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失敗したっていいじゃないか、うつ病だもの

失敗が怖い?

私もそうですが、うつ病の人は失敗を極端に怖がりますよね。

外出するまでは調子良さそうだったのに、いざ出かけてみると目的の途中で具合が悪くなったり。あるいは、読もうと思ってネットで買った本を全く読まずに積み上げたり・・・。

今投稿も午前中からずっと、下書きのままだったり・・・

私はうつ病初期のころは、そういうできなかった自分が嫌でした。「なんでできないんだ・・・」と自分が信じられなくなり、次は挑戦すらしなくなる。悪循環に陥っていました。

ただいま振り返ってみると、うつ病になる前だって積み本してましたし、仕事だって土日どころか次の週に持ち越して締切超えそうになっていましたし、そんなにできてはいなかったんですよね。

逆に言えば、失敗での落ち込みが大きいだけで、それ以外は大して変わっていない。もともとズボラだったのに、うつ病になって部屋掃除もできない自分にへこんでいたり。

確かに、働けていない、安定して収入を得ていない、ということは大きいかもしれません。
しかしそれはそれ。いったん脇において、元の自分を考えてみましょう。そんなに変わってないぞ、と。

半年に1度70億円を捨てられるか

ちょっと話を変えて、いま世界有数の富豪としてイーロン・マスク氏が日々ニュースになっていますが、各方面で分析されている彼の成功の秘密で私がすごいと思ったことが、「ものすごい速さで失敗をしてものすごい速さで失敗の原因を解消している」ということでした。

彼は先月にもロケットを打ち上げましたが、実に半年に1回のペースで飛ばしています。昨年の4月は4分後に爆発、11月には宇宙空間に到達後に爆発。
今回は宇宙空間に到達して地球に戻る計画の途中で爆発しましたが、民間の取り組みとしては驚異的な速さで成果を上げています。
1回の発射コストは約70億円。それが燃え尽きても直後に「おめでとう。エキサイティングな打ち上げだった。次のテストに向けて多くのことを学びました」と言えることに驚きますよね。

私たちは当然彼ほどお金も持っていないし、あるいは才能にも恵まれていないかもしれない。だから、彼のやっている挑戦に比べたらハナクソ以下ですよ。

私の失敗の損失はあってないようなもの

そう考えると、私たちが日々できなくて落ち込んでいる失敗って何なのでしょうか?
彼に比べたらほぼノーリスクです。ましてやうつ病持ち。失敗しても言い訳できるじゃないですか。
ここは開き直りの一手しかないですよ。

つまり言いたいことは、
「失敗したっていいじゃないか、うつ病だもの」

以上です。

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