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不足の中で行動する方法

過去のラジオの原稿は下記URLで読むことができます。
https://motioacademy.com/fmkahoku/


2月19日金曜日18時から18時24分で生放送でお送りします。
それ以外の日に聞いてくれている方は再放送となります。
高井浩平のおとな子供委員会本日もはじまりました。

とうとう花粉の季節がやって参りました。
もちおさんの場合3月からはじまり4月にはおさまるのですが…
もちおさんが1年の中で春が一番苦手な理由が花粉です。
コロナとともに花粉症もどうにかして欲しいと考える今日このごろです。

さて、今回は「不足の中で行動する方法」に関して話していきたいと思います。(ラジオの中では不足の中で行動する方法として話をしました)
僕もそうなのですが、何かを始める時や何かをしているときに不足に目がいくことはないでしょうか?

良く聞く不足の言葉としては
・時間がない
・お金がない
・才能がない
・仲間がいない
・前例がない
・今の実力では無理だ
・データが足りない
などなど

何か新しいことをやろうとするとき「ない」部分に意識が向いて中々行動に移せなかったりします。
これは人間の脳の問題です。

人間の脳は新しいことにチャレンジすることを嫌うようにできています。


何か新しいことを始めようとしたり、普段の生活と違うことをやろうとしたりすると脳が危険信号を出して「現状」に留まろうとするのです。
これは太古の昔人間がまだ猿だったころの名残だといわれています。
太古の昔周りが猛獣に囲まれている中では新しいことにチャレンジする…
例えば今まで行ったことのない場所に狩りにでかけるなどということは命に関わることでした。
そういう生活が何万年と続くうちに、自分の目の届く範囲に自分を留まらせようと脳が「行動に起こすのを妨げる理由」を次々に作り出し行動の邪魔をするようになりました。
行動しなければエネルギーも使うことはないので、できるだけ楽をしたいと考える脳はあれこれと言い訳を考え出しては行動の邪魔をするようになったのです。

物理的な場所だったり、精神的なものだったり色々ですが脳が考える個人個人の居心地良い居場所をコンフォートゾーンといいます。
このコンフォートゾーンを広げていくことが成長の鍵となります。
コンフォートゾーンの広い人からすると当たり前のことですが、まだコンフォートゾーンが広がっていない人からすると不安や恐怖だったりします。


コロンブスの卵ではないですが…
水平線の先が滝だと信じられていた時代は水平線がコンフォートゾーンの限界だったのでありますが…
誰かが海の先まで行ったことで、実は安心して先があるということを知り、その後の繁栄につながるわけであります。
奴隷にされたり迫害された先住民からしたらたまったものではありませんが…ヨーロッパの人たちからしたらその後の繁栄に繋がったのは事実なのであります。

ちなみにこのコンフォートゾーンは何かにチャレンジするときだけでなく、さまざまな部分で顔をだしてきます。
スマホの機能が新しくなったときに前の方が使いやすいと感じることはありませんか?
これも新しいことを嫌う脳の問題です。
しばらく使っているうちに慣れちゃうでしょ?
新しい機能がコンフォートゾーンの中に入ったのであります。


さてこの辺で本日の一曲目と参りましょう。
たくさん話したいので曲を短くしたいところではありますが、やっぱり一曲フルで聴いて欲しいんですよね〜!
そして2曲は必ず紹介したいんです。
だってラジオの良さの一つって曲じゃないですか?ということで本日一曲目「ウルトラセブンの歌」

ウルトラセブンの歌はこの歌にウルトラマンの全てがつまってて大好きなんです。
はるか遠くの星から地球を救うためにわざわざ来るわけですからね。
最高のヒーローなわけです。

と…ウルトラマンシリーズの話ばかりしていても時間がすぎてしまうので
「今あるものの中で考えられなければ不足は解消されない」という話を続けていきましょう。

脳が楽をしたい、脳が現状に留まらせたいと考えるので行動を起こすのは一苦労だ。
しかし行動を起こすことで新たな領域が切り開かれていくということは分かっていただけたことと思います。

そうしたらどのように考えて行けば良いのでしょうか?


1.今あるリソースを徹底的に見直してみる

時間やお金に関してはこれを行うことで捻出できる量が物理的に増えることが多くあります
徹底的に無駄を省きましょう
特に時間を無駄にしている場合が多いので自分の1日の行動を細かく紙に書いていって洗い直してみましょう
断捨離で一番大切なことは時間を無駄にするものを捨てていくことです


2.今やれることを100%やれているか見直してみる

不安や不満を口にする割にはやれることをしっかりとやれていない場合が多くあります
まずはお金を一切かけないでできることを全てやり切る気持ちでやってみましょう
お金がない段階でやりきれない人はお金があってもできません


脳の問題でありますから、コンフォートゾーンの外側にあるものを掴みにいくときどうしても不満や不安、不足の感情は出てくるものだと割り切りましょう

今回のお話のテーマとしては今あるものの中で考えていけということですが、コンフォートゾーンを超えていくコツをいくつかお伝えしておきます。


3.いつまでたっても満足いくものとならないので思い切って行動にうつす

周りから上手に絵がかけると褒められるが自分では自信ない
歌がうまいと言われるが自信がない
ここではっきり言わせてもらうと多分あなたレベルの人は世界中探したらそれこそ五万といますというかあなた以上のレベルの人ばかりで絶望することでしょう
安心してください多くの人が絶望しています
なので才能に自信がなくても好きなら行動に移してください
起業したいと考えている人は起業してください。

動いた先にしか答えはないのです。
成功するか失敗するかなんて分かりませんし、「どう思いますか?」と聞かれたら「失敗するだろう」と答えます。
だって最初はほぼほぼ失敗しますから、それでもやるしかない状況に持っていってやるしかないのです。

そんなこと言ったってこれから挑戦する子供に失敗するだろうとは言えないじゃないか!
やる前から諦めることになるぞ!
となりますよね?

だから失敗するだろうと大人が覚悟をしておけば良いのです。
失敗や挫折は人生につきもので、そのストレスによって人はさらに成長していくのであります。
なので大人は子供が失敗したときに、まだまだ先があるということを教えて今目の前に現れた壁を乗り越えるにはどうしたら良いのか?
それを一緒に考えて、諦めさせずに続けていくことを伝えてともに歩いていったら良いのではないでしょうか?

習い事にせよ、なんにせよ簡単には辞めさせないことをおすすめします。
せめて今前に立ち塞がっている壁を超えてから辞めさせるようにしましょう。

辞めるにしても辞めるタイミングというものがあるのです。
大人も同じです辞めるタイミングを間違えないようにしましょう。

営業が辛くてやめる。
会社で怒鳴られまくるとかパワハラを受けまくるとかならすぐにやめて良いと思いますが、成績が上がらなくて辞めるというならせめて自分の中での目標の数字を超えてからやめましょう。

今の壁を超えないでやめると、次に始めたことで同じ壁にぶつかったときに辞めるくせがつけます。
同じ壁は必ず立ちはだかってきます。


子供にも負けたから辞める、挫折したから辞めるというのは無しだということを真剣に話し…
なぜ負けたか考え
どうすれば克服できるか考え
考えを実行し
成長を実感させてから辞めるのを許しましょう。

さぁ乗りに乗って参りましたね。
本日2曲目ポール・ギルバートで「Kate is a star」

とても綺麗な曲で心が癒されます。

さて続きを進めていきましょう。
子供の場合は大人がついてあげて見てあげることができますが、大人の場合はどうしたらよいでしょう?
大人の場合は自分で自分に負けたままでは辞めないという自分ルールを課して挑むようにしましょう。


不安だから行動できない
ないから行動できない

というのは違って

行動しないから不安なのであり
行動しないから不足するのであります

この世の中では私たちの認識とは因果関係が逆のものが多くあります…それらのこともおいおい紹介していきますが…
行動を起こしたい
1レベル上の生活をしたい
色々と変えていきたい
と考えるなら何かを変えていかないと行けません

その際は口を動かしてばかりいてはダメ出し
自分ではどうにも出来ないことに関して不満を口にしていてもて始まらないのであります。

みなさん。
そうは思いませんか?
子供がお父さんが勉強できないから僕も勉強ができないんだと言ってきたらどう思いますか?
「お前が勉強してないから勉強できないんだろう?」って思いませんか?

そうなのであります。
みなさん。
今、自分にできることを見つけてやっていくのです
その際ちょっと頑張ればできることを目標にやってみるのです。

毎朝1時間早く起きるのは辛くても
10分なら早く起きられないでしょうか?
10分早く起きて英単語を3個覚えてみたら…
1年間で1095個の単語が身につくのであります。

1095語の英単語を覚えるということは1095個の英単語を覚えたということ以上に価値があることで、その後の成績の伸び方には驚くと思いますよ?
そして1年後にはもっとすごいことにチャレンジできるようになっていくわけです。

10分です。
みなさん。
たった10分の使い道でその後の人生が変わるのです。
これは中学生や高校生じゃなくても20代でも50代でも80代でも当てはまる話です。
大人になってからは何かのせいにしても誰も協力してくれませんし、自分が動き出さない限りいくら共感してくれる人がいたとしても傷の舐め合いになってしまいます。
傷の舐め合いも良い部分はあります。全てを否定するつもりはありませんが強くなっていかなければいけない部分もあるのです。舐め合って安心しつつ不安や不満に立ち向かいましょう。

僕はもちお式の学童(放課後スクール)を作る上でお金がない家庭の子供たちのための場所を作りたいと考えていますが…

子供たちには
今より少しずつ強くなってもらい、成長してもらい、周りと協力しあってよりよい世の中を作れる人間になって欲しいと考えています。
成長する過程で失敗や挫折はついてくると思いますが、自分の経験や周りの大人の経験や知恵を借りて子供たちを見守っていきたいと考えています。
子供たちの未来のために、自分たちの未来のためにも毎日少しで良いので行動に移してみてはいかがでしょう?

本日はここまでになります。
よい週末をお過ごしください^^

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