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Yutaro : Soulsリリース対談インタビュー

長野県の片田舎飯島町在住のDJ=Yutaroが、1stミックスCD”Souls”を2021年9月にリリースした。
Yutaroが本作をリリースした背景、音楽遍歴などマザームーン企画により対談インタビューを行った。
当時の長野県南側(南信エリア)の音楽事情など、あまり地方 (田舎) の情報は語られていない、貴重な話しも聞けた。
Yutaro : Souls (MIX-CD)は下記にて

1. YutaroがDJをはじめるきっかけ

Asahi Kurata (以下A). まずは年齢とお住まい、”DJをやりたい!!”というきっかけや出来事は何でしょうか?

Yutaro (以下Y). 年齢は35歳(2021日現在) 住んでる所は長野県飯島町です。のどかな所です。
DJを始めたきっかけは、高校生の時に今回のCD“Souls”のデザインを担当してくれたyoheikitaharaくん達がDJしていてカッコイイなと思って自分も機材買ってDJ始めました。

A.高校生の時にDJしてるってメチャクチャ早いですよね。 
機材を買い始めたのはいつですか?
周りでもDJをしていた人は他にもいたのですか?

※因みにyoheikitahara君はメチャクチャ格好良いデザイン、アートワークをつくります。
下記が氏が作った過去のフライヤーデザイン。

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Y. yoheikitahara君とは同学年ですね!学校は一緒になった事なくて!
周りでも高校生くらいからDJやってる人結構いましたねー!
それがめちゃくちゃカッコよく見えてて!

自分は高校卒業して地元に就職してたので、そこで機材揃えてレコードを買い始めました。
yoheikitahara君や、今回のMIX CDのコメントをもらったAS a.k.a ARMSTRONG君 (Yutaro氏と一緒にやっているイベント”Off The Wall”のメンバー) は進学して地元にいなかったし当時まだ顔見知り程度だったので、結構な間1人でオタクDJしてましたね。

A. というか飯島って農業が盛んな土地でもありますし、自分の感覚だとものすごく田舎ってイメージをしてしまいますが、その当時高校生で飯島で”DJ”って物凄く早いと思うんですよね。
周りの皆んなはどの様な経緯でDJをやっていたのか気になります。
また周り含めどの様な音楽をプレイしていたのでしょうか?

Y. 自分のもともとの出身は駒ヶ根です。20歳頃から飯島に住んでます。ASの出身は伊那ですね。
飯島と言うより上伊那の一部の高校生でcrewみたいな感じでやっていたんだと思います。

これはあくまで自分の見解ですが、自分の高校時代はHip Hopがメディアにかなり出ていて、その影響はかなりあると思います。高校の文化祭でDJやったり、ラップしてる人達がいたので、それて見て自分も”やりてー”って思ってましたね。

現場では、その時の流行りのメインストリームが流れてましたね!2000年代のメインストリームなので、聴きやすくてノリやすい音楽がかかっていた思い出があります。

A. なるほど駒ヶ根だったんですね。
自分も駒ヶ根の高校に通ってました!
高校生の当時は(1996~8年)はコアな音楽好きは(と言っても超超超少数派ですが)パンク系バンドやスケボーのビデオに使用されたバンドが流行ってましたが、早い人はDJ活動を始め出したって感じですね。
スケボーのビデオで、確かZoo Yorkあたりかな?ヒップホップがBGMに使用されたので、その流れでヒップホップに入り始めた人たちもいました。
自分の同年代で駒ヶ根に住んでるディープな音楽好きは、進んでいたように感じました。もちろん超少数です。
自分の出身の伊那・箕輪近辺での同年代で音楽の話題にあう同世代はいませんでした。
Yutaroさんの高校時代の同世代は進んでいたのかもしれませんね。時代柄もあったかも?

実際メインストリームどの様な音楽が流れてましたか?
またどの様好んでましたか?
現場とYutaroさん自身の音楽性の違いはありましたか?

Y. Asahiさん同郷ですよね!勝手にAsahiさんは中信のイメージがあって。なんで飯島町知ってるかなって思ってたんですよ!笑、

確かに、みんなスケボーやってましたね。バンドやったりDJやったりしてた友達がスケボー乗ってました。

仕事中に色々思い出してましたが自分達の高校時代は(2000~2002年)EMINEM8 mile」が上映されたりしててヒップホップがかなり身近な所にあった気がします。
当時はミクスチャーバンドもかなり人気があり、普通に高校生活を過ごしてればヒップホップやラップが耳に入ってきてましたね。

実際聞いてたメインストリームは
・EMINEM 「Lose Yourself」
・Nelly 「Dilemma」
・Thalia「I Want You feat Fat Joe」
がよく流れてましたね。


なので社会人になりCLUB行く時も⬆のような音が流れるCLUBに行ってましたね。
ただ当時はCLUBでは日本のヒップホップはあまり流れてなく自分はRHYMESTERさんが凄い好きだったので車の中ではRHYMESTERさんのCDや日本のヒップホップを聞いていました。
なのでDJをやり始めてから、DISCO、FUNK、SOUL、DANCE MUSICを初めて知りましたね。

※下記PVはアノ人達をdisった2002年リリースの人気曲。今聴いてもフロウ、ビート、ネタ使い含め格好良い!

A. Yutaroさんの生音の入口な曲を5つぐらい挙げるならば教えて頂けますか?

Y. 自分は
・Queen Latifah - Fly Girl (Piano Mix & Sax Mix)
・Dayton - Sound Of Music
・Rokk - patience
・Monk Higgins - Heaven Only Knows
・Michael Jackson - Rock With You
ですね!!

2. 南信エリア当時のクラブ事情

A. 駒ヶ根から伊那界隈でクラブってありました?
自分は確かに仕事もプライベートも中信 (長野県の中央にあたるエリア) 近辺で活動してたから記憶にないんですよね。

確かに2000年から2002年くらいは日本語ラップがクラブでプレイされるのは敬遠されがちだった様な、、、日本のヒップホップがガシガシプレイされてたのってDJ CELORYさんあたりが始まりだったような記憶がありますね。

ソウル、ファンク、ディスコあたり(今回は生音って表現します)はRHYMESTERさんの元ネタが入口でしたか?


Y. 伊那はCLUBはなくてライブハウスでパーティーやってたりして、あと飯田のCLUBに遊びに行ったりしてました。

今ではCLUBで日本語ラップって当たり前だと思うですが、あの当時ちょっと敬遠されてましたよね。PC DJの普及で日本語ラップも広まったんですかねー。
CELORYさんはプレイは興奮して踊った記憶があります。その時も日本語ラップセットの時間がありました。

生音の入り口は当時、飯田でCLUBのオーナーをされてた先輩がレコードコレクターで、その先輩に教わりました。その先輩がRHYMESTERさんの元ネタかけてくれたり、有名な曲の元ネタをかけてくれたので、そこで興味を持ち自分が買うレコードがジャンルが生音系になりました!

A. 伊那はグラムハウスですかね?
日本語ラップが弱かったのは、メインストリームヒップホップDJの主流としては、”USリリース最先端な新譜をプレイするのがイケてる”だったと思います。
地方の場合には若干な遅れがありましたし、クラブやイベントによって違いはあったと感じます。

90sスタイルの骨太なヒップホップをプレイするのは生音なイベントだったり、日本人のビートメイカーだったらMitsu The Beatsさん、Nujabesさんらに影響を受けたDJ達が集まるイベントな感じだったような、、、。
メインストリームに比べて盛り上りは全然なかったかんじでしたね〜。
地方によっ違うかもですが笑

Y. 伊那はグラムハウスです。若い時はDJイベントやっていたので、遊んでました!

こっちもアングラなHIPHOPやR&Bは生音やハウスのパーティーと一緒にやってたと思います。⬆のようなジャンル関係なしにレコードを買ってるDJが何人かいたのかもしれないです。

A. 伊那はグラムハウス以外はありましたか?
また飯田はクラブは何件かありましたか?
After5くらいしか自分は知りませんでした。

正確な割合ではないとは思いますが、伊那や飯田ではどの様なDJがいましたか?

例えば)
・伊那
メインストリーム50%
ハウス30%

Yutaroさん自身が体感したジャンルの割合を教えて頂けますか?

Y. 伊那はグラムハウス以外なかったです!自分が20代後半くらいから現モメンタムがある場所にDJ BARがありましたね。
飯田はRULEZって言うCLUBがありました。自分が主にDJさせてもらってたCLUBです。
他はなかったと思います。

自分の感覚ですが割合でいうと
・伊那
メインストリーム60%
生音30%
ハウス10%

・飯田
メインストリーム50%
ハウス30%
生音20%

でした!飯田はafter5さんがありましたのハウスのイメージが伊那よりも強かったですね!

自身の体感したジャンルの割合は
メインストリーム30%
R&B30%
生音40%
R&Bを分けましたが、これは20代の頃に、先程お話しましたが飯田のCLUB RULEZでR&B Classicsのイベントをレコードコレクターの先輩方とやっていてそこで
・Queen Latifah - Fly Girl (Piano Mix & Sax Mix)が流れてたりDisco Classicsが流れたりしていて自分のDJの選曲もだいぶ変わったので分けました。

A. やはり2000年前半はメインストリームが多かったんですね!
個人的なところですが、ヒップホップってネタ繋ぎ、ワード繋ぎ、こすりネタ繋ぎ、スクラッチ、2枚使いとかアゲどころってメチャクチャ(ヒップホップの醍醐味ってギミック満載なとこだと思います)あるんですが、メインストリームDJはそれが極端に少なくて微妙だったな〜って記憶ばかりでした。
もう、曲単発で盛り上がる楽曲をDJするって感じが多かった気がしました。
自分もDJ Celoryさんとか他著名なヒップホップDJを現場で聴きましたが、メインストリームでもクラシックでもバチバチにハメてくる感じで楽しかった。
といっても僕自身全然ヒップホップDJじゃなかったですけど、それを求めてヒップホップのクラブに通ってました笑

過去の貴重な話しもありがとうございます!

Y. ネタ繋ぎとかワード繋ぎに面白みを感じるとメインストリームだけでは収まらなくなってきますよね。自分は元ネタを見つけた時の興奮が堪らないくて音楽を掘り下げましたね。DJしてる時にジャンルや年代を変える時に意味を持たせたくて一時期元ネタだけ探して買ってた時期もありました。笑
本当は2枚使いやスクラッチもバシバシやりたかったですが。(練習不足もありますが苦手です。笑)

CeloryさんやDJ Ta-Shiさんを伊那に呼んでくれるイベントがあり、めちゃくちゃ楽しかったです。今思い出してもさすがプロだなーと思いますね。

※音・画質ともに悪いですがDJ Ta-Shiさんの素晴らしいプレイはコチラを参考にどうぞ

A. 個人的にですが、ひとまわしてからこそわかる2000年前半のメインストリームのサウンドってやはりヒップホップでよく聴けばわかるワード繋ぎができるなと、、、。
ヒップホップでなくインストで捉えるとテクノ方面のビートダウンなトラックもあったり、後期のJ Dillaな感じだったり。
基本的に煽りのラップは嫌いですけど笑、なんか2000年前半メインストリームにポテンシャルを感じてます。
自分はやらないですけど爆笑

Y. 自分は今になって分かるネタやワードはありましたね。
当時は聞いてるだけでカッコイイから聞いてた部分もあったので、それだけで満足してましたね。それが今の肥やしになってるんですが☺

今回のMIX CDも2000代前後の曲の元ネタを入れたりしてるので、聞きやすさあるが思います☺

A. 伊那、飯田でイベントを行なってた際の集客ってどうでしたか?
当時の地方集客事情を知りたいです!

Y. 正直集客は厳しいかったですね。当時は伊那の方が集客良かった気がします。
ただ飯田も色々企画したりして、年々お客さんが増えてきてくれたとは思いますね。とにかく当時は楽しかったです。

自分は若い時は南信はメインストリームの方がアンダーグラウンドより集客良かったと思います。
今はメインストリームもアンダーグラウンドも一緒かなと思いますね!!
自分も歳を取ってメインストリームのパーティーにあまり遊びに行かなくなったのもあるので、今はあくまでもイメージです。

3. ミックスCD”Souls”について

A. 今回のCDの話しにしますね。
CDをリリースした経由や今回の作品のテーマを教えて頂けますか?

Y. 今回のCDリリースの経緯ですが感染症が広まってから現場でのDJが全く無くなりタンテを触る時間も減っていってて、時間はあったので、また何か目標を持ってタンテの前に立ちたいなと思いMIX CDを作ろうと思いました。(録音、編集は自分でやる)

作品のテーマとして自分はDJをする現場の雰囲気が好きなので、自分が現場でしてきたplayを録音しました。パーティーの始まりから終わりまでを表現してみました。

A. ミックスCDについては曲の繋ぎがメチャクチャ心地良く”Ryuhei The Man”さんの様だなって思ったのが第一印象でした。
生音のDJで影響されたのは先に公言されていたRyuheiさんと飯田クラブのオーナーさん以外にはいましたか?

Y. MIX CD、ありがとうございます。曲の繋ぎはめちゃくちゃ考えますね。生音は特にMIXしずらい音源が多いので前よりもしっかりレコードを聞くようになったと思います。

生音で影響を受けたのはRyuhei The Manさんと飯田のクラブのオーナーの先輩ですかね。

ただモメンタムでDJさせてもらうようになり長野県で生音のDJされてる方との親交が出来たので、そういった方達とDJする時は勉強させてもらってますね。

あと生音だけじゃないと
AS a.k.a ARMSTRONGとは、ずっと一緒にDJしてきて切磋琢磨してきたので影響は受けてると思います。

A. 次はAS氏のミックスリリースを期待するしかないですね笑
煽ってください😆
今回の作品のミックス時のスムーズさの注目は勿論ですが、曲名というか曲の背景繋がりがありました。
白人ファンクバンドのあの曲から、JB関連のアノバンドの皮肉満載なアンサーファンク (CD購入特典のQRコードでトラックリスト公開してます)、曲単発だけで聴いたらファンククラシック所謂レアグルーヴ・クラシックが続いてるって感じですが、知ってる人にとっては、この展開ってヤラシイですよね。
意識してやりましたか?

Y. そうですね!ASくんに催促してみます!笑。

そうですね。あそこのMIXは意識しました☺MIX CD作る時にあーゆー背景もちょっと入れたいなと思って選曲しました!
本当はアンサーソングを作る事になった元の曲から順番に入れようかなと思ったんですが、ちょっとやり過ぎかなと思い辞めました。笑

A. はは笑
計画的な憎い選曲しましたね!
計算されているとわかればより深く楽しめる、噛めば噛むほど楽しめるスルメ的ミックスです笑

新譜系、旧譜ともバランス良く収録されているところも面白かったです。
今の気分で選ぶ新譜を5曲くらい選ぶならば?(アルバムでも良いです)

Y. ありがとうございます!分かってもらえると嬉しいですね☺
自分はあまりジャンルや年代を絞ると単調になって苦手なので、雰囲気変えたい時とかはジャンルや年代変えていきます。

新譜ですが
1. Parker Louis - No Love, Lately
2. Shuko - JAZZTERFIELD (アルバム)
3. Kazumi Kaneda - Morpheme Tone (アルバム)
4. ANIMATION BREAKS VOL. 1 - DJ DOUBLE S & DJ LIL' CUT
5. GRAMOPHONE ALLSTARS MEETS ROBERTO SANCHEZ - LET'S GET IT ON

新譜と言っても2~3年前もあります。今の気分ってより、最近買ったレコードになりますね。
コロナせいか踊るより、じっくり聞くような曲が多いですね。

A. 話しを対談にもどしますね😊
その時の気分やタイミングで好みは変わるのは当然ですが回答ありがとうございます。 
現在の活動情報、今後の活動予定やリリースの予定を教えて頂けますか?

Y. こちらこそありがとうございますm(_ _)m
現在の活動情報や今後の活動予定はコロナの関係でないですね。配信でDJやらせてもらえる所あれば、出させてもらってます。
リリースの予定もハッキリはしてないですが今回のCDの流通が一通り落ち着いたら、制作に入ろうと思ってます。
後は仲間たちも誘って色々リリースしていきたいですね。
自分の住んでる地域はそういった所がまだ弱い地域なので。

A. この度は対談ありがとうございました!今後のリリースも期待してます!

Y. ありがとうございました!

4. Yutaro : Souls 詳細

year/2021
country/Japan
label/POPPY RECORDS (ポピーレコード) (Not Cat#)

長野県の田舎から、、、
Ryuhei The Man氏や地元の先輩DJから影響を受け、独自の視点にて体現するソウル・ファンク・ディスコミックス作品。
地方からこそ産まれ育った純粋無垢なソウルをお届けします。

トラックリストは購入時に別封入のQRコードから閲覧可能です。
そのトラックリストを見ながらこのCDを聴いたらより楽しみが倍になるでしょう!

それは、、、

・冒頭のPleasureの”Dance To The Music”は自身が本作品の思い入れであるテーマ
“とにかく現場感を出したくて、よくかけるレコードを選んでます!自分なりのパーティーのオープンからラストまでを表現してみました!”
を予感させる楽曲ながらもその曲名までも意識した選曲。


・4曲目は3曲目のJBからのアンサーソング。これってレアグルーヴクラシックだけども曲の背景までも知らなければ出来ないよねって繋ぎ。トラックリストを見てニヤリ笑

あとはカヴァー曲つなぎやリミックス違い。隠れた小技を使いつつも全体のミックスがスムーズ。
これは本人がリスペクトするRyuhei The Manさん的な心地よい繋ぎで、繋ぎの違和感を感じません。
ラストの曲も個人的に大好きなメロウなソウル。数年前の曲だけど、近年のニューヴィンテージソウルの先駆け的なソウルで、やはりいつ聴いても最高です。

Text by Asahi Kurata (mother moon music)

【推薦コメント】
このMIX CDは、長野の片田舎の素朴な男がただひたすら磨き続けたSOULの結晶。

今回、新旧問わずセレクトされた曲は、常に彼のレコードバッグに入っている現場重視の曲達だ。
20代前半、DJの魅力に取り憑かれた彼は、30代後半にさしかかる現在まで(踊れる音楽)にこだわってきた。
体が思わず動くパワーを秘めたダンスミュージックに自らの心までも動かされてしまったのだ。
不器用な男がただひたすらに磨き続け、育てあげたスキルと魂をそのまま詰め込んだこのCDを、是非とも手にとって聴いてほしい。
AS a.k.a ARMSTRONG



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マザー・ムーン・ミュージック
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