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【メンタルを強くする習慣】今日からできる!ご機嫌マネジメント法

今回は「メンタルを強くする習慣」について。

私は、今では講演や研修でメンタルについてお話させていただく立場になりましたが、もともとメンタルが弱く、本当に苦労したタイプの人間です。
なので「私、メンタルが弱くて…」とお悩みの方のお気持ちがよくわかります。

当スクールには全国に100名近い講師が在籍しておりますが、日々のレッスンの中で、メンタルに関する相談は本当に多いです。
例えば、
・あがり症で人前でのスピーチなどが悩みのタネです。話し方以前に、メンタル面から改善したいです。
・人との会話が苦手です。これまで、きるだけ会話することから避けてきました。人と話さないといけないと思うとメンタルがやられそうです。
・「できると信じ込む」「自分を強く持つ」といった曖昧なことではなく、即実践できるメンタルを強くする方法が知りたいです。

など、色んな声をいただいています。

最近では、豆腐のようにボロボロになるメンタルのことを「豆腐メンタル」と言ったり、心が壊れて溶けてしまいそうなことを「メンタルダウン」と言ったり、「メンタル」という言葉は日常でもちょくちょく出てきます。

「メンタル」を直訳すると「心の持ちよう」や「精神」となりますが、そのメンタルが崩壊するときってどんなときでしょうか?

メンタルが崩壊するとき

それはストレスがピークを迎えたときです。
バーンアウト(燃え尽き症候群)といって、虚しさを感じたり、自己嫌悪に陥ったりします。
だから早めに対策を打つ必要があります。

では、メンタルを強くするにはどうしたらよいでしょうか?

メンタルを3つのタイプに分けみましょう。

①ストロングタイプ

ストリングタイプとは、例えば、
・上司に怒られても「ありがとうございます!」と明るく言える人
・お客様に提案して断られても「またよろしくお願いします!」と再度挑戦できる人
・何度も告白して振られても、何回でもアタックできる人
など、いわゆる鋼の心臓を持っている人です。

ストレスが来ても打ち返せる。心臓に毛が生えているようなタフなタイプですね。

②レジリエンスタイプ

また、こういうタイプもいます。
レジリエンスタイプです。
レジリエンスとは「心の回復力」のことをいいます。
ストレスがきても、うまく受け流したり、もごとの解釈を変えたりして、一回吸収してから優しく返せる弾力性のあるタイプです。

③ドント・ウォーリータイプ

こういう人もいます。
ドント・ウォーリータイプです。
ドント・ウォーリー(Don't worry)とは気にしないということです。
ストレスあってもそれに気づかない人です。

例えば、
・「あなた、あんなこと言われてよく怒らないね」→「えっ?何がですか?」と気づいていない人
・街中でナンパして無視されても→「あれ?聞こえなかったのかな?」と平然としていると人
こういったストレス自体が頭に入ってこない無敵のタイプですね。

ひとくちにメンタルが強いタイプといっても、
①ストロングタイプ
②レジリエンスタイプ
③ドント・ウォーリータイプ
があります。

あなたが「メンタルが強くなりたい」というとき、どれを目指しますか?

恐らく、①ストロングタイプを目指すのは、なかなか難しいのではないかと思います。
ただでさえメンタルが弱いのに、「強くなれ!」「跳ね返せ!」「がんばれ!」と強制されたら余計に心が折れそうです。

③のドント・ウォーリータイプも、天性の素質のようなところがあります。
いきなりここを目指すのは難しそうです。

そこで、メンタルトレーニングでおすすめするのが②のレジリエンスタイプです。

なんだかんだいっても、やはりストレスは受けます。
ストレスが起こりそうな事態をこの世から撲滅することは無理なので、その受け止め方や対応策を知る。これがレジリエンスです。

自分の機嫌は自分で取る

レジリエンスを高めるには、拙著『話し方すべて』(かんき出版)の第6章7項目に記載したパワーワードがオススメです。
それは「ご機嫌マネジメント」です。

「自分の機嫌は自分で取ろう」
これは、お笑い芸人のみやぞんさんがテレビ番組の中で言ったことで大変話題になりました。
本当に大切な至言だと思います。

例えば、仕事が多くても、ご機嫌そうにニコニコしていれば、誰かが助けてくれるかもしれません。
不機嫌そうに怖い顔をしていたら誰も声をかけてくれないでしょう。

上司から指摘されたら、「次回への対策がもらえた!」ご機嫌でいる人は、きっと上司からも可愛がられるでしょう。

苦手だと思っている人にニコニコ挨拶してみると、意外と相手も「おはようございます」と笑顔で返してくれたりします。
苦手だと思い込んでいただけかもしれません。

ご機嫌でいれば、ご機嫌な人のところに人が集まってきます。

メンタルが弱い人の最大の特長は、一人で頑張っていることです。
「自分で頑張らなきゃ」「自分だけでなんとかしなきゃ」と。
頑張ることはいいとことですが、これだとなかなか沼から抜け出せません。
まわりの人に手伝ってもらい、まわりの人とよい関係性を築くことで、自分のメンタルを整えていくのも一つの手段です。

そのためには、ストレスを感じたときの解釈力を高め、いかに自分がご機嫌でいられるかを考えること。
最初は大変かもしれませんが、人間の細胞は90日で入れかわるといわれています。

3ヶ月間、腰を据えてご機嫌マネジメントをやってみると、意外と習慣になるかもしれません。
ぜひ動画でもご機嫌マネジメントへの学びを深めていただけるとうれしいです(^^)/

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。

18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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