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【ボイトレ】聞きとりやすい話し方トレーニング

Q:「私、滑舌が悪くて困っています。何かいい方法はありますか?」

前回に引き続き、ボイストレーニングの内容ですね。その問題意識が素晴らしいです!ぜひ滑舌をよくしていきましょう!

滑舌がよいと、ハッキリ聞こえるので、聞き返されることもなくなります。いかにクリアに話すか?ココがポイントになってきます。

避けて通れないベロの動き

聞き取りやすい話し方をするために、どうしても避けて通れないものがあります。

それが、ベロ(舌)です。

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滑舌は、まさに「滑る舌」と書きますが、滑るように舌が動くことがハッキリ聞こえるポイントになります。

もちろん、口の周り(口腔)の広さとか、唇の動きによっても変わってきますが、やはり一番はベロです。

アナウンサーの方は、早口言葉をすごく練習しますよね。早口言葉はベロを動かす最高のトレーニングです。

いかにベロの動きを強化するかが、これが山場です!

ジッタリン・ジンさんの「日曜日」♫

ところで、ジッタリン・ジンさんの「日曜日」って歌、知ってます?

ラリルレリ ラリルレリ ラリルレーリリ♪

ラリルレリ ラリルレーリラ リルレリール♬

という歌詞があります。

これが非常に滑舌の練習になります。

舌をしっかり動かさないと、これが言えません。しかも、リズムに乗せて言うのは、これまた至難の業。高度だからこそ、舌を動かす練習になります。

皆さんも動画を見ながら、ぜひ練習してみてください。

ラリルレリ ラリルレリ ラリルレーリリ♪

ラリルレリ ラリルレーリラ リルレリール♬

は「ラ」行のトレーニングです。

スクリーンショット 2021-07-14 20.54.59

これを「カ行」「サ行」とやっていくと、自分の苦手な行がわかります。

「カ行」なら、

カキクケーキ カキクケーキ カキクケーキキ

カキクケーキ カキクケーキ カキクケーキク

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最近、東京オリンピックのニュースで「無観客」って言いますよね。

この「無観客」を言えない人が結構いるんです。「カ」と「キ」と「ク」が入って、カ行がつづくので、言いにくくなります

次に「サ行」です。

サシスセーシ サシスセーシ サシスセーシシ

サシスセーシ サシスセーシ サシスセーシス

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新型コロナ関係の方でよく出てくる「感染者数」って言葉がありますよね。一度「感染者数」って言ってみてください。

上手く言えましたでしょうか?

テレビを見ていると、きちんと言えていない人が結構います。感染者数を「かんせんはふう」みにいになってしまう人です。

「サ行」が続いているので、言いにくいんですよね。

弱点を極める

このようにして「カ行」からあてはめていくと、言いやすい行と言いにくい行がわかってきます。言いにくい行にアタックしていけばよいわけです。

「タ行」なら、

タチツテーチ タチツテーチ タチツテーチツ

タチツテーチ タチツテーチ タチツテーチチ

ですね。

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「ナ行」もいってみましょう!

ナニヌネーニ ナニヌネーニ ナニヌネーニニ

ナニヌネーニ ナニヌネーニ ナニヌネーニヌ

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「カ行」から順番にやっていきましたが、言いやすい行と、言いにくい行がありますよね。

言いにくい行は、どの行でしたでしょうか?

そこを10回程度練習すると、相当舌が動きます。

ぜひ、リズムに乗せて、ベロを動かす練習をやってみください。是非動画もご覧ください。

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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