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好かれる人の「絶妙な言いまわし」!認知バイアスを外して喜ばれるセリフに変える

今回のテーマは、「言い方で失敗しない!好かれる人のモノの言い方」です。

言わなくてもいい一言を言ってケンカになったり...

ストレートにモノを言い過ぎてバトルになったり...

「言い方気をつけないと…」

と思うとき、ありませんか?

一方、なぜか断るときも、褒めるときも、叱るときも、

「この人が言うと聞いちゃう」「うれしくなっちゃう」

というコミュニケーションの達人もいます。

何が違うのか?

今回は「認知バイアス」というキーワードをもとに、失敗しないモノの言い方をお伝えしてまいります!

キーワードは「認知バイアス」

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「認知バイアス」とは、簡単に言えば無意識の思い込みです。

これをボロっと外すと、言い方がまるで変わり、相手に心地よく言いたいことが届きます。

今回は「認知バイアス」の専門家、モチベーション&コミュニケーションスクールのフォレスト・エリカ講師をお招きしております。

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エリカ講師は、日本人とアメリカ人のご両親の元に生まれ、生まれたときから日本にいらっしゃる方です。

小さい頃に、あがり症、対人恐怖症で悩む中、「認知バイアス」と出会って、コミュニケーションが抜本的に変わったり、今は「認知バイアス」を専門とする講師をやっている方です。

それでは、エリカ講師にお話をお聞きしたいと思います。

言い方で失敗しないコツ

桐生:今回は「言い方で失敗しない!好かれる人のモノの言い方」というテーマです。

「認知バイアス」をもとに、好かれるモノの言い方に変換していくということですが、そもそも「認知バイアス」って何なのでしょうか?

エリカ講師:認知バイアスとは、無意識に持っている物事の捉え方です。認知のゆがみ、色メガネのようなものですね。

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例えば、「メガネかけている人は読書家かな」とか「まじめそうだな」とか、そういった無意識に生じる見方です。

桐生:確かに、勝手にイメージしてしまいますね。

ちなみに「認知バイアス」はいくつくらいあるのでしょうか?

エリカ講師:とある研究ですと、180以上あるともいわれています。

桐生:180!

エリカ講師:そうなんです。

今回は代表的な2つのバイアスをご紹介いたします。

1つ目は確証バイアス、2つ目は現状維持バイアスです。

①確証バイアス

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確証バイアスとは、自分が正しいと思っている証拠だけに目がいく状態です。

桐生:これだと思ったら、その意見に特化した情報だけを見てしまうと。

エリカ講師:そうです。例えば、ダイエットで「リンゴがダイエットが効く」と思ったら、もうリンゴダイエットしかない、成功するのはこれだけと思ってしまう。

桐生:もうリンゴしか見えないみたいな感じですね。「バナナはダメ!」「洋梨も無理!」「リンゴだけ!」みたいな。

エリカ講師:その通りです。

②現状維持バイアス

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2つ目は、現状に固執している現状維持バイアスです。変化やリスクに異常に恐れてしまう状態です。

例えば、ミスを続ける人にはもう仕事を頼まない、とか。ミスをする人にも落ち度はあると思いますが、仕事の頼み方を変えたり、ミスをしないような対策をしたり、少し時間をおいてからチャンレジさせたり。

やれることはいくらでもあるのです。

でも仕事を頼まない人にはもう頼まないと。現状維持が働きます。

具体的なトーク

桐生:なるほど。では、それぞれどんなふうに言い換えるとよいでしょうか。

エリカ講師:確証バイアスからいきますね。

確証バイアスが強い人は、

「今年はAの戦略でしか勝てない!」

といった発言が多いので、

「Aがいいと思いますが、他に可能性はありますか?」

と、他の可能性を見出すような発言ができるといいと思います。

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桐生:言い切ってしまうよりも、仮説で伝えたり、「私は◯◯と思います」「◯◯と考えます」という言い回しですね。

エリカ講師:そうですね。だいぶトーンがやわらかくなりました!

この後、ミスを指摘するとき、頼み事をするケース、上手な断り方などの具体例の解説があります。

どんなふうに言い換えればいいのか、ぜひ続きは動画でご確認ください!(*^^*)

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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