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会議で「もっと発言するように」と言われないコツ

Q:「会議など人が集まる場で、もっと発言するように怒られることがあります。思ったことを言葉にできず、もどかしく情けないです。少しでも今の自分をステップアップさせたいと思います」

メッセージありがとうございます!

「もっと発言するように」

これ、私も思い当たる節があります。今でも鮮明に覚えていますが、20代のころ、社内のシステムをつくるミーティングで、私、上司、部下、取引先の担当者がいたんです。部下が「ああした方がいい、こうした方がいい」と、結構積極的に発言するんですね。

上司も「おお、いいね!」、担当者も「それでいきましょう!」と盛り上がっており、私は言いたいことはあったのですが「話がまとまりそうだから特にいいかな」と、発言しなかったのです。

すると、上司から「おい、桐生。お前には意見がないのか!」と、強烈に言われましたことを思い出しました。

きっと、今回メッセージをいただいた方も、意見がないわけではないと思うんです。

でも、どのタイミングで発言をすればいいのかわからなかったり、「こんなこと言っていいのだろうか…」と躊躇することがあると思います。

そこで、今回は「会議で発言しやすくなる方法」に特化してお伝えいたします。

思ったことをわかりやすく伝える方法については、過去の動画でも「BOX思考」「ズバリ発想法」「要約話法」など、たくさん展開しておりますので、そちらも合わせてみて頂けると嬉しいです。

「発言前のジャブ」がポイント

会議で発言しやすくする方法。

結論は「発言前のジャブ」です。

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黙っている人が、いきなり、「ハイ!私〇〇だと思います!」というのは、ものすごく勇気がいるんです。

意見を言うタイミングがわからないですからね。

なので、「今から発言しますよ」という雰囲気を醸し出す必要があります。それがジャブ。つまり反応です。

ジャブ=反応

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例えば、会社の会議で、何か話し合われているときに、「へ~なるほど~」とか「そうなんですか~」とジャブを打ちます。

そして、「ということは、こういう仕組みも作れるんですか」と入っていきます。

「確かに~」「そういうケースはありますね~」と反応し、「でもこういうケースもありますよね」と意見を伝えます。

特段、声を出さなくても、頷いたり、司会者の人を見たり、天井を見て「うーん」と考えたり。動きを見せることでも、何か言いたげな雰囲気を醸し出せます。

そうすると、そこにスポットライトが当たります。

先日、リモートワークで上手く話すコツという動画で、ひな壇芸人の話をしました。ひな壇芸人さんも、いきなりボケるのは大変で、「おい!おい!」「ちょっと待てよ!」「こらーっ!」と言いながら、徐々に会話に入っていきます。

これと一緒で、発言する前の下地。これが反応です。

下地をつくる3つの方法

具体的な方法が3つあります。

①声を使う

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「はぁ~」「かぁ~」「なるほど~」と声を出して、反応していきます。反応がない方は気配を消されてしまいます。すると益々発言がしにくくなるので、声を使ってアピールしていきます。

②体を使う

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前のめりになって話を聞いたり、たまに後ろに反り返って(もちろん失礼がない範囲で)物思いにふけったり。

すると、「〇〇さん何か意見はありますか?」「いや実はですね」と会話に入りやすくなります。

③目線を使う

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アイコンタクトを送って、司会者を見たり、発言している人と目を合わせたり。

これも「◯◯さん何かあります?」って言ってもらいやすくなります。

声、体、目線だったら、すぐにできそうな気がしません?

飲み会でも

これは会議に限らず、飲み会でもそうです。飲み会の中心にいる人は、リアクションをしている人です。

多くの方は、何を話そうか?というアクションばかりにとらわれています。

しかし、アクションとリアクションは、セットで爆発的な力を発揮します。

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話を会議に戻すと、会議で発言できない人が話しやすくするには、まずジャブを打つということ。

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ジャブとは反応です。

いきなり話し出すのは怖いもの。まずは下地をつくる。慣らしてから話し出す。

ぜひチャレンジしていただきたいと思います!詳細は動画にて解決しております。

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

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1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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