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仕事ができない人に巻き込まれるな

3月5日金曜日18時から18時24分で生放送でお送りします。
それ以外の日に聞いてくれている方は再放送となります。
高井浩平のおとな子供委員会本日もはじまりました。

さぁ花粉症が猛威をふるっております。
医者に行ってちょっと弱めの薬をもらってきました。
この時期は脳みそがばっちり働いていない感じがして嫌ですね。

さて本日は仕事が出来ない(仕事がやりにくい)人の特徴に関して話していきたいと思います。
組織で仕事をする場合や、相手を説得するための方法なども解説していきます。


実はもちおさんは自分ができる人間だと思っていて、自分の意見と合わない人は完全に叩きのめすタイプの人間だったのですが…
あるときから考えを改めるようになりました。
それ以来感情的になるのが減りました。
唯一感情的になりそうなのが、こちらの立場が上の場合に一方的に相手に対してひどいことをいう場合で…
金沢にきてから一緒にビジネスをしようと考えていたパートナーの女性はこれで僕と揉めて音信不通になりました。

さぁ本題にいきましょう。
今日は余裕を持って話せるように分量少なめでいきたいです。

僕が自分の経験と本やネット、人から聞いて学んだ知識をミックスしたものを語りますのでみなさんはどう思うかメールなどでお聞かせいただけたら嬉しいです。

【仕事が出来ない人】

1.フワフワとしていて具体性にかける

具体的な数字を出さないで気持ちや感情でばかり話す人とは中々仕事になりません。
自分がそのタイプの人間の場合客観的にみる癖をつけるようにすると良いと思います。
・すごそう
・おもしろそう
・大変そう
みたいな感じでフワフワとしたことばかり言われても「すごそう」って人の感じ方は違うので、どこがどう「すごそう」なのかもっと突き詰めて自分に問いかけてから話をするか。
こういう人と何かをするときは、質問を投げかけていくことが良いのではないかと思います。

なんとなくで良い場合となんとなくではすまない場合があるのでその使い分けが重要です。

実は「成功」や「幸せ」という概念もフワフワしています。
なので成功したいと考える場合、自分に「成功」とは何か?と質問を投げかけていって「成功」とは何かを明確にしておくことをおすすめします。


【仕事が出来ない人】

2.想定の範囲が狭い

ルーチンワークをやらせたらものすごく仕事はできるが、何か不備や不足の事態があったりするとテンパる人がいます。
そしてそういう人は往々にして不備や不足の事態を周りの責任にしたりします
ルーチンワークをスピーディーにこなせる人は仕事ができると思われがちです。
仕事場で出来る、出来ると言われている人に対して突発的にいつもと違った仕事をルーチンの中にお願いしてみてください。
この時機嫌が悪くなったりする人間は出来ない人が多いです。
自分がそうなら直しましょう。

【仕事が出来ない人】


3.本題とは別の場所で人間関係のトラブルを引き起こす人間

本来なら仕事なら仕事でのみ意見をぶつけ合うべきなのでありますが…
仕事が出来ない人間は仕事でまともに意見をぶつけ合うことができないために、仕事とは別のところでトラブルを引き起こして自分を承認してもらおうとします。
決まって進み始めた仕事にケチをつけたり、誰かが悪口を言っていたなどと陰で騒いだり、誰かが仕事が出来なく自分が大変な思いをしていると言いふらしたり
自分にも考えがあるのに聞いてもらえないと言い出したり、自分ならもっとうまくやれたのにと後から言ってきたり

上司にこういう人がいるとかなり厄介ですが、こういう人の中には上の立場の人に媚びるのが上手だったりするため組織の中で幅を利かせていることも多いようです。
対処の仕方は分かりません。

何が悲しいってこういう人は自分で自分を貶(おとし)めている人が多いことです。
昔仕事場に結構仕事ができて悪口陰口がすごい人がいたのですが、その人はそれが原因で昇進できませんでした。
それさえ治れば昇進させられるということで上の人が諭していたのですが…
私のことが嫌いだからあんなことをいうんだと言って聞き入れないせいで、周りからも嫌われてどうにもならなくなっていました。

当時の僕はそういう人よりさらにアホだったのでその女性に対して「俺にしゃべりかけるな」みたいな態度をとって問題になってました。
今では黒歴史であります。


【仕事が出来ない人】

4.仕事とは全く関係ないことで優位に立とうとする

年齢や性別、役職、経験や過去の結果など…大切な部分もあるのですが今の仕事と関係ないことで優位にたとうとしてくる人は仕事ができません。
上か下かで判断する人が周りにいる場合は要注意です。
まぜマウントを取ろうとするのか…
自信がないからです。

ちなみにマウントとりがちな人間は具体的な数字を出して説明していることをマウントだという捉え方をしてこちらを責めてきたりするので注意が必要です。

【仕事が出来ない人】


5.差別的な考え方を持っている

4とも関係がありますが…
例えば子供なんかに分かるわけがない…
新人のくせに、女性には分からないだろう?男性には分かるわけがない!
特定の国をさして全ての人間が嫌なやつであるかのような言い方をする。
若者のくせに、年寄りだから考えが古いなどなど
高卒だから、一流大学じゃないから、文学部なんかに…
東大ならこれくらい分かるだろう
血液型で分ける
などなど

何かでひとくくりにしてレッテルを貼る人間は仕事ができません

僕はO型なのですが、仕事のときにO型の人とは上手くいくとか言われると…合コンか?って思ってしまいます。
O型の人が日本中に何人いると思いますか?その全ての人を否定するんだとしたらその考え方がおかしいということに気づく必要があると思わないのでしょうか?
もちろん合コンの時に血液型占いを否定するつもりはありませんよ。
でもそれと仕事は別なので分けて考えないとというところまで考えが回らないのです。

色々なタイプの人間がいるというのが分からない人間というのは複雑な状況が受け入れられないということです
仕事というのは往々にして複雑な状況に追い込まれ、どうしたら良いか分からなくなるような中で決断し実行していかなければ
いけないので、こういう人間は複雑な状況で決断し実行することができない場合が多いです。

【仕事が出来ない人】


6.二元論で話をすすめようとする

社会に出て分かることは白と黒の間には広大なグレーゾーンがあるということです。
というか完全な黒、完全な白というのは滅多にみたことがないのではないのでしょうか?
そんな中で善悪、白黒、良い悪い二元論だけで話をする人は思い込みが強く柔軟な考えが出来ない人に多いです。

【仕事が出来ない人】


7.他人の失敗を馬鹿にしたり笑ったりする

自分は失敗したことがないという人間は決まった仕事しかしていない人間です。
本来人は新しいことにチャレンジするときに失敗しながら成長していくものなのですが、それが分かっていない人間は他人の失敗を笑い馬鹿にします。


【仕事が出来ない人】

8.色々な人間の協力のもとに自分の仕事が成り立っているのだということが理解できていない人

周りが自分の思い通りに動いてくれなくて困る
自分がもう1人いれば
などと口にする人は、ルーチンワークは任せられてもプロジェクト全体を見る力のない人です。
色々なタイプの人間が色々と意見を出し合ってより良いものを作り上げていくのが仕事だということが理解できないのでしょう。
こういう人は自分の考えを押し付けてきます。

いいから黙ってやれというタイプの人には注意が必要でしょう。

【仕事が出来ない人】


9.ダメなら死ぬ、何かあったら辞めるという人

たま〜に見かけますが…もう疲れますね。

【仕事が出来ない人】


10.キレる

上記の9つに当てはまる人は自分の思い通りにならないとキレる傾向にあります。
仕事や人生は思い通りにならないこと、明確な答えがないことが多くあってそんな中で目標を見定めて自分を律していくことで様々なことを実現していかなければなりません。
何かがあるとキレる人は本当に厳しい状況に追い込まれたときに逃げ出すことも多いので注意が必要です。


いかがでしたでしょうか?
周りのだれかがどうか?ということではなくて、自分がこれに当てはまらないか紙にかいてチェックしていくことをおすすめします。
また最近はSNSなどで横行していますが、過度に不安を煽って行動を起こさせてものを買わせようとする詐欺師も多くいるので注意するようにしてください。


まず自分の意見が正しくて絶対に間違えを認めない人とあったら上手に質問をしていって、相手の話をしっかり聞き、上手く相手を誘導していくことで相手が自分の考えで結論を出したと思えるようにしてあげることが大切です。
そういう人と話をするときは明らかに相手が間違えていても間違えを指摘したり、追求したりしてはいけません。

まずは意見を述べてくれたことに感謝し、相手の意見に賛同しながら自分の意見に関する質問をしていくようにしましょう。
「ごもっともです。大変参考になります。これこれこういう意見もあるようですが、どうおかんん替えでしょうか?」と聞いて行くのです。
話をしているときに整合性が合わなくてもさっきと言っていることが違うと指摘してはいけません。
質問を繰り返して上手に自分の方に引き寄せていくことが大事でしょう。
相手に華をもたせ、気持ちよく決断してもらうようにしましょう。

断定的な表現をせず、相手の考えの延長線上にこの考えがあるのだということを相手に分かってもらえるようにしましょう。

ベストは相手がまるで自分がもともと持っていた考えであったかのようにこちらの考えと同じことを言ってくれることです。
その状況になるまで根気強く相手に賛同し質問を繰り返しましょう。


最後にこのラジオを聞いて下さっている方に伝えたいことがあります。
仕事だけに限らずこの世の中は色々な人間が複雑に関わり合いながら動いています。
一見仕事が出来る人を見て、相手の出来る部分と自分のダメな部分を比べて落ち込んだり病んだりしないでください。
あなたにはあなたのとても素敵な能力があるのです。
そして自分の良さを伸ばす努力を怠らないようにしてください。

僕が今回もっとも言いたかったのはそこです。
営業も経理も事務も製造も全ての人が大切なのです。
それを肝に銘じてしっかりと向上していけるように日々精進しましょう。

それでは良い週末を…
さようなり〜〜!

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