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無表情・不愛想な人への会話方法

今回は、当スクールの講師から寄せられた質問にお答えしております。

当スクールには、全国で100名の講師が在籍しておりますが、毎日色んな形で相談をいただいております。

今日は、寺田有利(てらだ・ゆり)講師から質問。

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〇寺田講師:受講生からよくいただく質問です。

「無口であったり、無愛想であったり、近寄りがたい。ざっくりいうと、とっつきにくそうな方っていますよね。その方に、いかに心を開いて話してもらうか、コツがあれば教えてください」

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〇桐生:ポイントは「相手にベクトルを向ける」ことです。

「無表情で怖い」とか「とっつきにくそう」という気持ちは一旦横に置いておいて、相手はどういう会話だったら、心を開いて話してくれるか。ここに1点集中します。

相手が話したくなる要素は、概ね2つあります。

1つ目は、自分が話したいこと

2つ目は、自分が聞きたいこと

相手が話したいことと、相手が聞きたいことをキャッチして、それを話題にすることで、徐々に心をひらいてもらいます。

すごい怖い顔をしたご年配の方が、お孫さんの話になると、一瞬表情が変わり、温かい顔つきになったりしますよね。ここが話したいことだったりします。

〇寺田講師:話したいことが何なのかを探る質問とか、相手が話したいことに視点を向ければ、相手の表情が和らいだりするかもしれないですね。

〇桐生:そうなんです。どんな質問すればいいかは、色々あると思いますが、まずは相手に質問投げかけて反応を見てみる。過去の実績の話になったときに、「わたしは昔、営業成績がトップでして」と前のめり感で話しはじめたら、そこが話したいところです。

〇桐生:2つめの聞きたいことも、人それぞれです。

「最近、夜、炭水化物を取るのをやめたら、結構お腹まわりがスッキリしてきて…」と話したときに、「え?ほんと!」みたいな反応であれば、もっと聞かせてほしいという合図です。

前のめり感が出ているということは、心を開きはじめた証拠です。

お互いのパーソナルスペースが近くなっていきます。

〇寺田講師:相手にベクトルを向けるべきだとわかっていても、どうしても緊張してうまく話せなかったり、そういう自分に意識が向いて会話ができなかったり。そういうときはどうしたらよいでしょうか?

〇桐生:人間はおもしろいもので、2つのことを同時に考えられないんです。怒りながら笑うみたいに、「怒り笑い」ってできなくて、普通は怒るか笑うか、交互に行うか。いずれにせよどちらかです。

だから、相手にベクトルを向けることに本気で集中した瞬間、自分に対する意識は外れるものです。

それが難しいときは、会話を始める前に、「私の話は一旦置いておいて」と、わざわざ動作したあとに会話に臨むとか。もちろん相手がいないところで事前にやる動作ですが。一旦相手にロックオンして、準備した上で会話をはじめるといいと思います。

〇寺田講師:たしかに相手の話に集中できそうですね。わたしも実践したいと思います!

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その他にも、2つ質問をいただきました!

ぜひ続きは動画でも是非お楽しください~(^-^)/

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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