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地域おこし協力隊平本菜緒さんインタビュー

今回、マザーベースプロジェクト✖️Art Fun Fes2023で、地域おこし協力隊の平本さんと一緒に松之山を詰め込んだシンプルな大人のアクセサリーを販売します。

なぜ手作りの松之山の地域に根ざしたアクセサリーを作ろうと思ったのか?そのきっかけや地域おこし協力隊の活動についてもインタビューしてみました!

アクセサリーブランドAmeyaについて

まる「まず、なぜ松之山の地域に根ざしたアクセサリーを作ろうと思ったのですか?」

平本「元々ものづくりが好きだったので、移住当初からずっと〈地域で“ものづくり”がしたい!〉という思いがありました。」

まる「平本さんは移住して地域おこし協力隊になられたんですね」

平本「はい。私自身は千葉県出身ですが、祖父母が浦田の出身で小さい頃からよく遊びに来ていました。なので景色や空気が綺麗、食べ物がびっくりするくらい美味しい事などは元から知っていました。」

まる「移住生活はどうですか?」

平本「移住しないとわからないことばっかり!と、ひしひし感じています。大変なこともありますが、私が感じる浦田の一番の魅力は、人があったかいところです。夫婦で2019年の2月に移住して来ましたが、ちょうど雪真っ盛りの時期で…雪掘りの右も左もわからなかったので、地域の方が(自分の家の雪掘りもあり忙しいのに)時間を割いて雪掘りを手伝ってくれたり、雪大丈夫かー?と様子を見に来てくれたり…」

まる「それすごいわかります。お隣さんがかぼちゃをくれたり、滞在していない間に畑にひまわりの種を蒔いてくれていたり・・・」

平本「そうなんですよね。移住2年目の春に長男を出産しましたが、妊娠中から「これ妊婦さんに良いから食べて!」といろんな方が身体に良いものを持ってきてくれたり、産まれてからも、子どもの遊び道具を譲ってもらったり・・・都会で暮らしていたら経験できない事ばかりです。移住当初から今現在も、地域の方にたくさんお世話になっています。」

まる「素敵なエピソード🎵」

平本「そんな中、協力隊の活動で地域の方から伝統工芸の「あけびづる細工カゴ」の作り方を学ぶ機会があり…この「あけびづる細工」がとっても楽しくてハマってしまい、このアケビのつるを使ってオリジナルの“もの”を作れないだろうか?と思ったのがきっかけです。」

まる「なるほど!」

平本「アクセサリー作りを選んだのは、お土産にアクセサリーを購入した方が、ふとしたときに松之山を思い出せるように…と思ってのことです。わたしも旅行先でアクセサリーを購入するのが好きですが、お土産のアクセサリーを身につけていると、購入した地域のことを思い出す機会がたくさんあるんです。」

まる「聞いているだけで温かい気持ちになってきました。私も実際平本さんのアクセサリーを東京で行ったふるさと回帰フェアで購入させていただきましたが、本当に思い出しますね。なんせお米が入っていますしね!」

平本「夫からまるカリさんが遊びにきてくれたと聞きました!ありがとうございます。きっかけはアケビのつるでしたが、その他にも松之山でとれた魚沼産コシヒカリや野花のドライフラワーなどを使って、松之山ならではのアクセサリーを作っています。」

まる「手にとった人にどんな気持ちになって欲しいですか?」

平本「お土産として購入していただいた方には、地域の素材でこんな可愛いものが作れるんだ!と、松之山をもっと好きになってもらえたら嬉しいです。そしてECサイトで購入していただいた方には、私のアクセサリーがきっかけで松之山に興味を持ってもらえたらとても嬉しいです。」

まる「購入した方にメッセージをお願いします」

平本「アクセサリーを身につけることで松之山を思い出していただき、松之山に来たことある方もない方も遊びに来てほしいです。景色は綺麗だしご飯も美味しいし、温泉やスキー場、キャンブ場など楽しいところがたくさんあるので…!」

まる「アクセサリー作りの今後のビジョンを教えてください?」

平本「現在は地域おこし協力隊の活動の傍らでアクセサリー作りをしていますが、退任後もずっと松之山に住み続けたいと思っているので、長く続けてたくさんの方に知ってもらいたいです。その根底には、自分がずっと松之山に住み続けたいからこそ松之山に遊びに来る人や移住する人が少しでも増えてほしい…という思いがあります。」

まる「このアクセサリーは松之山テイストというECサイトで購入できるんですよね?」

平本「はい!私のブランドだけではなく、松之山が伝わるお土産が他にもあるので、ぜひ覗いてみてください」

地域おこし協力隊について


まる「このアクセサリー(松之山のお土産)を作成する活動は、地域おこし協力隊に加えて、もっと松之山を知って欲しいという気持ちで個人でスタートしたとお聞きしましたが、地域おこし協力隊としては普段どんな活動をされているんですか?」

平本「いろいろな活動を行なっていますが、主体となるのは“田舎体験のお手伝い”と“地域の発信”です。」

まる「一つずつ教えていただけますか?」

平本「田舎体験は、浦田のNPO法人ふるさとワッショイが都市部の子どもたちを受け入れ、田植えや農村体験、あけびづる細工・藁草履作り体験などを行なっています。私も地域の方と一緒になってお手伝いをしていますが、私自身まだ慣れていないことばかりで勉強しながら楽しく活動しています。」

平本「地域の発信では、浦田のSNS・ウェブサイトで景色やイベント等の発信を行なっています。先日は、浦田で産まれた子猫の里親募集をSNSで呼びかけたら無事里親さんが見つかった…なんてこともあり、少しずつですが浦田と”誰か”を繋げるお手伝いをさせていただいています。」

まる「素敵です。マザーベースに来た人たちも峠733プレゼンツの農家体験などに参加させて頂いたりしています!普段は出来ない貴重な体験ですよね、それにその地域に愛着が湧きます」

平本「ありがとうございます!他にも、私が地域おこし協力隊として浦田に着任する前から公式ホームページはありましたが、〈もっと浦田の良さが伝わるホームページにしたい!〉と思い、協力隊の業務としてリニューアル作業に携わらせていただきました。」

・浦田ウェブサイト(リニューアル前)

・浦田ウェブサイト(リニューアル後)

※浦田の公式ウェブサイトが9/15にリニューアルしました。

まる「サイト名から愛を感じますw」

平本「実際に訪れないと伝わらない良さもたくさんありますが、“インターネット上で調べてある程度わかる”ことは遊びに来たい人や移住したい人にとって“より地域のことを知りたい”きっかけになるのかなと思い、浦田の見どころ盛りだくさんのウェブサイトにしました。」

松之山地域の協力隊で参加しているSSDC事業創造プログラムについて

まる「精力的に動かれているんですね!それに加えて今新しくサービスを立ち上げようとしているんですか?」

平本「地域おこし協力隊は普段は自分の配属先の地区・集落で活動を行なっていますが、今回は「松之山地域の協力隊」としてチームで松之山の課題を解決できないか?という視点から、松之山の協力隊数人でSSDC事業創造プログラムに参加することにしました。」

まる「SSDCさんには私もお世話になっています!具体的にどんなサービスなんですか?」

平本「具体的には「松之山への移住支援サービス」ということで、松之山に移住したい方の〈移住したいけど、住む家や仕事がなかなか見つからない〉〈集落にうまく溶け込めるかな?〉などの不安を解決するための手法を探っています。」

まる「現状どんな課題があるのですか?」

平本「一番の課題は(住む家が見つからない)という部分で、松之山ってとっても良いところなのに、住むところがなかなか見つからないんです。人口減少の背景と、松之山学園の雪里留学などから移住希望者が増えてきている現状があるので、解決したい課題です。」

まる「まだ今サービスの立ち上げについてサポートしてもらいながら、進めている最中なのですね」

平本「はい。実際にこの事業が行えるかはまだわかりませんが、SSDCの方々にたくさん協力&サポートもしていただいています。事業創造プログラムで得た知識は協力隊の活動に絶対に還元するぞ!という気持ちで取り組んでいます。」

まる「応援しています」


リンクまとめ

平本さんのアクセサリーはここから購入できます!


・古民家アトリエAmeya Instagram

https://www.instagram.com/atelier_ameya/

・浦田ウェブサイト(リニューアル後)

・浦田 X

・浦田 Instagram

https://www.instagram.com/urada_tokamachi/

・浦田 Facebook

https://www.facebook.com/urada.tokamachi/


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