoteに書いたエピソードですが、大好きな話なので再掲します。
福島正伸さんという尊敬する起業家がいらっしゃいます。
その福島さんが、小学校で講演をしたとき、子どもた
1年間を終えて〜フリースクールを運営する〜
3月22日から子どもたちは春休みです。
昨年の4月に開校してから、1年を迎えることができました。
たくさんの出会いとご支援のおかげで、なんとか毎日子どもたちが過ごす環境をつくることができています。
この区切りに、1年を総括してみようと思います。
詳しくは、
4月6日(土)13:30〜
『このいろ報告&説明会』でもお話いたします。
1.初年度を振り返る「このいろ」を設立した目的は、
・不
『夢は、叶う』〜新しい教育を創る〜
このいろの合言葉
・言葉は、大事
・夢は、叶う
・比べるのは、昨日の自分
事あるごとに、子どもたちに伝えています。
(口うるさくならない程度に。)
それくらい、人生で大切なことです。
今回は、
「夢は、叶う」
ということについて、詳しく記載していきたいと思います。