Ayurvedic meal〜食事法〜
こんにちは!
今日はアーユルヴェーダのお食事について少し紹介したいと思います。
アーユルヴェーダの食事法で、様々なガイドラインがありますが、まず誇張して言いたい大切なことは、"徹底的によく噛んで飲み込むこと"
です。唾液には消化酵素が含まれており、口の中から消化が始まっているのです。このことをしっかりと意識して、唾液とよく混ぜるようにして食べ物が液状になったら、やっと飲み込みます。
それではこちらでのお食事の詳細を公開します!
朝起きたらまずカシヤというハーブを飲み
朝ごはんは 8:00am
大概アーユルヴェーダライスのシンプルなお粥とムング豆(緑豆)を煮たもの
シンプルだけど何故かとても美味しいです。
ごはんは3食、全て同じ時間に部屋に持ってきてもらえます。このようなPOTで運ばれてきます。
11:00am スープをいただきます。
ビーツ、キャロット、パクチーなど様々な種類のスープ。毎日強めにヒング(アサフェティダ)というスパイスが効いています。
そして、消化力の最も高い時間、
お昼ごはんは、もっとも豪華です12:30pm
6つのラサ(味)と、水分と油分がたっぷり含まれた作りたての食事。スパイスはマイルドに効かせており、調理もとてもシンプル。消化に良く、満足感を得られるバランスが考えられています。
基本的には、
・アーユルヴェーダライス
・バターミルク(牛乳を少し発酵したようなドリンク)のスープ。ターメリック、カレーリーフ、フェンネルが入っています。酸味が強い。
・ダル(豆)のカレー。イエロームングかムング豆で、スパイスはシンプルにマスタードシード、カレーリーフ、サフランかな。
・苦味のある野菜(オクラ、瓜系、さやえんどうなど)は、ココナッツの身とカレーリーフ
・甘みのある野菜(ビーツ、レンコン、にんじんなど)は、マスタードシード、カレーリーフなど…
・チャパティ(全粒粉だけでつくったナンのようなもの)
わたしが作った資料ですが、アーユルヴェーダのお食事として、これらのバランスを全て考えられているお食事を提供してくださいます。この全てのメソッドが含まれているアーユルヴェーダの食事を提供してくださる施設、お店を探すのは世界中でもかなり少ない為、この施設をわたしの師匠が絶対的におススメしてくれた理由がよくわかります。
味、質のバランス、水分、量のバランス。
これらが揃った食事は満足感を得られやすく、消化にも適していると言われています。
体と心のバランスを保つことができる本来の食事です。
スパイスも強すぎることなく、シンプルで爽やかなものばかり。調理も最低限のことしかされていないですし、野菜の味がとても美味しい。新鮮さを感じられて、飽きが来ません。一般的に知られているインド料理とは大違いですよ!
16:00pm には、
甘いティーと、フルーツが出てきます。
この時間はVataという風の要素をcalmingする為に甘いものが役立ちますね。フルーツは酵素を多く含み、消化するのが早い食材なので単体で食べることがマストとされていて、30分くらいで消化すると言われています。
17:30pm 夜ごはんもとてもシンプル。
上からドーサ、イドゥリ、お粥。
夜にかけてまた消化力が下がってくる時間なので、夜ご飯も消化に良い食事をします。
これが基本の食事ですが、また本格的なパンチャカルマ が始まると、少しずつ食事が個人個人で変わってきます。
最後に、毎週水曜日の夜にあるコミュニティディナーの様子とお食事をご紹介します。
みんなでカラオケをしたりゲームをしたり、お食事をしながら歓談したりして楽しみました。
Japanese! と、ドクターに名指しで悪ノリされて、日本を代表してわたしもアカペラで歌いました。笑 何を歌ったかというと、"さくら"です。誰も知らないからいいやと歌詞がめちゃくちゃだったと思うので、日本人が在席していなかったことを祈ります。
この日食べたお食事は、米の麺のようなもの。
これも消化に良い食べ物でした。
以上、こちらでのアーユルヴェーディックな食事の基本バージョンのご紹介でした。
よければ参考にしてみてくださいね!