見出し画像

【新卒→先輩 インタビュー】仕事を楽しむプロフェッショナル(蒲元樹)

こんにちは!
2022年卒でマザーハウスに入社した加藤と稲葉と申します!

新人の私たちから先輩スタッフに、「MH語」に関するインタビューを行いました。今回はその内容をお届けします!

「MH(エムエイチ)語」とは、マザーハウスの頭文字をとっていて、働くみんなが大切にしたい価値観を表した言葉です。(詳しくは、過去の記事もご覧ください!)

そんなMH語の中から、今回は「Keep Walking」という言葉について、地方中核エリアマネージャー(2023年3月現在)の蒲さんにお聞きしました!Keep Walkingはマザーハウス代表兼チーフデザイナーの山口の座右の銘でもあり、著書のタイトルにもなった言葉です。この言葉を中心に、蒲さんの仕事に対する考え方やワクワクするような夢など、盛りだくさんな内容な内容をお聞きできたましたので、ぜひご覧ください!


名古屋初店舗を立ち上げ、星ヶ丘テラス店店長、地方中核エリアマネージャーを担当する蒲さん。新人の私たちからすると雲の上ほどの存在ですが、「成長したい、毎日思っている」
と40歳を超えているとは思えないほどのキラキラした眼差しが印象的です。

独自の道を切り開く蒲さんをKeep Walkingさせる原動力は一体何なのか探っていきます。

仕事を自主的に作ることがKeep Walking につながる

今でこそマザーハウスを牽引している存在ですが、新卒で入った会社では苦しい思いをしたと語る蒲さん。

 「本当にダメダメだったんだよね。新卒が5人いてその中で1番結果がでなくてさ、できない自分には仕事が全然振られなかった。仕事をもらえず、責任を与えてもらえないことが、人生で何よりも悲しかった。」

その経験から、仕事は自主的に作るものだと学び、当時の思いが今でも蒲さんの根底を支えているのだそうです。自主的にやったときの楽しさこそが、まさに蒲さんをKeep Walkingさせるモチベーションになっているんですね。

私たちは、与えられた仕事をこなすことに必死になり、いつの間にか誰かのために仕事を行っていたことに気付かされました。

「自分のやりたいことを成し遂げるために何の力をつけたらいいのか明確にすることが大切なんだよね。そうすれば、たとえ振られた仕事だったとしても、力をつけるために必要だと自分事に捉えられる。」
と蒲さんはおっしゃっていて、仕事は自主的に作ることに楽しさがあり、捉え方は意識次第で変えられると学びました。

小さな目標と大きな目標


自主的に行う仕事には楽しさもあるが、同時に恐怖も生じる、と蒲さんは言います。
「会議のとき、社長の山口さん、副社長の山崎さんが、ばんばん議論をするなかでついていけない気がするときもあるんだよね。でも、そのなかでも最低限これは言う、というミニマムな目標を掲げる。大きい仕事、大きい成功ばかり求めていると、それができなかったときに何も動けなくなってしまうけど、小さい仕事、小さい自主性があると楽しくなる。」

それを聞いて私たちは、周りの先輩と比べてできない自分にがっかりすることもありましたが、小さなこと、目の前のことに向き合い、Runningではなく、Keep Walkingしていけばいいのだと思いました。

  蒲さんは目標を段階的に設定し、小さいことからクリアしていますが、それと同じくらい大切にしていることがあると教えてくださいました。それは、大きな目標をより大きくワクワクするものに設定することです。例えば、星ヶ丘店で接客していた時は、「1客3客」を常に意識していたそうです。
「みんな、売ることを一番大きなゴールにしているんだよね。でも、僕は1客3客を目標にしていた。1人のお客様には3人の大切な人がいて、その3人の人に対しても、その人が語りたくなるような接客を大きな目標にしていたんだ。」
その結果、1人のお客様がなんと10人ほどのご友人を星ヶ丘に連れてきてくださったこともあったそうです。

 「例えば50m走では、ゴール直前で疲れてしまう。でも、60m走るつもりでいると、50mがとても早くなる。売ることをゴールに設定すると売るまでが遠くなるけど、売った後のことを一番大きなゴールにすれば、結果的に売るまでが近づくんだ。あえて大きく描くことで、案外目標が近くみえてくるんだよね。

今後もKeep Walkingが止まらない蒲さん

マザーハウスを支え続けてきた蒲さんですが、今後についても熱い胸の内を明かしてくれました。

「成長したいよ、もちろん。毎日思っている。地方とか東京とか関係なく、日本のどこにいても、マザーハウスで働く人が輝けるような組織にしたいね。地方の店舗を輝かせることが今のモチベーション。あとは、グリーンファクトリーをモデルにしたような販売施設を作りたいな。商業施設とかも作りたいな!あとは…、」
やりたいことが次々浮かび、止まりません。


自分の心が動かないことは、目標にはしない」という蒲さんの夢は、その情景が浮かび、聞いているだけでもワクワクが溢れました。 
MH語インタビューをするまでKeep Walkingをとても難しく捉えていましたが、辛い過去も忙しい日々も楽しそうに語る蒲さんをみて、Keep Walkingとは難しくもあるが楽しくワクワクすることなのだと感じました。どんな経験も自分の財産にすること、そしてその財産は自分の捉え方次第で彩り溢れた楽しいことに変換できるのだという可能性を学びました。

インタビューの最後には
「一緒に成長していこう、負けないよ。」
という言葉をいただきました。

私たちも、どんどんチャレンジし、マザーハウスの未来を共にKeep Walkingしていきます。



蒲元樹(かば げんき): 地方中核エリア エリアマネージャー。2015年入社後、名古屋初出店となる星ヶ丘テラス店の店長などを経て、2020年より現職


この記事を書いた人:加藤めぐみ・稲葉汐美 

 


読んでいただいてありがとうございました!マザーハウスをもっといろいろな角度から楽しんでいただける毎日の出来事を、生産地やお店からお届けしていきます!