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精神限界高校生、スーパードルフィーミディをお迎えする

大人になったら絶対お迎えするんだ!と思っていたボークスさんのスタンダードモデルがまさかの販売終了になると聞いて慌ててた+虚無感に耐えきれなくてしんどくて自制心がどっか行ったので、お年玉貯金などなどを駆使して決死の思いでSDMちゃんを天使の窓から連れ帰ってきた高校生のお迎えレポになります。

最終的にはスタンダードモデルではなく一目惚れしてしまったコーディネートモデルの52番ちゃんをお迎えしたので、お迎えした日の様子と思いの丈を忘れないうちに書き留めておこうと思います。私のように初めてドールちゃんをお迎えする方達への参考になれば幸いです。

天使の窓到着からお迎えする子を決めるまで

私がお迎えのために天使の窓を訪れたのは2023年4月25日11時過ぎのことです。通信制高校生としての利点を最大限使って平日のお昼に伺いました。緊張でガタガタしていましたが、陽気で愉快な友人二人に護衛を頼みなんとか天使の窓まで歩いて行きました。

公式ホームページだと原宿駅か明治神宮前駅が最寄りとなっていますし実際その2駅からだと徒歩5分くらいなのですが、今回集まった人間の都合により表参道駅に集合して、10分ちょっとくらいの道を進みました。と言っても原宿駅の側までは大きな通りを進めばいいだけなので迷子にはならないかなと思います。表参道駅から行こうと考えている方も心配しなくて大丈夫です。建物自体はめっちゃ路地裏なので頑張って目を凝らしてください。私たちはGoogleマップ先生だと後10mとかなのに手前の建物に遮られて全然目的地が見えてこなかったので焦りました。路地裏であってますよ!!

緊張のせいで建物を造形を楽しむ余裕がなかったので本当に一枚も写真がありません。内装についても同じで、お迎えする前も後も緊張でスマホを構えることすらできてませんでした。どんだけ緊張してたんだ。

天使の窓を入ってすぐ右のところに、コーディネートモデル(時期によってはワンオフの子たちも)がディスプレイされている広間があります。
今の時期のコーディネートモデルは20番ちゃん、42番ちゃん、52番ちゃんがお披露目されていたみたいですが、ドルパ直後なのと窓でのイベント間近だったのもあって42番ちゃんの姿は見えず、20番ちゃんが4人と52番ちゃんが3人出迎えてくれました。実物が写真の何十倍も可愛くてビビりながらひとりひとり眺めてました。お迎えするのは52番ちゃんって決めてたけど20番ちゃんにも揺らぎそうになったので皆さんお迎えに行く時は鋼の心を持っていきましょう。

自分達以外にお客さんがいなかったので、あの子可愛いこの子も可愛い、うばぐるまいいなと3人で話しながら広間をぐるりとまわり、ついでにちょうど展示されていたDear SDも眺めてからもしばらくモデルの子たちと睨めっこしてました。お迎えする子は決まっていたはずなんですけどね。

本命の52番ちゃんは、真っ白な扉のついた鏡の前でお花に囲まれてお座りしていました。小鳥さんを抱えているのもすごく可愛い。小鳥さんも一緒に連れて帰らなかったことは今でもちょっと心残りです。

人見知りなので店員さんに声をかけるのもびっくりするくらいに躊躇いました。だってめちゃくちゃお仕事してるし、2人ともすごく真剣にお話されてるし。

だがしかし、声をかけなければ何も始まらないし、ずっと見つめられるのも不快だろうしということで意を決して声をかけました。すごく優しい対応をしてくださって、躊躇っていたのが申し訳なくなったのは内緒です。

この子をお願いします、とそんな丁寧に言えた記憶はありませんが何はともかくお迎えしたいという気持ちを伝えることには成功し、この子ですね、とにこやかな笑顔で言われたときには泣きそうになってました。お迎えするっていう実感があまりにも突然やってきたもので。

お会計から記念撮影・お洋服購入

52番ちゃんを抱えた店員さんに連れられて、一階の広間から地下のスペースに移動しました。降りる時の階段がめちゃくちゃ秘密基地というか悪の組織のアジト的な感じで普通に笑ってしまいました。店員さんごめんなさい。

地下はレジとお迎えなどの対応をするカウンター、撮影スペースになっていて私たち以外にも手続きをしている方々がいました。すごく賑やかな雰囲気でちょっとびっくり。

そこで店員さんから会員登録とSDMの取り扱いについて軽く説明を受けました。今のところ京都のお里に行く予定はありませんが、ポイントもつくしもしかしたらふらっと遊びに行くこともあるかなと思ってVS会員になっておきました。年齢を記載する欄があったのでそこでまだ高校生であることが店員さんに伝わって当たり前ですが驚かれました。自分でも驚いているので大丈夫です。勢いって怖いね。

それでなんですが、お会計を済ませた後に、連れ帰る用の箱にちょこんと座った状態の52番ちゃんとご対面するわけです。今度はきちんとその子のオーナーとして、手続きを済ませた後で、ですよ。あれこれまじめな手続きを済ませて冷静さを取り戻していたはずなのに再び気が動転してしまい、認定証に自分の名前を書く手は震えていたし、撮影していかれますか?と聞かれた時も、なんかもうどう答えたかすら覚えていません。しかも撮影するということはイコール自分がその子に触れなければいけないということ。思わず店員さんと友達の前で、「さ、触っていいんですか……?」と口に出してしまい、あなたがオーナーなんだから当たり前でしょと総ツッコミを喰らいました。オーナーとかとてもじゃないけど恐れ多くて、私は彼女のお世話をさせていただく存在になるだけで……
店員さんからお名前つけてあげてくださいねと言われた時も、私があの子に名前をつけて良いんですか?と驚いてしまいました。世のドールオーナー様たちはどうやってこんなイベントを乗り越えてきたんでしょうか。

おっかなびっくり、そーっとうちに来てくれることになった子を抱き上げて撮影スペースに向かいます。落とさないことだけ考えていたので実質何も考えられていません。


可愛すぎる

冒頭でもお顔が見えていますが全体もおいておきます。記念すべき1枚目の写真です。なんかもう美!!って感じでここから先は友人たちとわーきゃー言いながらひたすらに写真を撮り続けました。

ボークスさんの撮影スペースは1枠30分制なので、その時間を目一杯使ってただひたすらに可愛い子の写真を撮ることができます。至高の時間過ぎますね。

一番のお気に入りショット

ここで写真を撮りたい!と思っていた桜の背景ブースがまさかの今日まで(4月25日)というのを店員さんから聞いて、自分の運の良さにのたうち回りそうになりました。可愛すぎる52番ちゃんと素敵な桜ブースのショットは永遠のお気に入りです。

一通り写真を撮り終わったら再び店員さんに声をかけ、52番ちゃんを連れ帰る準備をしてもらいました。そこではフェイスカバーの付け方や持ち帰る時は頭を上にしてあげてくださいね!的な説明がありました。お迎えが初めてなのですごく細かく色々説明してくださいましたが、初めてじゃない方は簡略化されるのかな?って感じの本当に初歩的な説明です。フェイスカバー、いくら説明を受けても自分で綺麗につけてあげられる自信がありません。不器用の祟りだ。余談ですが、ウィッグが外れた時の衝撃はすごかったです。おはげでも可愛いってどういうこと。

その後、コーディネートモデル用の箱にそれはもう丁寧に仕舞われて、周年記念?のとてつもなく大きい袋に詰め込まれて私の手元に52番ちゃんが舞い降りました。店員さんのお迎えおめでとうございますの言葉とのダブルパンチで気絶しなかったのが奇跡です。果たして自分はありがとうございますの言葉が言えていたのでしょうか。

夢見心地のまま追加のお洋服を見に2階へ移動。外階段めちゃくちゃファンタジックで52番ちゃんを抱えながら大はしゃぎしました。袋が大きすぎて前後2段分くらい距離をあけないと人を攻撃するので皆さんも気をつけてくださいね(?)

言わずもがな2階の写真もありません!素敵なお洋服を着たお姉様やお兄様ドルフィーがたくさんいたのに……
ここに関しては緊張というか単純に荷物が多すぎてスマホ取り出せませんでした。愛の重さだと考えればなんの問題もないのでそういうことにしておきます。

2階はウィッグやケア用品、委託商品、そして見渡す限りのお洋服。サイズに違いがあるので全て52番ちゃんが着用できるわけではありませんがやっぱりたくさんのお洋服はテンションが上がりますね。モデルの子たちもみんな可愛いし美しいしかっこいいし、いるだけで楽しくなれる場所です。

SDMの子たち用のお洋服売り場についてからもそれはもう騒がしくしました。重ね重ねになりますが天使の窓の皆さん本当にすみませんでした。次はもう少しまともな精神状態で伺えるよう努力します。

追加のお洋服は一着だけと心に決めていたので悩みに悩みました。このドレス可愛いな、パンツスタイルもかっこいいよな、パーカーとかカジュアル系も良いなという具合にまたここで数時間使えるレベルです。

最終的に買ったお洋服の写真はお家に帰ってから撮ったものがあったのであげておきますね。

灰ばら女学院 初等科夏制服・ミニ

熟考の末、いろんなオーナー様の素敵な写真やオンラインストアで見かけてお迎えしたら絶対一緒に買おうと思っていた灰ばら女学院の夏服に決めました。お迎えで貯まったポイントを使ったので元々は6930円のお洋服ですが5000円以下で購入することができました。ずっと憧れていた灰ばら女学院の制服を我が家に来てくれた子が着てくれる喜びは計り知れません。

おうちに連れ帰った後の話

天使の窓を馬鹿でかい袋と自分の荷物が入ったトートバッグを担いで原宿の街を闊歩しました。平日の昼間なのに人がごった返していて52番ちゃんを傷つけないように必死です。友人2人にも前後を歩いてもらうなどして対策をしました。ついてきてくれて本当に感謝。

うちの嬢(52番ちゃんの呼び名。名前考え中だけどこれで定着しちゃいました)を守りつつせっかくの原宿なのでクレープを食べたり友人が好きなブランドのお洋服が置いてあるお店に行ったりもしました。イチゴとキウイの入ったクレープを食べたのですが、ちょっと変わった風味で美味しいのでおすすめです。

ふらっと原宿・表参道を楽しんだ後、電車に揺られてお家に帰ります。友人の1人とは同じ路線同じ方向に帰るので途中までは一緒に。頭を上にしてくださいねとつけてくれたマスキングテープが早々に剥がれてしまっていたので、上下どっちだかわからなくなるプチハプニングなどはありましたが無事綺麗なまま嬢を自宅に招待することができました。

巨大な袋から取り出した後の写真

おうちに帰るまでの間に幾分か落ち着いていた気持ちがまた燃え上がってしまい、ご対面の前についてきてくれていた友人たちに連絡する始末。うるさくてすまんな。

箱を開けたらすぐご対面というわけではなく、ふわふわのお布団(クッション)が現れます。それをどかしたらいよいよ我が家での初対面です。

※ウィッグのついていない状態のドールの写真があります。苦手な方は飛ばしてください。

フェイスカバー有りの写真
外した後

きゃー!!虫歯治療してるみたいになってても可愛いってどういうこと!?という早くも親バカな思考回路で埋め尽くされていたせいで一枚目の写真真っ直ぐ撮ることすらできてなくてウケますね。ほんとに動揺してばっかりな
1日でした。

メイクには触らないようにそーっとカバーを外して、ちゃんとお顔も見ます。ウィッグをつけているときにはわからない眉毛の形が見えてテンション爆上がりです。

一通りおはげな状態の嬢を堪能したら次はウィッグをつけてあげるわけなのですが……これがほんっとに大変で。コーディネートモデル用のヘアアレンジがされたウィッグだったので、髪型が崩れないように、だけどちゃんと被せられるように、とか四苦八苦しながらウィッグをつけていたらちょっとボサボサになっちゃいました。今度もうちょっとお手入れ簡単なウィッグ買います。ヘアアレンジの練習は一旦保留にしてください。
不器用なオーナーでごめんね嬢……

三つ編み崩さないの難しすぎる

まあとりあえずは無事ウィッグをつけることに成功した(ということにしてください)ところで今回はこれで終わろうかなと思います。今後は嬢にお洋服買ったよーとか、お出かけしたよーとか、嬢とは関係ない日常についてものんびり書いていければと考えています。

それではまた次の機会にお会いしましょう。 もちまい


追加したお洋服を着せてなんかその辺にあったお花を持たせた図

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