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自然に会話が広がる!「事実+〇」

Q.:「あまり話すのが得意ではなくて…。人前で話すのは意外と平気なんですが、二人っきりの会話の方が苦手です」

という質問をいただきました!

本日は、こちらの相談にお答えしたいと思います。

二人っきりだと、会話が続かなかったりすることもありますもんね。

今回は、自分から話題を提供したり、質問して会話をリードしていくのも苦手ということをお聞きしましたので、相手から話してもらえるワザをお伝えしたいと思います。

「事実+◯◯」で会話の材料をテーブルに

ポイントは、「相手が話したくなる材料を提供する」です。

事実に、少し+アルファしてみます。

「事実+◯◯」

ここの◯◯、何が入ると思います?

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答えは、「気持ち」です。

「事実+気持ち」

例えば、「昨日はお休みで、一日中、家で寝てました」

これはただの事実です。

そこに、少し気持ちを足してみます。

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「昨日はお休みで、一日中ずっとテレビを見ながら寝ていたんです」=事実

「人間って、こうして堕落していくんだなと思いました笑」=気持ち

この気持ちを足すと、「わかる~!」みたいな共感が生まれたり、「先日私も・・・」と、次の話につながったりします。

まさに話題の材料をテーブルにのっける行為です。

また、

「先日、会議の発表で、メチャメチャ緊張しました」

これはただの事実です。

ここに、「立った瞬間、『今日は帰っていいですか?』って言ってしまいそうになりました笑」

と足すと、「アハハ!」「そんなにですか笑?」「私も緊張しやすいんでわかります~」と、次の会話の展開がつくれます。

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ほんの少し気持ちを足す

自分から話をリードしたり、質問したりするのが得意ではない人は、会話のテーブルに、少し材料をのっけてみてください。

それが事実+気持ちです。

相手も話題を拾いやすくなります。

以前わたしは、雑談が相当苦手で、お客様のところに行って何を話せばいいかがわからないことがたくさんありました。

20代で、初めて社会人になったとき、わたしは営業職でした。

営業先はほとんどが支店長、工場長で、年代は40代か50代。30歳ちかく年が離れているので、話が合うわけがありません。

最初、

「新人です。分からないことも多いですが何卒よろしくお願いします」

と、事実を伝えてました。相手からすれば、それは見ればわかります。

なので、

「粗相があったら、思いっきり叱っていただきたい、そんな気持ちで本日は参りました」

と追加すると、職人気質の人は、「しょうがね~な~」とか、「俺も若けーころは~」と、色々お話してくれました。

事実に少し気持ちを足してみる。すると、そこに共感が生まれたり、話題が広がったり、次の会話の伏線が張られていくのがわかりました。

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また、これは自己開示にもつながります。

常にベールに包まれている人とは話しにくいですが、気持ちを明らかにして、多少なりとも自己開示してくれると相手も安心して話せます。

ぜひ、「事実+気持ち」で、お互いに情報を交換しながら、楽しい会話を生み出してみてくださいね。動画でも詳しく解説しておりますので、是非ご確認いただけますと幸いです!

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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