見出し画像

言いたいことを整理する「分ける思考」

今回は「頭の中が混乱したとき!やるべきたった1つのこと」をお伝えいたします。

皆さんいかがでしょうか。

何か説明するときに、
✔言いたいことがまとまらない
✔伝えたいことが散漫になる
そんなことはありませんか?

また仕事をするときも、
✔複数の方から仕事を回されて混乱する
✔会議で何を議論しているかわからなくなる
こんなこともないでしょうか?

今回は、こういった頭の中が混乱する状況をどうやって打破するか。
その「たった1つの方法」をお伝えいたします。

本日お伝えするのは、セパレート思考です。

頭の中を整理するセパレート思考


セパレートとは、分けることです。

例えば、主婦の方が、
「ああ、もう17時!夕飯つくらなくっちゃ!」
「でも、ぜんぜん部屋が片付いていない…」
「あれ、洗濯物、終わったっけ?」
「あ!電話がかかってきた」
バタバタしているところに『ピンポーン』とチャイムが鳴って・・・
こうなると、もうパニックですよね。

会社でも、
「早くメールを送らなくっちゃ」
「あ、でもお客様に電話しないと」
そんなときに、誰から『昨日の企画書の件ですけど』と話しかけられ、そうこうしているうちにミーティングが始まる時間になり…
いっきにやることが溜まると混乱します。

そんなときに実施するのがセパレイト思考
まず「分ける」とう考え方です。

ステップは簡単です。
①種類ごとに分ける
②優先順位を決める
③一つずつアタックしていく
これだけです。

これは、恐らく普段誰でもやっていることだと思います。

例えば、売上をあげる方法を考えるなら、
・集客
・説明会
・商談
・購入
・リピート
みたいに、種類ごとに分けて、優先順位をつけて、アタックしてく。
こういうのをKPI(=Key Performance Indicator)といいます。

毎朝仕事を始めるときも、今日やるべきことを種別ごとにわけて、優先順位をつけて、大事なものから実施していく。
そんな段取りを組むと思います。

普段は誰もがやっているのですが、一度にたくさんのことが入ってくると、パニックになってセパレイトすることを忘れてしまうのす。

混乱したときはとにかく分ける

だからパニックになったときこそ、「とにかく分ける」こと。
これが頭の中を整理する最大のポイントです。

ここで、一つ例題。

「明日から朝5時に起きてください」
と言われたとしましょう。
普段は7時に起きています。
急に「5時に起きてください」と言われても、困りますよね。
「寝る時間だって遅いし」「やることがたくさんあってそんなに早く寝れない」
色々思うかもしれません。

でも、そんなときも、一旦分けてみます。

・原因:5時に起きられない理由
・対策:それを克服する方法
・納期:環境設定

仮にこのくらいで分けてみましょう。

・原因:寝るのが遅いから
・対策:23時には眠くなくても床につくこと。仕事は遅くとも20:00までとし、終わらなければ翌日に回す。
・納期:今日から実施

このように分けてみると、何となく対策が見えたり、「これくらいならできるかも」とか「5時は無理だけど6時はいけるかも」など、具体的なアクションが見つかったりします。
一歩でも前に進めます。

分けると、何となく前に進むきっかけが見えてくるんです。

もう一つ例をいきましょう。

会社で10万円の備品を買うとします。
稟議を通さなければいけません。
そのときも、
①購入の目的(備品を購入する背景)
②購入商品の説明(ABCと3パターンの商品候補を用意)
③自分の結論(私はAがいいと思います。なぜなら・・・)
に分けておきます。

何も考えず、丸腰で「これ買いたいです」なんて言ったら、上司から「なんで買うの?」と突っ込まれそうです。
更に「なんでこの商品なの?」と。
どんどん詰められることになります。

具体的な練習メソッド

ここまで、混乱したときは分けて考える「セパレート思考」についてお伝えしました。

まずは3ヶ月くらい分けることを徹底的にやってみると、分けることが癖になります。
普段の何気ない出来事をガンガン分けて、練習していきます。

例えば、テレビでジャニーズのアイドルグループを見て、
・この人はイケメン担当
・この人はお笑い担当
・この人は話を聞く担当
という具合で、勝手に分けてみる。

報道番組で為替の話をしているなら、
・この人は円安のメリットを話している
・この人は円安のデメリットを話している
・この人は今後の予測について話している
「へ~、みんな話していることが違うんだ。だから意見がぶつかりあって激しい議論になっているのか」
と勝手に分析してみると面白いです。

何事もトレーニングです。
トレニンーグというヘビーかもしれませんが、野球だって素振りした分、打てる確率は高まります。
やはり毎日のちょっとした練習が大切ですね。
セパレート思考の詳細は動画でも詳しく解説しておりますので、ぜひご確認ください(^-^)/


-----------------------------------------------------------------------------
【モチベーション&コミュニケーションスクール】

コミュケーション力アップ、伝わる話し方、あがり症改善セミナー

ビジネスマンのための「伝わる話し方」実践スクール

モチベーション&コミュニケーションスクール会場

【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】
「コミュ障」でもしっかり伝わる話し方(PHP研究所)

◎「話し方の正解」~誰とでもうまくいく人の55のルール~(かんき出版)

◎緊張しない「最初のひと言」大全(Clover出版)

◎図解版:雑談の一流、二流、三流(ASUKA BUSINESS)

◎30秒で伝える全技術 (KADOKAWA)

◎雑談の一流、二流、三流 (明日香出版)

◎10秒でズバッと伝わる話し方(扶桑社)

【ビジネスマンのための「伝わる話し方」実践スクール】

【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

【モチベーション&コミュニケーションスクールSNS】

モチベーション&コミュニケーションスクール公式LINE

YouTubeみのちゃんねる

instagram

Twitter

Facebook

TikTok

株式会社モチベーション&コミュニケーション

所在地 〒163-0649 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル49F
お問い合わせ TEL:03-6384-0231
MAIL: info@motivation-communication.com

-----------------------------------------------------------------------------


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?